紙の本
愉快な強盗一味シリーズ第2巻
2021/07/11 18:40
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第2巻。銀行強盗4人組が帰ってきた。前半の連作短編部分でに、4人の破天荒ぶりが面白い。そして違法カジノ壊滅に乗り出す後半部分の良い導入になっている。そして撒かれた伏線が回収されていく構成の巧みさに感服。南米で逮捕されたタレントの話題を回収するシーンは笑うしかない。まあカジノから脱出した一味+バニーを救い出す集団でのそれには及ばないですが。響野と成瀬の楽しい掛け合いも健在で、終始緩い雰囲気を醸し出すには2人は不可欠だなと思う。ボーナストラックでほっこりさせて読後感も最高。大満足の一冊です。
電子書籍
地球を回したって、何も出てこないよ。
2021/05/10 18:21
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
掛け合いとノリを楽しむ小説かなぁと。
特に、皆の響野さんへのケチョンケチョン状態と、全くめげずにウンチクを披露する響野さんは愉快だ……。
俺はこう見えて、投げ遣りに生きているんだ。
冷静沈着、計算成瀬さんが言うと説得力あるね。
やはりテンポには引き込まれます。退屈はしません。
やっぱり響野さんとは、是非ともお話ししてみたいっ!
話が次々、アレよという間に繋がっていきます。
何だかんだ人助けする、陽気で愉快なお人好しなギャングたちの巻でした。
電子書籍
陽気なギャング
2019/09/23 12:21
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投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目。伊坂幸太郎らしい面白いキャラクターと物語。1作目に引き続き、読んでいる時のワクワク感が楽しい作品でした。
紙の本
陽気なギャングの日常と襲撃
2019/01/25 00:25
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編から長編に書き直したとのことですが、前回同様、軽妙な物語の進行が楽しましせてくれました。裏カジノが今回も相手でしたが、日本にもほんとうにこんな施設があるのでちょっとカジノの雰囲気を味わえたきがします。
紙の本
陽気なシリーズ第2弾
2018/05/05 17:26
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行強盗ながらも、独自の美学と正義感を貫くところが良かったです。4人の意外な素顔も垣間見ることが出来ました。
紙の本
伊坂幸太郎
2015/11/29 20:05
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投稿者:sakura - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作は面白かったのですが、二作目ということで期待値が高かったようでした。次回作にぜひとも期待したいです。
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人間嘘発見器・成瀬は、刃物を手にした男の篭城騒ぎに遭遇します。演説の達人・響野は、自分の店の常連客がいう「幻の女」を探すことになり、正確無比な“体内時計”の持ち主・雪子は同僚の女性の相談に乗り、天才スリの久遠は若者に殴られている中年男性を助けます。ギャング仲間がそれぞれに巻き込まれた小さな(?)事件が、やがてひとつの大きな事件へと繋がっていき・・・
『陽気なギャングが地球を回す』の続編です。最初は短篇のつもりだったのをまとめたということですが、成瀬達のキャラクターはそのままに、前作よりは疾走感が感じられないのは、やはり「日常」を意識してのことでしょうか。久遠が「がまんできないもの」が笑えました。魅力的な登場人物の多い伊坂作品でも、チームとして最高だと思います。さらなる続編を期待します。
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「陽気なギャングが地球を回す」の続編。伊坂作品初の続編モノらしいが、前作同様楽しめた。ちょっと懲りすぎかな?って気がしないでもないが、あまり難解でもなく程よい読後感が味わえた。
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2009/9/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2017/11/16〜11/21
積みに積んだ8年もの。1年半ぶりの伊坂作品。
前作「〜〜地球を回す」を読んでから8年経ち、キャラ設定を忘れてしまっていたが、読み始めてしばらくすると思い出した。やはり強烈かつ魅力的な設定だからであろう。いつもながらの軽妙な会話でグイグイ引っ張られて楽しく読めた。
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面白い。面白いが言っておきたい。この文庫本の帯の作り方に騙されて、同じ本2冊を買ってしまった。5ページほど読んだところで、あれ、この話し知っているようなと思いつつ読み進めたが、20ページくらい読んで確信した。読んだことがあると。読んだことはあったがほとんど忘れていたし、面白かったので、2回目を読んでしまった。やはり、この頃の伊坂幸太郎は面白かった。ただ、祥伝社の帯を作った編集者にこれだけは言っておきたい。こういう仕事は自分のために本のために良くないよ。
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個人的には、前作の『陽気なギャングが地球を回す』よりは今作の方が面白い、と感じたかも。やっぱ今作の方が伏線の張り方も巧妙だったような気もしましたしね。先の読めない息をつかせぬ展開で、最後まで一気に読んでしまいました。しかし前作にしろ今作にしろ、やはり会話の掛け合いがテンポ良いし小気味よくって、ホント楽しいなあ〜★ あと、各章の冒頭も! 特に【集合】とか【検討】とかツボで、一人で爆笑っちゃいました。なにもそこまで断言しなくたって…(^_^;)
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面白かった〜!
けど、物語の緊迫感とかは前作の方が上かもねぇ・・・
まぁ、もともと完全に短編だったのをつなげたらしいので、それも仕方がないか?
しかし、響野が可愛すぎる件・・・
つか、成瀬さん、ちょっとひどい・・・
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“陽気なギャングが地球を回す”の続編です。
あの4人組をまた読めるのが嬉しい!
前作を読んだのはずっと前ですが、読み始めたらすぐ思い出しました。
映画を観たせいか、読んでいると響野のシーンは佐藤浩市でイメージされちゃいます。
イメージがぴったりなので良いのですが、今放映されてる“官僚たちの夏”の佐藤浩市とは全然違うので、困ってしまいました(^_^;)
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陽気なギャングが地球を回すの続編。
相変わらずの4人組の軽快なトークでテンポよく進むサスペンス。
最後がバタバタした感じで終わったのだけが残念だけど、さらさら読めるオススメの一冊。
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「ロマンはどこだ」今回も、相変わらず強盗一味がカッコイイです。前作と比べると、ちょっとインパクトに欠ける気もしますが、それでも充分に楽しめました。文庫版ボーナストラックも面白かったです。それぞれはちっとも面倒見のよくなさそうな四人が、揃って普通に「親切」してるところが良かったです。