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紙の本
秦建日子氏による「刑事・雪平夏見シリーズ」の記念すべき第一作です!
2020/05/25 12:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、秦建日子氏による「刑事・雪平夏見シリーズ」の第一作目です。同シリーズは、同書『推理小説』を皮切りに、『アンフェアな月』、『殺してもいい命』、『愛娘にさよならを』、『アンフェアな国』と続いています。著者によれば、10作まで続けられるようです。その記念すべき第一作の内容は、新宿区の公園で片方の眼球を抉り取られた会社員と女子高生の遺体が見つかりました。通り魔か、計画殺人か、捜査一課の意見は割れます。現場からは「アンフェアなのは誰か」と印刷されたしおりが発見されます。 その後、出版社に事件を予告するような小説の原稿が送りつけられます。犯人の要求は「事件を防ぎたければ小説の続きを落札せよ」というものでした。一体、この事件はどうなっていくのでしょうか。続きは、ぜひ、同書をお読みください。
電子書籍
推理小説の実演
2019/11/17 06:48
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマアンフェアの原作。
推理小説には色々なルールがあり、それに従って事件を実演。雪平と娘の美央の関係が面白い。
紙の本
どれだけ売れてるねんw
2016/05/22 18:56
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いよな、それは認める。
テンポよく物語は進行するし
登場人物の関係性もよく整理されていて
前のページに戻って確認するようなこともない。
けっして否定するわけじゃないけれど
一回読んだらもう十分で再読することはないと思ったので
いつものように友達か知人に差し上げます。
最後に奥付を見て驚きました、
2005年12月に初版が出て私が手に入れた
2011年7月版でなんと103刷!
確かに読みやすいけどさ、どれだけ売れてるねんw
電子書籍
駄作中の駄作
2022/03/11 14:03
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投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイデアはおもしろい。ただそれだけ。
推理小説ファンにとって読む価値なし!
作者はシナリオ作家らしい。
この作者にしろ、出版社にしろ、よくこんな駄作を世に送り出す気になったものだ。
ドラマはほどほどに成功したみたいだが。
シナリオにした結果、おもしろくなったのかな?
紙の本
書評という題名の・・・・・・
2007/03/13 20:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品のストーリーに大いに関係のある
本の栞に合わせたこの文庫の栞が、まず見事。
著者の秦建日子は、プロフィールによれば、
本作品が小説家としてのデビュー作であるが、
脚本家・劇作家・演出家の肩書きもあるだけに、
作品中にもその特徴が、色濃く出ている。
それは、登場人物の会話のなかに、
〈「・・・・・・」〉というかたちを数多く
取り入れているところである。
〈「・・・・・・」〉とあることにより、読者に
登場人物の心情を想像させるし、言葉による
描写でないことにより、読んでいるときの
テンポがより会話のテンポに近づく。
これは、セリフのないときも演技しているのを
想定して書き、また演出もする著者ならでは
である。
ちなみに、書評タイトルは、本作品の解説と
いっていい新保博久氏の〈解説という題名の
・・・・・・〉を参考にさせてもらった。