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コーチングの本。特徴的なのは学校の先生向けの本ということ。つまり、生徒たちに対するコーチングはどうしたらいいだろう?って切り口で書かれてる一冊。
多くの目にするコーチングの人生本は、昨今びじねすむけorスポーツ向けだと思うけど、本書はがっちり子供向け。しかも先生が実践することを目的にかかれてるから家庭での子供向けコーチングスキル向上にはいいかも。あと自分の子供たちに何か教えるときも話すときも、学校の先生目線というか、第三者目線で話すのもいいかもしれないとか思った。
序盤の「学習とは?」の説明を読んだときは無限の可能性を信じる!!とか飛び出てきてコリャどうかなぁ…と不安になったけど、以降しっかり手法の説明が入り、ケーススタディでわかりやすく解説。わかりやすかった。
コーチングって、相手が自分で目標据えて自分の意志でそこに向かうことを促すためのコミュニケーションツールの総称なのだなぁと。
まぁ何にしてもキモは目標設定で、どこに向かうかわからなきゃ話は始まらねぇと改めて痛感。まぁ課題感と計画性と責任感だよね何事も。
何度か読み返したい本です。