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子どもを今、まさに育て始める親(特に父親)には、タメになると思います。文体もわかりやすいし、読み終わると、子どもに向かう自分の気持ちが変わります。
育児中の方にとっては、他人がどのように育児しているか、知ってみたいところ。この方もパパ育本を通して、多くのパパに語りかけるパワーがあります。
写真集「ダカフェ日記(撮影=森友治)」の育児本版みたいな温かみも感じました。
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子育てです。なかなか斬新でした。
文京区長さんが育休を取得するということで報道されていましたが、
霞ヶ関官僚も、地方公務員も、大企業の役員も、
みんな積極的に育休をとって、日本の子育てが良くなって欲しいな。
2010.3.6~3.13読了
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男性育休に興味をもって・・・とかではなく、
子育てエッセイ的なものが読みたくて手に取った。
(男性視点で、という点であわよくば
旦那がよんでくれないかなー、とか打算的な考えあり)
結構笑えるかんじでよかったけれど、
男性の育休という点では力が入りすぎかなー、とも思った。
結構人目(被害妄想的といってもいいほど??)が気になってるな~・・・と。
男性育休について少し押しつけがましいかんじも無きにしも非ず・・・???
こういう人がいないと認知されていかないのは確かなんだけど。
軽く読みたかっただけに、そのあたりが気になった。
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うちのオットが育休を取ることはないが(共働きではないから)、コレ読んで欲しい!
「そうなのそうなの!」と頷きながら読みました。
きっと旦那様に読んでいただくだけで、少し子育てに対する意識が変わってくれるような気がします。
男性の書いた育児本ですから説得力あるよね。
さぁ、うちもオットに読んでいただこう(笑)
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キャリア官僚の男性の中で、初めて育休を取った山田さんの奮戦記。
よかったですね~、すごく。
ホント、帯にあるとおり「世の中の男性すべてに読んでいただきたい」です。
特に、専業主婦の妻に対して「お前はいいよなぁ、家にいて、子供の面倒見てりゃいいんだから」という気持ちを持っている人に。
子育ては、子どもが小さければ小さいほど、体力勝負のところもあるので、ホント男性に向いてると思うんだけどなあ。
そして、子どもが成長すると子育ては楽になるかというと決してそうではなく、今度は精神面でいろいろ向き合っていかなければならず大変だ、という意見もとても共感できました。
いつまで経っても終わることはないですよねぇ、子育ては…。
山田さんの考える少子化対策も、とても具体的でいいなぁと思いました。
時々挟まれているマンガもおもしろい。
うちのダンナは、決して育児に非協力的というわけではありませんが、ものすごい積極的、というわけでもないので、この本を帯つけたままテーブルの上に置いておこう。
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育児は体験した人にしか分からない楽しさ、大変さがあるが、世の男性はそれが分からない。積極的に体験することで、その楽しさを味わってほしいと著者。男性が育児をすることは、自分のよりも、周囲の反応が大きく、まだまだ育児は女性がするものという常識が根強い。
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経産省のキャリア官僚だった著者が1年間の育児休業を取得し、育児に奮闘しながら考えたことや感じたこと、さらに必要と思われる施策について述べている。
育休取得のきっかけや1年間を通しての子どもの成長(兄姉を含む)、父親としての筆者の変化が非常にわかりやすい。
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少し書かれている子育ての様子が荒っぽい感じがするのと、上から目線か感じられるのが残念だったけれど、仕事と育児の両立とか、家庭における男女の役割分担といった点でいろいろ考えさせられた。
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2012年GWに経済産業省キャリアが著した作品を2冊読んだ。
本著はそのうちの1冊で、夫婦ともに経済産業省キャリアの家庭で3人目の子供が生まれた際に夫が1年間の育児休暇を取得した経験談が綴られている。
私は現在、もうすぐ2歳になる長女の保育園への送り迎えをするためにフレックス制度を利用して出勤時間を45分遅らせている。それでも上司及び部署の理解が無ければとても実現出来なかった。自分の現状と著者の経験談を重ねながら読み進め、大いに勇気付けられた。
