「ちはやふる」がもっと面白くなる競技かるたの徹底解説パート2

大石天狗堂より

前回の記事「ちはやふる」がもっと面白くなる競技かるたの徹底解剖パート1に続き、今回も「ちはやふる」がもっと面白く読めるようになるための「競技かるた」の基礎知識をお伝えします。

競技かるたを知ることで、より面白く「ちはやふる」を楽しんで頂けると思います。

今回はシンプルに「競技かるた」と「小倉百人一首」に的を絞って解説していきますので、「かるた」について何か知りたいことがあったときには、この記事を参考にしてください。

【競技かるたの用語集】

漫画「ちはやふる」に頻繁に出てくる競技かるた用語を解説していきます。漫画だけでなく、アニメ「ちはやふる」を見ていて疑問に思った用語は、こちらでチェックしてみてください。

<あ行>

1、当たり札(あたりふだ)
詠まれた歌に該当する札のことを指す。競技かるたでは、相手よりも当たり札を早く取れるかが勝負となる。

2、暗記時間(あんきじかん)
札の配置を覚えたりするために、試合前に設けられる15分間の時間を指す。

3、運命戦(うんめいせん)
試合において、自陣・敵陣ともに、残り札が1枚になった状態を指す。一般に、運命戦で敵陣の札を取ることが困難なので、自陣の札(手前の札)を確実に取る方が良いとされている。
マンガ「ちはやふる」では、太一が運命戦に持ち込まれる場面が度々描かれている。

4、近江神宮(おうみじんぐう)
滋賀県近江神宮のこと。小倉百人一首の一首目を詠んでいる天智天皇が御祀神となっている神社であることから、かるたの聖地として様々な公式戦が行われている。

5、大山札(おおやまふだ)
6字決まりの札を総称して言う。6字決まりの札は、「わたのはら」「あさぼらけ」「きみがたけ」がある。大山札の言葉の語源は諸説あるが、「6字決まりの札を取るときに、決まり字を聞き終わる前にどちらかにヤマを張って取ったから」という説が最も有力である。

6、送り札(おくりふだ)
敵陣の札を取ったり、相手がお手つきをした時、相手に渡す札のことを指す。どの札を送るか、送り札がどこに置かれるかなど、この「送り札」には勝敗を分ける重要なポイントがある。

7、押さえ手(おさえて)
札を押さえて取るという札の取り方の一種。競技かるたでは、札を手で払う「払い手」を使い、札を取ることが多い。

8、お手つき(おてつき)
出札がある陣とは違う陣を触ってしまったことを指す。具体的には以下の3通りの場合がある。
・自陣にある札が読まれたのに、敵陣の札に触れた場合
・敵陣にある札が読まれたのに、自陣の札に触れた場合
・空札が読まれたのに、札に触れた場合
「お手つき」をした場合、相手側から札を送られるため注意が必要。

<か行>

1、囲い手(かこいて)
競技かるたの技の一種。札を囲い、相手に出札を取らせないようにする技。
主に、大山札などの決まり字の長い札の時に有効とされている。

2、上の句(かみのく)
短歌の1句目、2句目、3句目を合わせて上の句という。競技かるたは、この上の句の最初の数文字で該当する札を判断し、先に札を取れるかを競う競技である。

3、空札(からふだ)
百人一首100枚のうち、その試合で使われない50枚のことを指す。

4、感じ(かんじ)
読まれた音に対する判断や反応のことを、競技かるた界では「感じ」と言い、
「感じが良い」「感じが悪い」という表現で使われる。

5、決まり字(きまりじ)
ここまで聞けば札が取れる、という札を特定するのに必要とされる部分。札によって、1~6文字の長さの決まり字がある。

6、競技線(きょうぎせん)
札を並べて良いとされる広さの境界線を指す。競技規定により、自陣の競技線は「(縦)3段以内×(横)87cm」と定められている。

7、源平戦
かるたの試合形式の一種。2組のチームに分かれて、主に3人対3人で行うのが一般的である。基本的なルールは個人戦(「ちはやふる」がもっと面白くなる競技かるたの徹底解説パート1ご参照)と変わらないものの、複数人で行われるので接戦になりやすいと言われている。

