生命転生の秘密　カルマの法則 みんなのレビュー

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投稿者：神楽坂　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ユダヤ教やキリスト教に密接した予言について数多く書いてきた著者だが、この本は仏教に深く根ざした内容となっている。カルマとは業（ごう）であり、カルマの法則は、輪廻転生の法則と言い換えることができる。人間は何度も生まれ変わり、前世の行いによって現世が決まり、現世の行いによって来世が決まるという考え方だ。そして、人は死んだらどうなるのか？　それは未だ解かれぬ難問である。
　しかし、この本に登場するエピソードは、フランスやアメリカなど欧米が舞台のものが多い。霊能力者スエーデンボルグの手記や、物理学者カール・セーガン博士の「エデンの恐竜」まで登場し、著者はあくまで現代社会からの視点で語っている。