紙の本
タイトルが良いですね
2024/02/25 11:52
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
東吾とるいが仲睦まじくて微笑ましいです。江戸の下町の四季も人情味につながっているのではないでしょうか。様々な出来事を「かわせみ」は今日も動きます。体で感じる捕物帳ですね。
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江戸の子守唄
2021/05/08 19:38
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
御宿かわせみシリーズ第2弾。東吾とるいの、お互いを思いながらもなかなか一緒になれない事情がもどかしくて切ないです。
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ダメダメぶりが目立つ
2011/11/23 08:28
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投稿者:renogoo - この投稿者のレビュー一覧を見る
御宿かわせみの女主人るいとその恋人神林東吾の身分違いの恋(町娘と一応与力の家柄のあととり)がベースになっているが、もちろん事件連発。
与力なのは東吾の兄である通乃進、本人は一応あととりっぽいけど、冷や飯食いの次男坊というかんじ、もちろん役職などない。ないのに、事件探索、同心と一緒に行動して口はさむ。一応、上司のあととりなので、もちろんみんな”あんたなんでここにいるの?”とは聞けない。
一方、るいの父親は元八丁堀の同心。 今は宿屋の女主人をしているが、れっきとした武家の出。ちなみに、東吾さんより1歳上の25歳。
まず、この二人いろいろと家の事情があり結婚できないらしいが、なぜなのか今ひとつ分からない。
るいは今こそ町方ではたらいているが、元は武家の出。 東吾さんもるいの家に婿にいってもいいとさえ思っていた。たしかにストレートではないけど、いくらでも方法はあるはず、二人がなぜこんなに深刻に悩むのかなぞ。
第2に、東吾さんダメ。
確かに仕事がない、ふらふらしている次男坊だといえ、蕎麦屋の勘定をるいに払わせるのはいかがか?
おひねりだって、るいがいつも払ってる。
次に、いくら正式な関係でないとはいえ、東吾さんが気の向くままにるいの宿に寄ったり寄らなかったり、これでいいのだろうか? 好きな時に来て、お酒とご飯食べて、仕立てられたばかりの着物に着替えてのんびり。また、気の向くまま、出て行く。 こんな男はいやだな~。それでまた、るいが辛抱強いんだ。
日陰の身で東吾さんが来てくれるだけでうれしいらしい。
こんなダメダメぶりの二人にイライラするばかりであった。
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・江戸の子守唄
・お役者松
・迷子石
・幼なじみ
・宵節句
・ほととぎす啼く
・七夕の客
・王子の滝
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2
はやぶさ新八とちがって良くヒロインが危ない目に合う。緊迫感があっていいかな。
江戸の子守唄 幼子お文
お役者松 東吾似
迷子石 娘を失った左吉
幼なじみ おていと清太郎
宵節句 るいの八丁堀時代の友人和世と兄の兵馬 るい危機一髪
ほとどぎす啼く
七夕の客
王子の滝
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初の平岩弓枝作品。
図書館で1巻が見つからず2巻から。
最初はちょっと取っ付きにくく感じたところもあったけれど、読み進めるうちに夢中になってきた。
ちゃんと1巻から読んでみたい。
るいと東吾はどうなっていくのかな?