<さ行>

1、攻めがるた(せめがるた)
札が読まれたときに、敵陣の札を積極的に取りに行くことを「攻め」と言う。その「攻め」を中心とした試合展開に主軸を置く戦法を指す。
「ちはやふる」では、千早や原田先生をはじめとして「攻めがるた」を得意とする競技者が多数登場している。

2、専任読手(せんにんどくしゅ)
全日本かるた協会が認定した読手資格の一種。上級の資格であり、競技かるた級位A級の競技者でないと専任読手の資格は得られない。名人位戦、クイーン位戦、全国選抜大会など格式ある大会では、専任読手のみに読み手を勤めることが許されている。

<た行>

1、束(たば)
札10枚の単位を言う。10枚以上の差をつけて勝った場合などに「タバ勝ち」と使う。

2、ダブる、ダブ(だぶる、だぶ)
一方が敵陣の当たり札を取ると同時に、他方がお手つきをすることを「ダブる」と言う。またその時、札を2枚送ることができ、この状態を「ダブ」と言う。

3、友札(ともふだ)
決まり字が途中まで一緒の札のことを「友札」と呼ぶ。特に、自陣に決まり字が途中まで同じ札が複数ある場合にそれらの札を指すことが多い。友札が自陣と敵陣とに分かれていた場合は、「別れ札」と言う。

<は行>

1、払い手(はらいて)
札を取る時の技法の一種。札を取るときに払ってとる技。一般的に「押さえ手」などで普通に取るよりも早く取れる方法とされ、札を取る時の一番基本的な取り方でもある。

<ま行>

1、守りがるた(まもりがるた)
札が読まれたときに、自陣の札を積極的に取り自陣を守ることを「守り」という。その「守り」を中心とする試合展開に主軸を置く戦法のこと。対義語は「攻めがるた」。
「ちはやふる」では、真島太一が「守りがるた」を自分の戦法として見出していく。

<わ行>

1、渡り手(わたりて)
札を取る時の技法の一種。自陣もしくは敵陣の一方に、分けて置かれている友札がある場合に、その両方の札を素早く取る技。

【「小倉百人一首」の解説】

小倉百人一首とは

楽天市場より

「百人一首」とは、100人の歌人の和歌を、一人一首ずつ選び、作られた秀歌撰です。

そのうち「小倉百人一首」は、いくつかある「百人一首」の中で、歌がるたとして最も広く用いられているものです。

藤原定家が京都の小倉山の山荘で選んだとされることから、「小倉百人一首」という名前がつきました。

小倉百人一首に選ばれた和歌

小倉百人一首には、100首の秀歌が編まれていますが、ここでは漫画の「ちはやふる」の各巻冒頭に書かれている内容と関連する和歌をあげて解説します。

「ちはやふる」最新刊29巻(平成26年12月時点)までの29首を紹介しています。

<ちはやふる1巻>

「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
<意味>不思議なことが多い、神様がこの世を治めておられた時代にも、聞いたことがありませんよ。紅葉の名所の竜田川が、紅葉を散らして鮮やかな紅色に、水を「くくり染め」にしているとは。
<詠み人>在原業平朝臣

<ちはやふる2巻>

「誰をかも しる人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに」
<意味>いったい誰を心の友としようか・・・。古木と名高い高砂の松のほかに、年老いたものはいないのだけど、その高砂の松でさえ、昔なじみの友ではないのに。
<詠み人>藤原興風

<ちはやふる3巻>

「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわむとぞ思ふ」
<意味>浅瀬の流れが速くて、岩にせき止められている滝川が2つにわかれてもまた合流するように、仲を裂かれて別れさせられても、将来はきっと、必ず逢おうと思う。
<詠み人>崇徳院

<ちはやふる4巻>

「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」
<意味>久しぶりに会えたのに、見たかどうかもわからないくらいに雲に隠れてしまう夜更けの月のように、あなたも、あっという間に帰ってしまいましたね。
<詠み人>紫式部

<ちはやふる5巻>

「すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ」
<意味>すみの江(現在の大阪市住吉区)の岸にうち寄る波の「よる」ということばのように、どうしてあなたは、夜の夢のなかまでも、人目を避けようとするのでしょう。
※歌の解釈には2説ありますが、漫画「ちはやふる」5巻の内容により近いと感じる解釈を紹介しました。
<詠み人>藤原敏行朝臣

