紙の本
まさにチョコレートの甘さです
2012/04/09 13:20
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前の作品に書下ろしを加えたものになります。
信頼していた同僚に裏切られて失意のどん底の京一(受け)。
京一が橋の上で佇んでいるところに復讐に手を貸すと声をかけてきた梶本(攻め)。
梶本に身も心も変えていかれてしまう京一に一緒にドキドキできました。
ハイジやラスカルやマーブルチョコレートなどくすっとしたり切なかったり、
最後はまったり甘くまとめられて「ごちそうさまでした。」という気分になります。
王道なので安心して最後まで読めました。
紙の本
チョコの食べ過ぎに注意したいお話
2009/02/14 22:00
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作童話「シンデレラ」の王子様が魔女を兼任していた上、若干、義母のようにサディストでもあった、というようなお話でした。
主人公の静は、都市開発のシステム設計で画期的なアイデアを生み出したのに、同僚で親友でもあった男に資料を盗まれ、コンペで先に発表されてしまいます。
元親友は盗作が評価されて大プロジェクトに抜擢され、悪びれもせずに出世コースへ進んでいくのですが、親友の裏切りにショックを受けた静は、一言も糾弾もできないまま、世の中で生きていく自信すら見失ってしまいます。
そうしてボロボロになった静が、泥酔して夜更けの橋の上から川面を見つめて飛び降り自殺をうっすらと思い描いていると、梶本という名の見知らぬ男に声をかけられ、自分を陥れた元親友への復讐を持ちかけられます。
ここから先は、BL小説お約束の、無茶で爽快なシンデレラストーリーが展開します。
強引で傲慢な梶本に、ずかずかと内面に踏み込まれ、自己変革を余儀なくされていった静は、梶本という人物の抱える孤独に気づき、心引かれるようになります。けれども二人の間にあるのは復讐のための協力関係だけであるため、本心を語り合うこともないまま、不安定な状態が続いていき…。
楽しいお話でしたが、梶本がマーブルチョコを食べ過ぎるのが心配でした。あれでは遠からず虫歯と成人病に悩まされることでしょう。静のためにも、元気で長生きしてほしいものです。
紙の本
良いエロオヤジ攻
2017/08/31 23:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エロオヤジ攻とツンデレ受の「反発→信頼→成長」という関係が良かったです!
ただ難点を挙げるならば、前半の周囲に対する受のツンツンが非常識な事と、オチのどんでん返しが微妙でした。
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ノベルス版で持ってるんです。でも、文庫化で書下ろし…。間が悪いです。半年ほど前に古本屋で入手したんですよ、ノベルス版は。書下ろしが読みたいばっかりに買いました、文庫版。内容はオススメできます。いいですよ、これ。
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同僚に裏切られ身投げしようとしたリーマンと
復讐を持ちかけるエロオヤジの話。
マイ・フェア・ボーイを地でいきますが、
エロオヤジのせいでコメディになりがち(笑)
書き下ろしでどちらの視点も読めるように
なっている、結局メロメロな二人です。
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萌えました。
なんてひどい攻wと思わなくもなかったんですが、
可愛いところもあって好き。
CD購入済み。
安元さん×武内さん。
こっちも大変萌え。
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魔が差して10年ぶり位にBL小説を買ってみる。昔はドキドキしながら読んでたのに今では「あははー。アナルにビー玉入れてるよー!」とか言いながら読んでる不思議。表題作が面白かったです。
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「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」。
―信頼していた同僚に裏切られた京一に、橋の上で声をかけてきたのは、印象的な声をした謎の男・梶本だった。
同僚への復讐に手を貸すというその男は、京一を強引な手腕で変身させ、これまで知らなかった強烈な『快楽』で蕩かしていくが…。
その後のラブラブな2人を描いた書き下ろしも収録。
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糖尿病、高血圧etcにならないか心配でたまりませんでした(笑)
短編も入ってるのですが…
愛がある?鬼畜ものでした。
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すんごい久しぶりにひちわゆかを購入した気がする。
TOKYOジャンクは途中で止まっている(というか、3巻まで買ってると思い込んでいたが、2巻がなかった)。
お約束をキチンと守ってくれるのが良い。すれ違いとか勘違いってBLにとってけっこう重要なオプションだし。満足。
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安元x武内 とても耳レイプ。武内くんが冴えないリーマンで、安元キャラによって変身開拓されてく。二人の心情と距離の変化がうまく描かれてて、面白かった。当時割と気に入ってた様子。
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タイトル:チョコレートのように
者名:ひちわゆか
イラスト:金ひかる
■Story■
「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」。
―信頼していた同僚に裏切られた京一に、橋の上で声をかけてきたのは、
印象的な声をした謎の男・梶本だった。
同僚への復讐に手を貸すというその男は、京一を強引な手腕で変身させ、
これまで知らなかった強烈な『快楽』で蕩かしていが…。
その後のラブラブな2人を描いた書き下ろしも収録!!
