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著者は高校の先生から進学塾の講師になった人。
古文漢文の基礎がきっちりおさえてあった。
「楽習」シリーズと銘打ってあるのだが、苦手だった分野にはやはり目が向かない。
国語、文学史など、まずは文系のものから紐解いていこう。
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中学性レベルと言っても馬鹿にできない。
古典とは、むしろ齢を重ねてのほうがしんみりしっかり古き時代を味わうことができ、人間の根源にも触れることができる確かな遺産だ。
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・未然形:「ず」「む」に連なる。連用形:用言や「たり」連なる。終止形:言い切りで「。」がつく。連体形:体言や「とき」に連なる。已然形:「ども」に連なる。命令形:言い切りで命令する
・係助詞「ぞ・なむ・や・か」があると連体形、「こそ」があると已然形で終わり、文末が終止形にならない。これを「係り結び(係り結びの法則)」と言う
・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