紙の本
読んで楽しい本です
2009/10/13 02:27
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的な節約術などがいろいろ書かれています。買い物、住宅費、生活術など。
例えば、ティッシュペーパーは一たん取りだし、半分に切って戻せば節約になるそうです。私も実際にやってみました。確かに今までよりかなり長持ちします。ただ、ハサミで切るとき一度には切れないので、四つか五つに分けて切る必要があります。また、切り口が引っ付いてしまうことがあり離れにくくなるので、箱の中に戻す時に元々中心にあった切り口が箱の外側に来るようにした方が取り出しやすくなります。
著者は女の子を牛丼の吉野家に連れて行ったら、その子ににののしられたことがあるそうです。そこで、ローコストで幸せを感じてくれる女の子を選ぼうと決意したそうです。
私も妻との二回目のデートの時に吉野家に行ったのですが、妻はそのことを十年以上経ったいまでもブツブツと言っています。吉野家はデートにとって鬼門のようです。確かにあの吉野家は北東の方角にありました。
著者のモットーは「清く、貧しく、ゴージャスに!」ということで、高級ホテルのロビーを待ち合わせに利用したりするそうです。
私は、身の丈に応じた生活をすれば良いのではないかと思います。貧しければ貧しいなりに背伸びをせずに暮らせば良いと思っています。また、逆にお金持ちの人はお金持ちらしくしっかりとお金を使って欲しいものです。政府に消費税も入るし、内需も拡大します。
紙の本
著者のような心持で精神的幸福を得るのは凡人の私には無理な気がする
2009/10/09 21:18
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
年収200万円で年収600万円レベルの生活を送る、それが「超三流主義」。それを実践する極意について綴った書…という謳い文句につられて手にしてみました。
これは、徹底的に節約を進めるための裏技的術(すべ)をいくつも紹介した頷ける部分と、そのかたわらこれは良くできたギャグだとしか形容のしようがない情報に満ちたトンデモ本の部分とが背中合わせになっている気がしました。
効率的節約術として、家電を買うなら3月や9月の日曜の午後7時以降が穴場、スポーツクラブやエステサロンは9月が底値などの情報は、---その理由は本書にあたってもらうとして---流通ジャーナリストという著者(の肩書)の面目躍如ともいえ、なかなか読ませます。
その反面、下着のような目につかないところにお金をかけるなんて愚の骨頂という理屈には賛成しないでもありませんが、だからといって夫婦で男物のブリーフを共有しているというのは、確かに節約術だとはいえ、やはりギャグとして読むべきではないでしょうか。
著者の説く節約術が「物質面での豊かさよりも心の豊かさを」といった清廉さを目指すものではなくて、むしろ打算と思惑に満ちた卑俗な性格を帯びたものに感じられ、読んでいて心が添わないのです。本書の説く裏技のいくつかは、ブリーフの例にもあるように極端な例が見られることもあり、読んでいくと精神的疲労感を覚えました。
本書に書かれていることの多くが首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に暮らす読者にしか使い出がない情報だというのも難点でしょう。
東京都内の問屋街や激安衣料品店が具体名と共に推奨されていたり、アマンドのシュークリームの効用を紹介したり、ホテルのトイレはリッツカールトンが一押しだとか書いてあったりするので、そもそもアマンドって何?という地方在住の読者にはあまり役に立ちません。
あえて強くはお奨めしません。
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メモ
清く、貧しく、ゴージャスに(笑)
買い分けの時代
調味料→100¥ショップ
カップ麺、スナック→ドラッグストア
シャンプー、洗剤→家電量販店
アウトレット→買う物を決めて滞在は3時間以内。
家電は日曜の午後7時以降
週末の土砂降りは恵みの雨
3月は自転車が安い
6月と12月はテレビが安い
ペットボトル飲料は買わない。
同じ柄の靴下を買う。
固定費にお金はかけない。
住宅ローンは現代の小作人。
家は買うより借りるもの。
ライフステージによって一等地は変化する。
買うなら地方の激安リゾートマンション。
