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人間嘘発見器・成瀬は、刃物を手にした男の篭城騒ぎに遭遇します。演説の達人・響野は、自分の店の常連客がいう「幻の女」を探すことになり、正確無比な“体内時計”の持ち主・雪子は同僚の女性の相談に乗り、天才スリの久遠は若者に殴られている中年男性を助けます。ギャング仲間がそれぞれに巻き込まれた小さな(?)事件が、やがてひとつの大きな事件へと繋がっていき・・・
『陽気なギャングが地球を回す』の続編です。最初は短篇のつもりだったのをまとめたということですが、成瀬達のキャラクターはそのままに、前作よりは疾走感が感じられないのは、やはり「日常」を意識してのことでしょうか。久遠が「がまんできないもの」が笑えました。魅力的な登場人物の多い伊坂作品でも、チームとして最高だと思います。さらなる続編を期待します。
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「陽気なギャングが地球を回す」の続編。伊坂作品初の続編モノらしいが、前作同様楽しめた。ちょっと懲りすぎかな?って気がしないでもないが、あまり難解でもなく程よい読後感が味わえた。
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2009/9/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2017/11/16〜11/21
積みに積んだ8年もの。1年半ぶりの伊坂作品。
前作「〜〜地球を回す」を読んでから8年経ち、キャラ設定を忘れてしまっていたが、読み始めてしばらくすると思い出した。やはり強烈かつ魅力的な設定だからであろう。いつもながらの軽妙な会話でグイグイ引っ張られて楽しく読めた。
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面白い。面白いが言っておきたい。この文庫本の帯の作り方に騙されて、同じ本2冊を買ってしまった。5ページほど読んだところで、あれ、この話し知っているようなと思いつつ読み進めたが、20ページくらい読んで確信した。読んだことがあると。読んだことはあったがほとんど忘れていたし、面白かったので、2回目を読んでしまった。やはり、この頃の伊坂幸太郎は面白かった。ただ、祥伝社の帯を作った編集者にこれだけは言っておきたい。こういう仕事は自分のために本のために良くないよ。
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個人的には、前作の『陽気なギャングが地球を回す』よりは今作の方が面白い、と感じたかも。やっぱ今作の方が伏線の張り方も巧妙だったような気もしましたしね。先の読めない息をつかせぬ展開で、最後まで一気に読んでしまいました。しかし前作にしろ今作にしろ、やはり会話の掛け合いがテンポ良いし小気味よくって、ホント楽しいなあ〜★ あと、各章の冒頭も! 特に【集合】とか【検討】とかツボで、一人で爆笑っちゃいました。なにもそこまで断言しなくたって…(^_^;)
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面白かった〜!
けど、物語の緊迫感とかは前作の方が上かもねぇ・・・
まぁ、もともと完全に短編だったのをつなげたらしいので、それも仕方がないか?
しかし、響野が可愛すぎる件・・・
つか、成瀬さん、ちょっとひどい・・・
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“陽気なギャングが地球を回す”の続編です。
あの4人組をまた読めるのが嬉しい!
前作を読んだのはずっと前ですが、読み始めたらすぐ思い出しました。
映画を観たせいか、読んでいると響野のシーンは佐藤浩市でイメージされちゃいます。
イメージがぴったりなので良いのですが、今放映されてる“官僚たちの夏”の佐藤浩市とは全然違うので、困ってしまいました(^_^;)
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陽気なギャングが地球を回すの続編。
相変わらずの4人組の軽快なトークでテンポよく進むサスペンス。
最後がバタバタした感じで終わったのだけが残念だけど、さらさら読めるオススメの一冊。
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「ロマンはどこだ」今回も、相変わらず強盗一味がカッコイイです。前作と比べると、ちょっとインパクトに欠ける気もしますが、それでも充分に楽しめました。文庫版ボーナストラックも面白かったです。それぞれはちっとも面倒見のよくなさそうな四人が、揃って普通に「親切」してるところが良かったです。
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文庫化凄い待ってました!
は〜、好きだなこのシリーズ。
みんな好き!あ、郷野以外(笑)
成瀬とか本当にいたら怖いだろうな。凄い好きだけど!
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シリーズ二作目。
陽気な銀行強盗チームの四人が、それぞれに関わった小事件。それが意外なところでつながりを見せて、気付けばいつもの四人で協力して、誘拐された社長令嬢を救出することに……。
やっぱり面白かった! いやもう、読んでいてひたすら楽しかったです。こんなにわくわくできる本に出会える機会って貴重です。
……っと、もしかしたら伊坂さんファンの贔屓目もちょっと入っているかもしれませんが。
一作目を読んでから楽しむのが○です。
文庫化にあたって、短い書下ろしがついているので、新書版をすでに読まれたファンの方も、図書館などで文庫版を探してみられてもいいかもです。
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陽気なギャングが地球を回すの続編。一年後の話だったかな?
タイトルの通り、成瀬・響野・久遠・雪子のそれぞれの日常を描いた短編と
後半はまた4人での話。
正直、最初の短編を読んでるときは「物足りないかなぁ?」って思いました。
【地球を回す】のスピード感と言うか、一気に読まなきゃ!ってのが無かったから。
多分続けて読んでしまったせいも大いにあると思いますが(^_^;)
陽気なギャングたちの新米ファンとしては、
それぞれ4人が助演としての話が、
4人の魅力が改めて外側から感じられて良かったかな〜
そしてだんだんと繋がってく話。
それに気付いたとき、さっきまで読んでた話がそれまでの印象とは一瞬で変わってしまう感じ!
それが伊坂作品の魅力なのかな??
でもこれは絶対に【地球を回す】を読んでから見なきゃ駄目ですね!
また絶対に4人と会いたい!!
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人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス!伊坂ブームの起爆剤にして、映画化で話題の「陽気なギャング」ここに待望の復活。
文庫版を購入したので再読。
相変わらず4人組はやっぱり素敵。
4人のやり取りは最高。
文庫版はボーナストラックとして「海には、逃したのと同じだけのよい魚がいる。」を収録。
4人が活躍してて素敵。
伊坂作品の中でもギャングシリーズは最高だな。
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話の展開が良いです。
面白いのです。
ただページごとに単調に流れるのではなく
ちょっと戻ったりするから
「ああ!こう繋がるのかー!」
とワクワクしながら読み進めておりました。
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もちろん新書で読んでいるんですが、なんか文庫にだけ収録の作品があるということで買いました。
まんまと、躍らせれています。
追加部分は映画のパンフだか解説書に載った短編らしく、本当に短かった(汗
しかし、やはり面白い。このシリーズもう一冊くらい出してほしいなぁ。