<ちはやふる6巻>

「田子の浦ゆ うち出て見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」
<意味>田子の浦(現在の静岡県の海浜)に出てみて、はるか遠くを眺めてみると、富士の高い峰に、それはそれは真っ白な雪が降りつもっているなぁ。
<詠み人>山部赤人

<ちはやふる7巻>

「こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ」
<意味>いつまでも来ないあなたを待つわたしは、あの松帆の浦(現在の兵庫県淡路島の北端にある岩屋海岸)で、夕方に海が凪いでいる頃に塩を作るために焼く藻塩のように、身を焼かれるように恋焦がれていることです。
<詠み人>権中納言定家

<ちはやふる8巻>

「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける」
<意味>七夕の夜に天の川に橋をかけるというカササギ。そのカササギが天界のような宮殿に掛けた橋に霜が降りているなぁ。その白さに見ると、夜がずいぶんと更けたなぁと思う。
<詠み人>中納言家持

<ちはやふる9巻>

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
<意味>春も終わりかしら。桜の花の色が、長雨にあたって、ずいぶんと色あせてしまったのね。その桜の花の色と同じように、私の美しさもおとろえてしまったわ。恋愛の悩みなんかに思い悩んで、むだに長雨を眺めながら、ぼんやりと暮らしているうちに・・・。
<詠み人>小野小町

<ちはやふる10巻>

「わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲ゐにまがふ 沖つ白波」
<意味>ひろびろとした大海原に、舟を漕ぎ出して、あたりを見渡すと、はるかかなたの水平線は海と空がひとつに溶け合って、雲と見間違えてしまうような沖の彼方の白波だなぁ。
<詠み人>法性寺入道前関白太政大臣

<ちはやふる11巻>

「朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に ふれる白雪」
<意味>ほのぼのと夜が明けていくころ、外を眺めると、有明の月の光かと思うほどに、吉野の里(現在の奈良県南部)に真っ白な雪が降り積もっているなぁ。
<詠み人>坂上是則

<ちはやふる12巻>

「しのぶれど 色いでにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで」
<意味>誰にも知られないように隠してきたのに、わたしの恋心は、とうとう顔色に出るまでになってしまいました。「恋の悩みですか?」とまわりの人に尋ねられてしまうほどに。
<詠み人>平兼盛

<ちはやふる13巻>

「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」
<意味>風がそよそよと、楢の葉に吹きそよぐ、楢の小川の夕暮れは、もう秋のような気配だけれど、ただ、夏越の祓のために行われている禊が、いまは夏なのだ、というしるしなんだなぁ。
<詠み人>従二位家隆

<ちはやふる14巻>

「ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする」
<意味>有馬山の近くの猪名の笹原に風が吹けば、そよそよと音がしますね。そうよ、どうしてわたしがあなたを忘れたりするでしょう。
<詠み人>大弐三位

<ちはやふる15巻>

「由良のとを わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな」
<意味>由良(現在の京都府宮津市)の海辺を漕ぎ渡る舟人が、舟を操る舵を失って、ゆくえもしらず波間に漂うように、どうなっていくのかわからない、わたしの恋の道です。
<詠み人>曽彌好忠

<ちはやふる16巻>

「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」
<意味>あなたにお逢いするためなら、死んでもよいと思っていたわたしの命ですが、お逢いできたいまとなっては、いつまでも長く生きていたいと思うようになったのです。
<詠み人>藤原義孝

<ちはやふる17巻>

「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」
<意味>あなたのことをこんなにも想っているなんて言うこともできないのだから、伊吹山に生えるさしも草(ヨモギ)の香りのように、燃えるわたしの想いをあなたはご存知ないのでしょうね。
<詠み人>藤原実方朝臣

<ちはやふる18巻>

「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ 」
<意味>秋風に吹かれて、たなびいている雲の切れ間から、もれ出てくる月の光の、なんて清らかで明るいことだろうか。
<詠み人>左京大夫顕輔

