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鹿賀さんが出演したミュージカル「ジキル&ハイド」の原作本です。ただし舞台でのストーリーは原作とはかなり違います。
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あれこんな話だったっけ、という感じ。良くも悪くもなく純粋に。百年前にこんな話を書けたのがすごいのか、百年前だからこそ生まれた想像力なのか。ジキルとハイドが同一人物であることを知らなかったらどれだけ楽しめただろうと思った。
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新潮文庫のものを読んだんですけど、見つからなかったのでこっち。ジキル博士とハイド氏は同一人物である、というのは知っていたのですが、そのジキル博士の苦悩が克明に描かれていてとても面白いと思います。
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有名すぎて読む前から結末を知っていたが、ミステリー仕立ての構成が巧みで、飽きずに一気に読めた。人間性の考察が奥深い。自分の中にもハイド氏はいるのだろうと思わされた。
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有名ですが、一度も読んでなかったので・・・。
逆に言えば、優しい人と残酷な人に入れ替わる、というあらすじだけしか知らないのに「ジキル博士とハイド氏」みたいじゃないか。と言っても本当にそういう意味なのかな、と自分の中では気になっていた部分があったので。
当然、この本を読む前から二重人格という言葉が印象に残りすぎていて、ネタバレ以外の何者でもなかったのですが・・・。
なんというか、「初めから二重人格だった」というよりジキル氏の精神のもう1つの面を肉体から開放する薬の作用こそが元凶であったわけで。更に彼のちょっと好奇心と麻薬的とも言える開放感が引き金となり、最終的に彼を絶望に追いやっていたのだなあと。
彼ジキル氏も、ハイド氏に近い狂気を持つ・・・いわゆるマッドサイエンティストそのものだったんですよね。
最近の漫画やらゲームやらで よく聞くような二重人格のキャラクターとは、やや違いますよね。お互いが記憶を共有しあっている点とか、「主人格」(って言うんですっけ?)ではなく別人格に乗っ取られてしまう展開とか。
人間誰しも「真逆の面」というものがあって、それに本人が毒された悲劇というほうが正しいのでしょうか。また薬の作用というのも大きいですね。
これを読んだ後に、今後この本を読んだこともない人から「ジキル博士とハイド氏」じゃないか、という話を聞くと、多分違和感と何らかの複雑な感情を抱くに違いないな、と思ったり。
少なくとも、読む前のジキル博士とハイド氏のイメージとは
まったく異質でした。
だけど、これほどまでに後の多重人格の作品に影響力を与える前衛的(いや、むしろこれが初の、でしょうか)な作品はなかっただろうな、とも思うのです。
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二重人格の代名詞でもあるので
なんとなく知っていたけれど、
二重人格?想像していたのと違ってた。
いい意味で裏切られて
おもしろかった。どきどきしました。
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石丸幹二主演ジキル&ハイドを観て、原作を大まかにしか知らなかったので気になり劇場で購入。
ミュージカルの原作として興味深く読めた。
結末、ストーリーなどわかっていてもミュージカルと違った部分も面白く、何よりもこれが1800年代に書かれていたことに驚いた。この作品がのちの文学(コナンドイルなど)に影響を与えたことが頷ける。
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あまりにも有名な言葉と本なので読んでみたら、面白かった。1人の人間の内にある善と悪。人の命を救う善の人格と、人の命を奪う悪の人格。訳が分かりづらい部分も多少あったが、話自体に引き込まれた。
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代名詞になるだけはある。
夏来健次訳を読んだが、短い話なので機会があれば別の翻訳者のものも読んでみたい。