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21年9月
どんな仕事も、公に還元していく心持が重要なんだなと、
それから、自分と関わる人が皆がよくあるようにと、
明日への働く意欲になります。
さんぽうよしーの近江商人みたい。
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●いざというときに助けてくれる部下、日常から全面的に信頼のおける部下がいるかどうかが、成功する経営者と、成功しない経営者の違いではないか。
●しかしこれでも死んでいる人よりましや、弾にあたって死んだ人もたくさんあることを思えば、ありがたいことや、そう思ったら悲観することはない。
●不足を探せばきりがない。「資金の少なきを憂うのではなく、信用の足らざるを憂うべし。」
●小便が赤くなるほどの心配をしたことがあるか。それほどに熱心に社業に取り組んでいるか。その真剣さなくして、奇跡は起こらない。
●「私の方は一所懸命に働いております。それでそんなに下手なつくりもしていない。あなたが高いとおっしゃれば、これはもうやむを得ない。まかりませんからどうぞよそをお買いください。」
●大きな仕事をするのに、いい人ばかりをもって仕事ををするというのは虫がよすぎる。
●素直な心で、心を空にしてものを見る。雑音を聞きながら、それを聞き分ける。そうして社員の進言を見極め、決断を下すのが、経営者の仕事である。
●教えて教えられるものは知識である。教えて教えられないものは知恵である。智恵は自分で会得するよりしょうがない。会得するということは、体験によって、また道場において機会を得て、「あっ、これやな」と会得していく。それをずっと高めていく。
●人を使うということについては、やっぱり誠心誠意よりないと思うんです。
●西郷隆盛は遺訓を残している、国家に功労のあった者には禄を与える、しかし地位は別だ、というんです。地位は、その地位にふさわしい見識のある者に与えないといかんというんです。
●相手に損をさせない。⇒ぼくも値切ることは値切ったが、きみに損をさせたり、儲からないようにはしたくない。そんなことしたら、長続きせんからな。
●常に死を覚悟して、しかも自殺もせず方向転換する離れ業を、心に描ける人でなければいかんですな。楽なもんやない。
●自分の心の底からは命令調をなくさなければいけません。
●「この仕事は自分ひとりではできない。知識も要る。技術も要る。そういうものはみな部下がもっている。その人たちが動いてくれて、初めて仕事ができるのだ。」というような心持ち、そしてまた部下の人たちが仕事をしてくれることへの深い感謝と慰労の気持ち、そういうものが根底になくれはならないと思うんです。
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【組織のリーダーとしての考え方】
このは、買ってすぐに読んでしまいました。
帯に書いてあるように「社長とは熱意にかけては最高でなければならない」という話も心に残りましたし、ほかに「社長は他の人の分まで心配する役割だ」などという話が印象に残りました。
松下氏の社長としての長年の経験から紡ぎだされた、珠玉の知恵がつまっており、とてもすばらしい考え方だと思います。
たとえ今リーダーでなくとも、私たちはかようなリーダーとしての考え方や苦労というものを、勉強すべきではないでしょうか。
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私にとってこの本は
「自分らしく生きるために知っておくこと」が
●毎日の生活の視点でわかりやすく!
●心に残るキーワードで
●どんなときにもよりどころとなる
一冊です。
何度も何度も読みたい。
そして、
そこで何度も何度も自分の成長を実感したい。
読んでは、気づいてつい行動し成長し、
そして時には、
行き詰った時に読んでは選択肢を見つけて行動して乗り越え、
そして、
新たな自分でまた読んでは気づいて成長できると思います。
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松下幸之助氏の1960年から1970年代の講演やインタビュー記事から抜粋した本です。氏のビジネス観がよくわかります。
経営者の質問に答える形のものでは、「部下が付いてこない」「組織が老化したように思える」「部下を叱り過ぎているような気がする」など今と全く同じ質問が出ています。
それに対して松下幸之助氏が答えるのは、「おおっ」と思うような奇抜なアイディアではなく、オーソドックスな回答です。
会社とは、経営とは、経営者とは、が平易な語り口で説明されます。松下幸之助氏は日本の歴史の中で決して忘れてはならない経営者だと思います。その経営のエッセンスを感じ取るのにぴったりな一冊です。
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さすが経営の神様!
とても読みやすく、そして全ての項目をノートに書き写した。
経営者としてたくさんの教えを頂いた。
松下幸之助さん、ありがとう!
