紙の本
淡々とした駆け引きもの
2017/06/30 18:19
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか姿を現さず真意のわからないミステリアス攻に受が翻弄されるばかりで、終盤まで恋愛モードにならないのがじらされるというより、残念でした。
過去の回想は良かったので、単純な再会モノとして全体的にもう少し熱っぽさがあればなぁ。
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時代物&客船&身分違い&同級生。大学を中退した攻めの家庭の事情に受けの一族経営の銀行が関わっていたことを、会えなくなってから知った受け。数年後、お見合いで倫敦行きの船に乗った受けの前に突然音信不通だった攻めが現れて…。時代物だったことと表紙が今市子さんだったことが、衝動買いの原因です。
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[潰れた呉服屋の息子×大企業の三男]
色んなところのレビューにも書かれている通り、
タイタニックBL版。
まぁ悲劇ではないけど、そんなニュアンスを持っています。
ある意味新しい。
でもそれだけだったかな。
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☆あらすじ☆
裕福な成實家の末っ子として生まれた成實祥彦は
ある使命を持って豪華客船青洋丸に乗り込んだ。
倫敦までのこの船旅は祥彦の人生を決める旅だった。
そこに大学時代の同級生・伊藤龍次が現れる。
彼がなぜこの船に?
かつて伊藤は祥彦のなかに痛みを残し、そして消えたのだ。
いつでも祥彦を捕らえて放さなかった視線に、
再び祥彦は囚われるようになり・・・・・
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裕福な家の三男として生まれ育った、成實祥彦(なるみよしひこ)は、傾いた家の状況を救うために、資産家の令嬢と見合いをするための船旅にでる。
そこで、祥彦はかつての同級生の伊藤と再会する。
昭和初期のお話で、雰囲気もあるし、安心して読めるお話でした。
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これは…!途中までは本当に見事。大正浪漫たっぷりの世界で主人公が恋に落ちるまでの過程が艶やかだけどモノクロみたいなそういう微妙なバランスの上に書かれていてドツボにハマり悶絶。その後の船上でのやり取りもドツボにハマり悶絶。しかし結末は意外と呆気なく、かなり拍子抜け。途中までがかなり好みだったため、残念な作品。