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御宿かわせみシリーズ。第2巻。江戸の子守唄・お役者松・迷子石・幼なじみ・宵節句・ほととぎす啼く・七夕の客・王子の滝。
東吾とるいの忍ぶ恋なれど、ゆるぎない礎が出来る「江戸の子守唄」、スリの仁義が面白い「お役者松」、子思う親の狂おしい葛藤がやりきれない「迷子石」、色男の東吾にやきもきさせられる「王子の滝」など。
自分には見向きもしない東吾を恋い慕う七重のひたむきさ、七重の姉であり東吾の兄嫁である香苗の心の内など、シリーズの要となる折り合いが描かれる巻。いくら東吾がるいの亭主を気取っても、もろく崩れやすいのが心許ないながら、恋女房を傷つけまいとする姿がいじらしい。出すぎないようにするるいを思いやる嘉助やお吉、畝源三郎の応援が、人間関係のきずなや高感度を上げている。キャラクターが魅力的な巻。
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江戸情緒が溢れる捕物帳シリーズ「御宿かわせみ」の第二弾。
「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」の全8短編を収録。
相変わらず、東吾とるいの恋愛模様を背景に(るいの言動が可愛い(笑))、捕物劇が重なり合って、時にはスピード感を持ち、時には江戸風情をゆっくり噛みしめながら展開される物語が楽しいです。
最初の方の物語はどちらかというと物悲しい話が続きますが、今回は「幼なじみ」「宵節句」「七夕の客」などテレビシリーズで観た記憶のある物語も多く、テレビの配役と声を重ね合わせて楽しむことができました。やはり自分は八丁堀同心の畝源三郎がいいですねえ。(笑)また、今回は「江戸の子守唄」をはじめ、麻生家とのかかわりが描写されはじめて、東吾とるいの緊張感をもった関係もよくわかるようになっています。後半の「ほととぎす啼く」「七夕の客」、そして特に「王子の滝」はミステリー要素の色合いも濃く、多様な面を持つ本シリーズの魅力をよくあらわしているといえるでしょう。
本シリーズは長いですが、また次を読んでみようかなと思わせる作品群です。
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するすると読めてしまうけれど、残るものは少ないような…^^;
るいと東吾の二人は一緒になれないなりにも、気持ち的には安定している関係だと思います。その二人の会話とか関係性は女性作家さんならではのものがあるのかなぁと感じます。
この巻は印象に残る話があまりないように思えました。残念。
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御宿かわせみ文庫2巻、旅籠「かわせみ」を舞台にした人情捕物帖「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」8篇。江戸の市井の情景と四季をバックに、南町奉行所吟味方与力・神林通之進の弟で部屋住みの身の東吾と元奉行所同心の娘庄司るいの幼なじみで相思相愛ながら身分違いを気にするるいと東吾のなかなか進展しない恋愛模様を描く短編集。かわせみの奉公人嘉助・お吉や、東吾の友人で八丁堀の定廻り同心の畝源三郎等の会話・やり取りの中で市井の事件を解決していく。
以前地元の図書館で借りて読んでいる御宿かわせみシリーズ文春文庫全34巻だが、蔵書の抜けている、2・6・13・16・22巻を購入し読了後、寄付予定。
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一話目の江戸の子守唄が良かったです。
兄嫁の香苗さんも良かったし、
妹の七重さんも好きにはなれなかったですが心意気の良い人でしたし、
山形の紅花の色あいも想像出来て、
最後にあの子がお母さんと幸せになれそうでとても良かったです。
お役者松の変わった掏摸の松吉、
幼なじみの恋愛模様も良かったです。
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江戸捕物シリーズ第二弾。1979年刊行だから随分古くに書かれたものだが題材的にも内容的にも色あせない。結びを綺麗に装うきらいはあるが。2018.1.12
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とりたてて派手さはないのだが、掌編は読みやすいし、延々と続編もあることだし、安心して手にとることができる。
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▼「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」
▼2巻まで読んで、悪く言えばマンネリだが、良く言えば安心安定という魅力も良く分かった気がしました。(自分にとっては)面白いです。もちろん読みたい気分のときとそうじゃないときがありますけれど。
▼やっぱり、女性である「るい」が一応の感情的な主人公。作者が女性だから、というのは置いておいたとしても、やっぱり女性目線の子供や家族についてのエピソードが印象に残った気がします。
▼それも、江戸時代末期の江戸(つまり都市文化爛熟)で、独身の女性が事業主となって宿泊業を経営していて…という物語の前提なので、(東吾との恋愛自体は当然ながら江戸時代的というか昭和的な男女関係感覚ではあるにしても)女性の社会的なポジション取り、という観点かもけっこう、面白いと思います。
▼断続的に読み続けるでしょう。池波正太郎は電子で、平岩弓枝さんはBOOKOFFで、と深い理由なく決めたので‥‥。