著者は男性の子育てがしづらい場面に遭遇していき、「もっとこうなら良いのに!」と葛藤していく。社会のシステムにおいて些細なことが、当事者にとっては大きな判断の分岐点になることは非常に多いので、是非こういった経験をした方に社会のシステムを変革していって欲しいと思う。最終章に近くなると、とたんに経済産業省キャリアとしての目線が強くなり、「バラマキ政策の是非」のようなところに言及し始めて若干鼻につくが、それを差し引いても、自分にとっては充分に星5つの作品であった。
本著を読むきっかけとなったのは、佐々木常夫氏の著書に紹介があったからで、どうやら佐々木常夫塾なるものが開講されているらしい。第二回は今年(2012年)の5~6月で、業務の繁忙期だったため断念したが、是非参加してみたいと思う。
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夫婦共働き、お互い公務員で双子の育児休暇を取得した妻の三子目出産後の育休を父親が取得。これからの働き方と、男の育児参加に参考になる。高校生に娘まで喜んで読んでいた。
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今の世の中、男性が育児休暇をとることの顛末記。
自分はベストを尽くしているつもりでも、なかなかここまではできないなと思う。ここまでできれば、世の中の出生率はもう少しましになるかも、社会にもう少し活力が出るかもと思う反面、けっこう条件が恵まれていたのかなとも思う。
たいへんな努力が必要で、あまりそこには触れていないが、そこをどう克服したかが視覚化されればよりよい示唆になったかも。
挿入されるマンガはかなり視覚的に面白い。
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6年前の本。すでに少子高齢化はお国の一大事だったはず。対策の旗ふりをする霞ヶ関でも、男性が育児に本気で関わろうとするど、色々軋轢があったようです。少子高齢化対策は厚労省の担当で通産省は直接関係ないかも知れませんが、身近なことと思っていないお役所の方が政策立案している?ということが、垣間見られる本でした。
今は少しは省庁でも育児に寛大になったのでしょうか?学校の行事を手伝う男性も、私のまわりでは随分、増えてきましたが…。
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妊娠中に読みました。
これから産まれて来る我が子のことを想像しながら、育児の素晴らしさを感じることができました。
ぜひ、男性が育児休暇をとりやすい社会に変わっていって欲しいと願うばかりです。
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タイトル通りに、男性が育休を取得して子育ての悩みを抱えながら、何とか乗り切ってきたそのエピソードと育児の自分なりのコツの本、と考えるとありきたりです。それよりも、もっと家事・育児に関する悩みの深いところを照らしてくれているのではないかなと。
「男性が育休を取得することに対しての偏見」はもちろん大きいでしょうが、世間一般にはそれ以外にも「男性の家事・育児」に関する偏見はとにかくたくさんあるということ。
例えば本書の場合、著者が育休を取得していることは別として、保育園に子供を迎えに行く場合は保育園のスタッフから「男性ではまともな子育てなんてできやしないだろう」という偏見で見られることなどがあるということ。
これに限らず、いまだに男が家事や育児をすることに対しての偏見は非常に多いです。私自身そういう経験をたくさんしてきました。料理が好きだ、家の掃除が好きだ、洗濯が好きだ、そんなことを言えば、男性の同僚や友人からはそんなことして大変じゃないのか、奥さんは何してんだ、俺には考えられない、遊びに行けなくてかわいそう、男の仕事じゃないだろ、などなど。いろいろなバイアスがかかって私のことを見てくるわけです。
こういった偏見、固定観念みたいなものに対して、そんなことない、男が自分の家の家事や育児を奥さんと分担するのは当たり前のことだ、と反論が浮かぶこともあれば、そうだよねと同意して諦めている自分もいたりするわけで、この悩みはなかなか分かってはくれない。
結局は単純な話、男性が家事・育児をする歴史が浅くて市民権を得ていないから、でしょうけれども、それならばそれで積極的に家事・育児をこなそうとしている男性こそ、もっと温かい目で見てほしいなと思ってしまうわけです。下手だとしても、どうせ男だから上手くできないだろう、という目で見ずに。
本書は、そういった「表見しずらかった悩み」さえ何とかしなければ、もっと男性の家事・育児参加に対する理解が世の中に浸透しなければならないという気持ちが随所に見られたような気がします。ただの育児アドバイスではなく、偏見に晒された時の著者の気持ちを共有することで、今現在育児・家事に奮闘している我々の力になってくれる、そんな思いが込められているように感じました。
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社会人男子は読むべき一冊!
まだ独身だが、将来共働きで家庭を築きたいと思っているため、とても参考になった。
男子も子育てに参加する社会になると思う。