リゾートマンションを資本的支出として利用する。
お金を使う時は、それが「収益的支出」なのか「資本的支出」なのか考える。
お金は自分の為でなく、自分が関係する人の為に使う。
激安情報をモテの武器にする。
お金をかけずに欲しい者を手に入れる。
家電に詳しい金子
ランニングコストを意識する。
ラーメン屋に行く金額ですき焼が食べられる。
原価を計算すると外食する気持ちが失せる。
人生の損益分岐点を低くする。
定収入で生活できる力をつけて行く。
家庭にトヨタのかんばん方式を導入→「かいぜん」
見えないところにお金は賭けない。
ジャストインタイム 在庫をもたない。無駄な買い物をしない。
セコロジー
お金をかけずに自分をゴージャスに見せる。
少ないお金で女の子を満足させるのが「超③流主義」
「ルイ・ヴィトン指数」
どんな相手と交渉する時でも、お金がありそう、教養がありそうな振りをしないと
足下を見られてしまう。お金と、教養がある振りをしろ。
待ち合わせには高級ホテルのロビーを使う。
高級ホテルの常連の振りをする。
仕事ができる人っぽい演出をする。
六本木ヒルズのエスプレッソアメリカーノ
汐留のルイ・ヴィトン指数 24階 ラウンジ
トレンドスポットにはジャージで行く。
寿司屋では通っぽく見せる。
お金を使ってマスターしたっぽく。
一流ホテルの安い部屋を予約。
ロレックス&万年筆
節約は長期の投資。
節約したお金は他人の為に使う。
勉強よりも雑談力。
相手の好みを素早くキャッチ。
シュークリームで雑談力。
何かを見て自分を思い出してもらう。
人間ポータルサイト。
断らない。
頼まれる。
ギブギブギブギブギブギブ&テイク
組織、派閥では5番手を狙え。
低収入でも豊かに暮らす方法を考えればコンテンツになる。
デジカメを無料でゲット、ポイント、オークション
カードローンは死んでもつかうな。
病気はするな。
競争が激しい分野で努力するなんてアホ。
自分が楽しいと思う分野、好きな分野で勝負する。
始めから1番になれる分野を探す。
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節約で浮いたお金は豪遊に!という点が、他の「貧乏本」と一線を画する。
「値切りテク」や「底値カレンダー」など実用的にも優れている。
だが…、パンツの夫婦共有など決行するに度胸がいるものもあり(笑)。
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ホテルのトイレを使ってゴージャス気分といっているが、トイレを
掃除する従業員の立場になって考えてみたらとても迷惑極まりない
自己中心的な考え。そこまでして節約をしたいと思わない。
その他、自分勝手な意見がちらほら伺えた。
しかし、部分的には参考にはなった。
どんな内容か忘れたけど。。
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セコロジーのコネタ満載。
「年収200万円で600万円の暮らしを実現する」の帯キャッチで買ってしまった。
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TVで見かける流通ジャーナリストの本。
図書館で借りた。
セコい話が満載。嫌いな話ではないのでいいのだが、あまりに徹底されすぎ、いや、作られた話が多い気がする。
名刺の話は意外に参考になった。今度営業マンになったら試してみたい。
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著者は独創的で,とても頭のいい人だと思います。
ところどころ笑えるところもあり,その発想も大変参考になりました。
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著者は、大学卒業後に㈱ジャパンエナジー(JOMO)を経て独立。現在は、鉛筆からミサイルまで、あらゆるジャンルの流通過程を「五感」で追い続ける流通ジャーナリスト・購買促進コンサルトしてして活動。最近は雑誌やテレビ等のあらゆるメディアで情報発信をしている。
著書に「値切りのマジック」「いまどき儲かる商店街」等がある。
本書は、「清く・貧しく・ゴージャスに!貧民の、貧民による、貧民のためのゴージャス!」という節約と贅沢の両方を楽しむ「超三流主義」をキーワードに以下の6章に分けて説明がされている。
