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人生「壁」の連続。でもその「壁」も捉えようによってはこんだけプラスになる、と感じた一冊。高みを目指すためには「壁」は必要不可欠。これからはそれを念頭におこうと思った。何かに迷ったり悩んだりしたとき読み返したい。
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「青春は人生で最も暗い時期だ。明るいだけの青春は思い出という作り話だ。来るべき実りに備えて根を張り、栄養を蓄えている時期なのだ。表には見えない、暗く深い土中でこそ、根は伸びていく。bear fruitのbearは重さに耐えて運ぶ、という意味だ。果実が実るとき、そこには必ず、風の強さや夏の暑さに耐えてきた過去がある。暗さを認識したとき、それはもう夜明けが近いという証なのだ。」「スランプとは射る前の弓」
暑苦しい本なんだけど、なんかすっげー落ち込んでたとき元気貰った。
なんで落ち込んでたかは忘れた(笑)
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著者は、代々木ゼミナールの人気講師である。
大きな壁が立ちはだかった時、頑張って、まず目の前の小さなひとつ越えることで、それを脳と体が覚えてくれる。
そのまま、何となく放置してスルーしてしまえば、さらに大きな壁となって、再度、目の前に現れるのだ。
やはり、壁は、越えていかなければならない。
勉強面での記憶に関しても、努力無しで、良い方法なんてないのだ。
何百回、何千回と繰り返す事しかないのだ。
そして、失敗した時こそ、能力を大きく伸ばすチャンスと捉え、前向きに頑張りたい。
私は、彼のことはこの本で初めて知ったのだが、
良い意味で、独特な個性を持ったやり方に、とても興味を抱いたのであった。
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西谷さんの本
代ゼミの教科書に
zepのロゴ、radioheadのイラスト、イエモンの詩が書いてあった時は本当に驚いた。
烏滸がましい言いぐさだが、彼とはきっと趣味が近い。
若者の思う、カッコイイ大人の記号を体現している人だと思う。
色々批判もあるけれど、今でも僕は彼の事をカッコイイと思う。
理想を語り、愛を語り、詩を語る大人。
それでいて社会的に自立している。←これ重要
人生は辛く悲しい事だらけだ。
だけど、生きる価値はある。
いつかお会いしてみたい人の中の1人だ。
無味乾燥の教科書の中に、中原中也の詩をいれる事により
そこに世界が広がったエピソードが一番心に残る。
自分の愛する世界を持つ。
それを仕事と融合させる。
これは僕の将来の大きな鍵となるはずだ。
あと集中力の話。
最近、受験期の様な集中力を使っていない。
時間を区切り、徹底的に集中してみよう。
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著者の人生から得られた教訓から、苦境に立ったときになすべきことが書かれており、共感できる点が多かったように思います。
特に気になったことをまとめると、以下の5点です。?理想と現実のギャップに悩んだとしても、負け犬根性を出すことなく、現実を見つめ、理想に向かって努力せよ、?壁が大きいときも、壁を越えるため少しずつでも努力せよ、?基本をおろそかにするな、?仕事に遊び(工夫)を持たせろ、?決められた道(course)ではなく、自ら作る道(way)を進め。
とある予備校で有名な先生らしいので、著者をご存知の方は、評価++1と見ていただいてよいかと思います。受験、就職、仕事など、様々な壁に思い悩んでる方は、モチベーションをあげるために読んでみてはいかがでしょうか。
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敗北感を知ること。一度でも弱者の立場にたったひとは、その立場で物事を見たり聞いたり考えたりできるようになる。底辺に立つと仰ぎ見る角度は広く大きくなる。上から見下ろしわかった気になることを理解とは言わない。どん底から世界を見上げる、それが理解することなのだ。
足踏みしているように思えても、むなしく思えても必ず遠い未来につながっているのだ。
世間的にはマイナスといわれる部分が多いほど、工夫の余地がある。自分の根源的な生まれや性格といった根本的なマイナスの部分を工夫する余地があると、そのころ事態が楽しみに変わる。
そんな自分のマイナスを思い煩う暇がないほど、仕事に没頭してみよう。すると仕事はいつのまにか自分を癒してくれることに気づくだろう。
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代ゼミの時に受けた授業、あれから10年以上経過しても、あの時のワクワク感を思い出す。
CANDY ROCK懐かしいな。
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「理解する」ということ
文:西谷昇二(代々木ゼミナール講師)
「理解する」は英語で「understand」という。
分解すると「under」(下)に「stand」(たつ)だ
人間は「下に立って」はじめて物事を「理解する」ことを、この中学生でも知っている簡単な単語は教えてくれる。一度もしたの立場にたったことの無い人、一度も負けたことが無い人には、人間の持つ悔しさ、悲しさなどを理解するのは難しい。
底辺に立つと、仰ぎみる角度、仰角は広く大きくなる。
視野は広がり、多くのものが目に入る。上から見下ろし、分かった気になることを理解とはいわない。
どん底から世の中を見る。それが「理解する」ことなのだ。
最も低い位置に居る人ほど、多くのものを見ることができる。
自分は今、こんなんのさなかにいる、弱く、低い立場にいると思うなら、目にする景色や勘定を脳裏に焼き付けておくのだ、それは、未来の自分を培うための基調な肥料になるのだから
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塾に置いてあった本
自分もかつて在籍していた代々木ゼミナールの人気講師の本
自分は西谷さんの授業は受けたことがないので、特段思い入れはないが、彼の波乱万丈な人生を垣間見た気がした。
予備校講師になるまで、9年近くプー太郎のような生活をしていたこと。
彼女と結婚するにあたって『小さなダイヤの指輪はしない』と言われ、それをパワーにして一念発起、仕事に燃えたことなど、苦労を重ねた時期があることを知った。
講師として実力が認められるまで、人気講師になってからの批判など、度重なる『壁』を越えてきた西谷さん。
そんな彼だからこそ、受験生の不安や、目標のない虚無感を理解して元気を与えることができるのだろう。
個人的には、随所に見られる彼の英語を引用した話が好きだった。
make a difference,未来形はない、そこにはwill(意思)がある。
courseではなくwayに変化させるなど
『壁』にぶつかったときに手にとってみてはどうだろう。西谷さんの講義を受けたことがある人は面白いかもしれないです。