紙の本
レンアイのかたちとは。
2002/07/28 20:24
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投稿者:タカイチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集である。
どのはなしにもいえることだが、主人公は、いろんな恋愛をしているけど、
全然そのことについて迷っていない。
ポリシーさえ持っている。
全くうらやましい。自信をなくしたときに(あんパンマンか)
読むと、なんだかすっきりする。
4Uのいみは、表題作を見て納得。
紙の本
軽い恋愛重い恋愛
2000/08/07 16:56
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投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説としてくくってしまうと厳しい。
相変わらず、著者の短編は読みやすい。視点が違うのに、底流には想いがあるのか、読んだ後は壮快なのに、ふと考えさせられたりする。そこがうまさなのか、軽さ、いいかげんさを書いているのに、それをニヤリとさせて、親近感をその人物に持たせてしまう。
不器用な人間を絡めて作品にしているので、どこかに自分をみているのか、不思議な気持ちになれる短編集だ。
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短編集なんだけど、「メサイアのレシピ」が一番印象強かったかな。
なんてぃぅか、、、「???」っていうのが正直な感想。
それでいてインパクト強くて。
「まず、人生(ライフ)を細切れにして、一日の大きさにするところから始まる」
なんて科白をしゃあしゃあと言ってのけるメサイアこと管理人。
いきなり訳分からないじゃないですか。
でも心のどこか、う〜ん本能的な部分でかな、納得してしまっている自分がいるの。
不思議だね。
そして起承転結がある訳でもない。
日常を切り取っただけの文章。
そう、お話自体が細切れな人生(ライフ)そのものなのかもしれない。
なんにしても、そういう発想って素敵だと思うんだよね。
関係無いけど、ライフスライスっていうものがあるんです。
小さなカメラみたいなもので、数分ごとに自動でシャッターがきれる。
首にかけて移動したり、どこかに固定しておくと、その場所での生活の細切れができあがり。
おもしろいねぇ、まさしく細切れなライフだな。
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これは何を思いながら見る本なんでしょうか。山田詠美は多分3冊か4冊目だけど、いつもそこの辺がよく分からない。憧れたりするもんなのか?作られた他人の色恋を覗くのは疲れる。なのにたまーに読みたくなっちゃうんだよね。(あんこ)
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小娘的恋愛教祖のたくさんの愛のカタチが詰まってる本。どれも逸品だけれど、特に「眠りの材料」が大好き。白紙の遺書を書きたくなったり、土に食べられたくなります。ロマンチックだけどドロドロな純粋愛。「ぽっ*」から「ぎゅー」まで恋愛を堪能したい方に読んで欲しい一冊。
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実は最初立ち読みしていたのですが、毎度毎度読むのを
やめられず、とうとう我慢しきれず買ってしまった本。
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名言が至る所にたくさん散りばめられた短編集。
そのフレーズは反則やろ、っていうのがいっぱいあって、何回読んでも飽きない。
特におすすめなのは、「4U」と「メサイアのレシピ」
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重松清の解説がいい!どうして自分が山田詠美の小説好きなのか分からなかったけれど、この解説を読んで納得。
「わからなさに安易な答えを与えることなく、わからなさが生じる関係を誰かと持つこと、たとえば誰かを愛するということの素晴らしさをー恋愛論や人生論のように声高に語るのではなく、ほんの少しお行儀悪く、フォーマルないでたちをお洒落に着崩すように、読者に見せてくれる。(解説)」
「4U」のマルときり、「眠りの材料」のめぐみと賢一とふう子、「血止め草式の」桃ちゃんと浩、「男に向かない職業」の岩男とあつ子、「高貴な腐蝕」の幹生と私、(他4編)9つのケミストリー☆
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恋愛短編集。「男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか?」って、結構いっちゃってる文章だよね。うん、だけどLove is blind.って事で、笑えないんだこりゃ。いつか私もこんな風に恋愛を捉えるようになるのかなー。想像つかないけど、今はまだ共感はできない。
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短編集。詠美さんはやっぱりかっこよかった…「眠りの材料」「男に向かない職業」「天国の右手」「高貴な腐食」がとても好きだった。
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短編集。
中には、私には難しいものもあった。
けれど、納得できるのもあった!
詠美さんの本をもっともっと読みたくなった。
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「男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか?」という冒頭の一文に惹かれて手にした作品。短編集だけど、どれも秀逸。
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2007/8
男が長いことつかっていたバスタブの残り湯は、はたしてスープか。
まず、ライフを細切れにして、1日の大きさにするとこからはじまる。
エイミーの作り出す言葉はホンマ素敵。
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エイミーワールド。
興味深く読んだけれど、読んでいるときは私のような子供はまだまだお呼びでないなんて想った。
エイミーに追いつくにはあとどれくらいかかるかしら。
近づいてはいるけどね☆
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表題作、4Uが素晴らしくかわいらしい。
読んでまんぞくして、またしばらく経ったらまた読みたくなる。