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Kodama's review
経営に大切なことはもちろんですが、いつも松下幸之助さんの本を読ませて頂くと人として大切なことを学ばせてもらっているような気がします。(10.2.7)
お勧め度
★★★★☆
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社長には最高の熱意が必要である。さらにこれに松下さんは「ムダ」なくはたらけと説く所がすごいと思った。
全体として、社長だけではなくても人として当たり前の事を行うことの大切さを説いていると感じる。
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相変わらず松下さんは素晴らしい。
私が忘れている根本を思い出させてくれる。
若ければ当たり前な事が気付いたら色んな経験により失っている事に気付く。
大切なモノは意外と単純なモノ。
ほんまにいつも経営の神様には脱帽です
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企業経営者の質問に幸之助氏が答える、という形式で「社長とはどうあるべきか」って事が綴られています。
前に読んだ「リーダーになる人に~」と内容的にカブる教えもチラホラありましたが、「リーダーになる人に~」はどちらかと言うと政治的な視点から語られてたのに対し、こちらは完全に経営者の視点で語られています。
会社の中でいちばん「心配する」というのは、会社の中でいちばん「心を配る」ということなのかな。
会社で働いてくれている社員やその家族、会社で扱っている商品、会社を必要としてくれるお客さん、そういう会社にかかわる全てのものに誰よりも「心を配る」ことをしなければならない、と、そういう事のような気がします。
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経営の神様とよばれる松下幸之助氏のことば。時代を超えても本質を押さえている点は、ソニー盛田氏の21世紀と同じです。
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松下幸之助氏の「社長」という立ち位置の人間に対する熱い思いが感じられる。経営の理念や従業員への思いがしっかりとしていて強い氏の考え方が伝わってくる。
2014/6
再読、熟読した。
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経営者からの質問に松下侯が答える形式のなかで経営論が展開されていく。熱意の章、覚悟の章、信念の章、素直の章、信頼の章、飛躍の章の6部構成。質問者の経営規模はさまざま。経営者のみならず、あらゆるマネジメント層、個人にとっても心がけるべき視点・思想を説いてくれる。
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松下電器を一代で作り上げた創業者の松下幸之助氏の語録です。
私が大学生だった頃に、90歳を超えて溌剌とテレビのインタビュ
ーに応えられていたのを覚えています。
殆ど30年以上前に彼が話した内容ですが、現在でも通用するものが多いですね。社長という立場になった場合に必要な考え方が示されていました、社長にはなる予定はありませんが、常に社長ならどのように考えて行動するべきかが示されていて参考になりました。
また、最近では若手の教育も任されるようになった私ですが、人使いのコツ(長所を多く見る、p107)は参考になりました。
以下は気になったポイントです。
・松下電器の創業以来、特に困難を極めたのが、太平洋戦争後のGHQによる財閥家族の指定であった、その解除のために日夜奔走した(p2)
・会長に退いていた幸之助は、みずから営業本部長を代行して、「一地区一販売会社制」「事業部・販売会社の直取引」「新月販制度」等の新しい制度を考案、実施した(p9)
・一度ですむ電話を三度もかけているようではダメ、一度ですむ電話のかけ方を研究すべき(p18)
・社長の姿を見て「もう気の毒」という感じが社員のあいだに起これば、全部が一致団結して働く(p22)
・今までと同じことやり続けていてもダメ、絶えず新しい道、やり方を考えるべき(p28)
・指導者とは責任をとるということ、責任をとれない人は、指導者たる資格はない(p42)
・誠実にものを売って、儲けさせてもらうというのは第二のことで、第一は、より必要なものを運ぶこと(p45)
・価格を安くするかどうかを考えるときに、一生懸命働いていたかを考えた、そう考えると値引きできるかどうかが判断できる(p57)
・一番大切なのは、経営理念である、企業は存在することが社会にとって有益なのかを世間大衆から問われている(p61)
・常に進化することを経営者が心掛ける必要がある、常にそれを訴えていく努力を怠ってはいけない(p65)
・経営者たるものは、常に目標を与えなければいけない(p67)
・指導者としての大切な基本の力は、何が正しいかを見分けること、そして相手を上手に説得するのが第二の力(p82)
・大事な場面では自分で考えて「よっしゃ、これこうせい」と即座に言えないといけない、大事に臨んですぐに言えるというためには、常に自分というものを養っておく必要がある(p86)
・教えて教えられるものは知識、教えて教えられないものは知恵、知恵は自分で会得するより仕方ない(p92)
・人使いのコツがあるとすれば、誠心誠意ということを考えてその人と接する他はないが、具体的に言うと、その人の長所を見るということ(p107)
・本当の人の値打ちとは、やってみないと分からない、任せてみて初めてその成果というものが分かる(p128)
・ほめるのが5,6回あって、叱るのはその間に1回程度が丁度良い(p137)
2012年3月17日作成
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経営に携わる人にお会いする機会が最近多く
また社長である父親との対話も増えてきた中
手に取った一冊。
不思議と僕が出会った経営者に共通する部分も多く
そして随分前の話のはずなのに
話が全く色褪せないということに驚いた。
経営の本質は実は変わらないのかも知れないなぁ