電子書籍
スラスラ読めて内容も濃い
2016/01/15 20:20
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投稿者:sakura88 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育て本の中ではページ数の少ない本。時間のない人でも、気楽にスラスラと読み進めることができる。イラストの挿絵がポイントを明確にしてくれるので記憶に残りやすい。
人が生きる上で大切な自己肯定感。これを育むのに親ができることを、具体例を挙げながら説明してくれます。子供の成長に合わせてヘルプとサポートの割合を変えていく。甘えと甘やかしの違い。子供が自ら行動を起こすのに必要な親の関わり方のヒントが満載です。
紙の本
子育てのために
2016/03/31 21:27
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投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を購入しました。コーチングとは相手の持っている能力を聴いて引き出す!ということです。親としての考えを押し付けるのではなく、我が子が何を言おうとしているか引き出せる親になれるように努めていきたいです。
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子どもへのアプローチもさることながら、親の子離れへの必要性を強く説く内容。
筆者も自分が完全ではないこと、親が完璧な人間でない事への気づきを促す中でコミュニケーションの図り方を挙げている。具体的なシーンを例に挙げていて分かりやすかった。
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子どもとの向き合い方に悩んでいたので、すごく参考になりました。まずはしっかり聞くことから始めてみたいと思います。
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借りたもの。
怒るはもってのほか、叱るは肝心なときに…親から外圧を与えるのが子育てでも教育でもないと思った。
まずすべきは、子どもの心に寄り添うこと。「私はあなたの言っていることを聞いているし、共感している」ことを示し、その次に教育するのだと理解した。
親が子どもの感情に共感する必要があるのは、子どもに感情や感覚を“理解させる”教育と、信頼関係を築くためにとても需要だった。
ほめる、叱る、物でつる以外の教育方法。
中室牧子『「学力」の経済学』( https://booklog.jp/item/1/4799316850 )では物で釣るのは手段の一つとしていたが…我慢させる教育と、将来的には経済的なリターンがあること(幼少期まで)があった気がする……
後半の、問題を解決する聴き方の手順は勉強になる。
親がしつけに悩むのは、無意識に「理想の子ども像」を持っているため。その期待にそぐわないため「しつけ」と称して小言や「お前は理想の子どもじゃない」という暗にメッセージを送っており、最悪、体罰から児童虐待に至る。
児童虐待が問題になっている昨今、体罰はやはり良くないと考える。虐待のほとんどは必ず「しつけのため」と言うが、親が“子供に言うことを聞かせるため”であり、“親の思い通りにならない”ことに対する報復に過ぎないからだ。
親が、まず話を聞かせる環境づくりを怠った結果だと思った。
体罰をすることは親自身にとっても、精神的に悪影響を与えていると思う。力でねじ伏せる快感があり、話し合いを放棄する可能性があるから。
そういう点でも、こうしたコーチングの技術がもっと普及してほしいと私は考える。
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本書は基本的には幼少期~思春期にかけての「子ども」が対象であるように思うが、通読してみると、単に幼い子供に対して親がどのように接したらよいのか、といった視点からだけではないことに気づく。
親自身が自分の親(子どもから見たら祖父母)と向き合い、自分が育てられてきた過程を振り返ることで子どもとの接し方を考える、つまり「子ども」が「親」の立場になった時の話もいくつかあって、いくつもの視点で子どもへの接し方を考えることができた。
本書を読む中で最も心に響いたのは、主に第1章「親の役割は何?」の「ヘルプ」と「サポート」の違いについて書かれた部分。
手をかけるということは「してあげる」ことではなく、自立させるということは「何もしない」ことではない。
「してあげる」のでも「何もしない」のでもなく、「するのを見守り、助ける」ことが本当に必要なことなのだとわかった。
こういう子育てや教育、コーチングといった内容の本は、著者の経験のみに基づいた武勇伝のようになって、それがさも唯一の正解であるかのように書かれていることが多い中、本書は世の中の普通のお母さんたちのエピソードをたくさん交えながら、1節ごとに簡潔に述べられており、説得力がある。
何より、著者自身の失敗が語られている点が良い。
子育て論のスペシャリストとして全国で公演を行う立場の著者もまた一人の母親であって、その中で試行錯誤してきた様子が等身大で書かれている。
子育てはマニュアルではないのだと気付かせてくれる。
レビュー全文
http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-458.html