■感想■
著者が「“お約束”を愛している」と書いていたように、
お約束なシュチュエーションがたくさん用意されており、
ベタだなと思いながらも楽しんで読むことができた。
言葉巧みに大人の色香で惑わす様子なんかは…
年若い淑女を誘惑する遊び人オヤジの手管そのもの。
少女から淑女へ…マイいフェアレディーのような展開。
お約束が好きな方はぜひ。
それにしても、京一をたらし込むための合成写真…
どんな顔して部下に頼んだのか気になる(爆)
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アニメみて泣いたり、マーブルチョコ好きだったり、できる男の以外にかわいい部分の設定が面白い。
お話は、裏切らない展開で読みやすい。
仕事の内容にも触れてるけど、程よい説明でくどくなくてよかった。
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梶本による、京一の乳首調教ストーリー。
…いや、違うけど。私にはそう感じたんです!(笑
ひちわさんの文字は、ほんとエロくて好きだわ~♪
ドラマCDは、梶元(安元洋貴)・京一(武内健)。
こちらも、良い!!
安元さんの声はエロエロだし、武内さんは可愛いし。
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エロのオンパレード。ビーエルのスタンダードエロのうちのありとあらゆることを行っていて、ビーエルのノーマルエロの教科書になりそうだな、とおもった。
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まさに王道もの。タイトルどおり、甘くて蕩けます。
読みやすくて、「お約束」どおりに話は進むけれど、退屈することまったく無しに、早く先が読みたくなるかんじ。伏線の張りかたの手腕もすばらしいです。
親友と思っていた男に裏切られて、橋の上から身を投げようとした京一は、謎の男梶本に引き止められ、復讐することまで提案されます。さらに強引にヘアスタイルやファッションを変えられ、その上熱いラブレッスンまで享受させられ、京一はどんどん梶本ペースに引き込まれ、生き方までも急激に変化していきます。
傲岸不遜な男、梶本が、毛を逆立てる猫みたいな仕事一筋のエリート男、京一を調教して魅力的に変身させるところが、読みどころ。一筋縄ではいかない手強い京一が、だんだん見も心も陥落していくのがわかっていても面白くて。
ダサ眼鏡の京一が、マイフェアレディばりに変身したりとか、Hのひとつも知らなかったのにエロい梶本がじっくり徹底的に覚えこませるあたりとか、描写力も抜群で、二人のほだされていく心情までも手に取るように伝わってきます。
主人公も脇役も、キャラがしっかり立っているところが、さらに話に深みを持たせています。ただ、かっこいいだけじゃない、ちょっとはずした感がある京一と梶本の性格付けがかえって魅力的。
ラスカルとかハイジのネタも、相当エロい言葉を吐く梶本とのギャップがいいし、何しろエロ指南が濃厚で萌えます。
書き下ろしは、その後の二人。風邪を引いて看病ネタ。京一はおれにメロメロ、とか自信満々に言いながら、実は京一からの「ティッシュが切れた」メールに「買って帰る」などと返信する梶本がすてきです。