<ちはやふる19巻>

「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」
<意味>あてずっぽうに折ってみようかな。真っ白な初霜が一面に降りて、霜なのか白菊なのか、わからなくさせている白菊の花よ。
<詠み人>凡河内躬恒

<ちはやふる20巻>

「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」
<意味>恋をしている、というわたしの噂は、はやくも皆に知られてしまった。人知れず、密かに恋しはじめたところだったのになぁ。
<詠み人>壬生忠見

<ちはやふる21巻>

「わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ あまの釣舟」
<意味>はるかにひろびろとした大海原に、ぽつんぽつんと無数に浮かぶ島を目指して、漕ぎ出して行ったのだと、どうか都にいる愛しいあの人に伝えてください、釣り船に乗った漁師さん。
<詠み人>参議篁

<ちはやふる22巻>

「花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり」
<意味>桜の花を誘って散らす嵐の吹く庭の、雪のような花びらではなくて、年老いて古びていくのは、この我が身だなぁ。
<詠み人>入道前太政大臣

<ちはやふる23巻>

「逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり」
<意味>恋しい人との願いが叶った後の今の恋しい気持ちに比べたら、昔の思いなど無いに等しいものだなあ。
<詠み人>権中納言敦忠

<ちはやふる24巻>

「秋の田のかりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ」
<意味>秋の田んぼのそばにある小屋は、田んぼの番をするために仮に建てられたものだから、苫(屋根の編み目)が荒くてすきまだらけ。わたしの衣の袖が夜露にぬれてしまっているよ。
<詠み人>天智天皇

<ちはやふる25巻>

「名にしおわば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」
<意味>「逢う」という言葉をその名に持っている逢坂山に生えているサネカズラよ。サネカズラの蔓を手繰るよおうに、人知れずに、あなたがわたしのところへ来る方法はないものかなぁ。
<詠み人>三条右大臣

<ちはやふる26巻>

「人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は」
<意味>ひとを愛おしくも思い、恨めしくも思うものです。思うとおりにならなくてつまらないと、世の中を思うから、いろいろと思い悩むのですよ。
<詠み人>後鳥羽院

<ちはやふる27巻>

「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな」
<意味>風が激しいので、岩にあたる波がひとり砕け散るように、わたしひとりだけが、恋に心が乱れ砕けて、思い悩むことですよ。
<詠み人>源重之

<ちはやふる28巻>

「世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 網手かなしも」
<意味>この世が、ずっと変わらなければよいのになぁ。波打ち際を漕ぐ小舟が、引き網を引いていく様子が、しみじみと心が動かされることです。
<詠み人>鎌倉右大臣

<ちはやふる29巻>

「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いま帰り来む」
<意味>いま、あなたと別れて因幡国(現在の鳥取県)へ行っても、稲葉山の峰に生えている松の木の名前のように、あなたがわたしを「待つ」と言ってくださるのを聞いたなら、すぐに帰って来ましょう。
<詠み人>中納言行平

まとめ

今回もマンガ「ちはやふる」をより深く理解するための知識として、「競技かるた用語」と、漫画「ちはやふる」の内容に関係が深い「小倉百人一首」の和歌を紹介しました。古文の授業で習った歌も出てきたのではないでしょうか。

次回は、「競技かるたの徹底解説パート3」として、近年の競技かるたの傾向についても説明していきます。ぜひ、「ちはやふる」がもっと面白くなる競技かるたの徹底解説パート1からご覧ください。

以上、「ちはやふる」がもっと面白くなる競技かるたの徹底解説パート2でした。

ライタープロフィール

川添 勤(かわぞえ つとむ)

1968年生まれ。2010年フォロワー数20万人超えの「ハマコーTwitter」をプロデュース。
当時、日本のTwitterフォロワー数ランキングトップテン入りに貢献する。
2011年、故浜田幸一氏の最後の本となる「YUIGON」(ポプラ社)を監修。ベストセラーとなる。
2014年2月、キッザニア日本の創業者住谷栄之資氏の「キッザニア流!体験のすすめ」監修。
2014年10月には10万部を超えるベストセラーとなったゲッターズ飯田の「運命の変え方」に企画協力。

この記事で紹介した漫画

ちはやふる

ちはやふる

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

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