①賢い買い物術と値切りテク
②住宅費(固定費)を考える
③景気の波に左右されない強い家庭をつくる
④清く・貧しく・ゴージャスに
⑤良好な人間関係を考える
⑥身の丈を知る
最近テレビの露出が激しい著者。最近テレビを見る機会が少なくなった私でも高い頻度で著者は出演している。小太りでメガネの容姿から私たちとは少し違った視点からの問題へのコメントは気になっていた。
各章にわたって、基本的には真新しい情報というものはないものの、実際に著者が実践している節約術やそれに至った考え方や背景などが丁寧に説明されており、ページを進めるごとに共感できる点も多くなった。
興味深かった点については家庭へ「トヨタ生産方式」を取り入れたこと。①改善②ジャストインタイム③見える化等の手法を家庭へ活用している点については楽しく読むことができた。
最初から最後まで難しい言葉は使われていない。しかし、読めば読むほど味のある文章。色んな問題を自分の言葉でわかりやすく書かれており、ビジネス書というくくりではなく、いろんな人が楽しく読めるのではないかと思う。ビジネス書がそんなに好きではない主婦である妻にも早速勧めてみたい。
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ちょっとやりすぎの感はありますが
だけれども、お金がないのならば
ないなりの生活をしないといけないのは
いたって当たり前のことなんですけれどもね。
うれしかったことは
女性のブランド志向をばっさり切り捨てていること。
同性として、ありえないです。
金づるかといいたくなりますよね。
それとよりよく見せるためには
「頭」も有効に使わないといけません。
だけれども極端な節約本ではありません。
かけるところには…と言うこと。
ある要素を斬ってくれたことに満足!
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人生の損益分岐点を下げろ、可処分所得を最大化せよ―要注目の流通ジャーナリストが好不況に左右されない生き方を提唱!努力しないで「お金がなくてもゴージャスに生きる」テクが満載。
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見えないところに金をかけても仕方ない。例えば、我が家では妻と下着も共用している。また、家を買うのは勿体無い。家を買うならリゾートマンションを買って、色んな人に使ってもらうことでそれ以上のリターンを得ることができる。
など、節約しつつも気分はゴージャスに、というのが氏のモットーであるらしい。こどもの頃から節約術を考えていたというのが凄い。商魂たくましく、利発なこどもだったんだと思う。
無駄なところでは見栄をはらないが、フリーランスなので取引先などには舐められないよう、高級ホテルの常連のように見せかけたりする。必要な見栄ははるべし、というところか。どちらにしても、人は見栄をはらないと生きていけないのね。
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著者の価値観がよくわかる一冊である。
私はそれほど、この本の内容が生活レベルを落としたものとも思わなかった。
徹底して無駄をはぶき、価値をみいだすものにはそれなりにお金をかける。メリハリがついた、生きたお金の使い方だと思う。
温泉地のマンション購入や、持ち家を持たないことなど、一理。ま、私は持ち家にロマンをもっているので全部の意見に賛成ではないのだけれど、確かに固定費を減らすのが一番効くから。
男の人らしく、「モテ」にお金をかけており、それも価値観だなぁと思ったし、故人が偲ばれてかわいく思える。
ご両親の金銭感覚に対する教育もすごいと思った。参考になる。ちゃんといい学校にも行かせているし。
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徹底したリサーチに裏打ちされた買い物術や裏ワザ、いつも参考にしていました。ここまで貫徹した生き方はなかなかマネできないと思います。
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節約参考書として、手にとったが、この本が教えてくれたのは見栄をはる重要さだった。見栄なんてっと馬鹿にしている人ほど、こんな考え方があるのかとかんがえさせられる一冊!