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電車に乗るので、何か読み切れるものはないかなと思ったらレジ前に平積みされていた。
こうでなきゃいけないということは子育てにないと胸に言い聞かせつつ、こういう本に手を伸ばしてしまう自分がいる。
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2010/3/9 読了
ヘルプとサポートの違いを理解しなければならない。
いかに、自分が子どもの世話を焼きすぎて、成長を阻害しているか
よく分かりました。
子どもを持つ親全ての方にお勧めの本。
早ければ早いほどいい。
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赤ちゃんにとって親は保護者。保護者がいなければ赤ちゃんは生きられない。しかし成長して赤ちゃんが子どもになった時、あなたは子どもの支配者になろうとしてませんか・・・鋭い問いかけに、思わずはっとさせられた。
今日から禁止語と命令語を使わない・・・にも改めて反省させられる。小さい頃に自己肯定感を持てるか、それとも自分の欠点ばかり見てしまうのか、は一生モノの重要事項なのに、子どもにせっせと欠点ばかりを教えこむのは、確かに愚かしい。
そして一番難しいメッセージは、怒りの自動スイッチを切ること。難しいけれど、親が「枠組み」をもって生活できていれば、些細な言動に感情的に怒る必要もなくなるはずだ。
筆者の菅原さんにはハートフルコミュニケーションで15年の経験があって、しかも本職はコンサルタント。読者である親への問いかけは鋭く、手厳しく、しかし暖かい。過剰なヘルプが子どもを「被害者」にするとか、ほめ言葉は子どもを支配するとか、(嘗て自分に暴力を振るった)親は変わらないから自分を変えようとか・・・この薄い文庫本の中で、普通ではなかなか言えないことをたくさん指摘してくれる。間違いなく、子育て中の親たちの心を支える良書だと思う。
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タイトルに子どもの心のコーチングとありますが、コーチング(成長をサポートする)ために、子どもと親がどのような関係を築く(築いていく)べきか、一つ一つのテーマごとに読み易く、わかり易くまとめられています。子どもと自分との関係に加え、自分と親との関係も見つめ直すきっかけになります。読みながら、ハッと思うこと、なるほどと思うこと、多々ありました。子育て中に何度も読み返したい本です。未就学児のお父さんお母さんに是非読んで頂きたいです。
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これから母になる身としては非常に参考になった。全部の実践は難しいかもしれないけれど、折に触れて読んでこれからの子育てに役立てていきたい。
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子どもが3歳近くなったら改めて読み返してみよう。何度も繰り返し読まないと、きっと日々の生活に追われて忘れてしまうことばかりだろう。
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H22.5
「子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめないことが大切です。「いい子ね」「えらいぞ」というほめ言葉ではなく、子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。(中略)自分が役に立てる。これは喜び以上のものがあります。自分を、そんな存在として受けとめることができるのです。」(102-104頁)
子どもに対しては誉めることが大事、と単純に考えていたけどそうじゃないんだな。
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これで子育てもばっちりです。
まー、子育てに限らず、部下のいる人も読んでためになるよな気がします。
あと、結婚相手や同棲相手にもよさそう。
育ってきた環境が違う二人だから、ここ変えてほしいなと思うのはよくあること。
ここ変えてよというよりは、魔法のメッセージの方が効果ありそうです。
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子育ての本ではあるが、
「コーチング」というタイトルの通り、
親は子どもを育てる際、
「ヘルプではなく、サポートをするべきである」
という考えが、紹介されている。
確かに!と納得感をもって読み進めることができました。
どっぷりはまりすぎると極端な考えの部分もあると思うので、
参考にして、これだ!と思える箇所を子育てに盛り込めばいいと思います。
子どもに教えたい3つの力(「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」)や、
親の幸せは自分でつくるという観点も
とても大切だと改めて感じることができ、
自分のスタイルも見なさないといけない部分、
今まで通りで良いのだという部分とに整理ができた。
子育てをしているパパ・ママにお勧めできる1冊。
第1章 親の役割は何?
第2章 子どもに教えたい3つの力
第3章 子どもを幸せにするしつけ
第4章 心を結ぶ聴き方・伝え方
第5章 親の幸せは自分でつくる