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もしかして、うちの子、発達障害かも!? みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

これほどまでにわかりやすく、そして暖かなまなざしを感じる本はありません。最高です!

2009/05/11 00:59

14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 発達障害の子を育てる親です。保健センターからの薦めで病院の先生に診てもらい、発達障害と言われたのですけど、どうも診断が気持ちの上でしっくりいきませんでした。それからというもの、夫婦の間でもけんかばかり。義父や義母にもいろいろ言われて苦しい毎日でした。そんななか、この本を手に取りました。
 まず、私が発達障害という診断にずっと引っかかり続けていた気持ち、これが解消してすっきりと腑に落ちた感じです。ああ、こういうことだったんだって。そして、とっても楽になりました。いつもできないところばっかり目についていたけど、そういえばこんなこともできるようになってる・・・って喜べたり。そうなれたのも、この本のおかげです。今度、夫にもそっと置いておいて読んでもらおうと思ってます。
 親が疑問に思うこと、つまずきがちなこと、知りたいことの多くが、Q&Aでとりあげられて、難しい用語もなくてわかりやすく、すっと頭にはいってきます。それと、この本は私達のような親に向けて書かれていて、親の抱える苦労もわかってくれるというか、寄り添ってくれるので、なんだかとっても気持ちが楽になります。
 発達障害の子がいると、あれこれ読んで頭の中が知識でいっぱいになってしまうことがあると思いますが、親って意外とその前でつまずいているのかも。この本は、そこを乗り越えさせてくれる一冊です。是非、読んでみて下さい。

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紙の本

個性を尊重しつつ、綺麗ごとでは終わらせないために

2009/09/14 15:20

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

病気や障害に限っては、その名が広く浸透することを良いことだと思っています。
もちろん言葉のひとり歩きは、妙な誤解や偏見を生み、恐ろしく厄介ではあるけれど、
何も知られないままより、誤解を解くほうがマシだと思うのは、
「無関心」の怖さ、面倒さを味わったことがあるからかもしれません。

発達障害という言葉も、ここ数年で耳に馴染んできました。
身近にそういう診断をうける子供もいて、けっして驚くようなことではなくなっています。
ただ、家族にしてみれば、やはり青天の霹靂でしょう。

たとえば早い時期に、自閉症などの強い反応が出れば、
もちろん衝撃は大きく、以後の苦悩と努力を考えると楽観はできないでしょうけれど、
それでも親は、受け入れる態勢作りに入れるのだと思います。

「受け入れる」と書きましたが、
おそらくこれが、スタート地点でのもっとも厄介なことのひとつなのではないでしょうか。

誰しも、自分の子供が特に問題もなく育っていると思いたい。
その一方で、常に他所の子やマニュアルと比較する気持ちもあって、
そんなときに「あなたの子、少し注意して見ておいたほうがいいですよ」などと言われたら、
それがたとえ障害という名の付くものであってもなくても、
親というものは、少なからず動揺するのだと思います。

著者は一貫して、発達障害の症状を「特性」としています。
いわゆるその子の持つ個性のひとつとして…ということなのでしょうが、
これが、長いあいだ私の中でもテーマのひとつでした。

今のようになんでもかんでも名前を付けられなかった昔、
おそらく発達障害の子供の多くが、個性的という言葉でくくられていたのだと思います。
じゃあ今、わざわざそれらを「障害」という言葉でがんじがらめにする必要があるのか。
言葉ひとつで、親を苦しめ、途方に暮れさせるのは正しいことなのか。

大きな障害でない限り、サポートが必要になった時点で考えればいいのではと思うようになったのは、
知り合いの子供(正確には、その母親)が、診断に振り回され始めた頃でした。

ところがこの本を読んで、「個性でいいじゃないの」というのは、
多少、無責任なのかもしれないと思い始めました。
著者が言う「特性」は、日常生活でその子にしかわからない困難なことも生むからです。

障害と認めることを(または受け入れることを)ためらうより先に、
その子の苦手なもの(対人、社会性など、能力的なもの)を、
親や周りが、本人の負担になりにくいようにサポートをしていくことで、
その後のその子の人生がいかに行きやすくなるか、そういうことが丁寧に書かれています。
たとえば怒り方や褒め方も、ひとつ間違えると、
その子にとってはトンチンカンなことだったりもするそうです。

その子の個性だとするのはもちろん悪いことではないのだけれど、
もしそうなら、その個性に合った対応をしてあげないと、苦しむのは子供のほうです。
脳の中にある見落とされそうな小さな障害のために、
できるはずのことができなかったり、気持ちを読み取るのが苦手だったり。
それらが生きていく上でどれだけ不自由なことか、大人になった今だからこそ、よくわかるのです。

親側の気持ちに寄り添いながら書かれているため、
我が子の障害を仄めかす社会や医療に不信感を募らせている方、
知識で頭がパンパンになり、心がまったくついていけなくなってしまっている方には、
嬉しい一冊になるのではないでしょうか。

Q&A方式になっており、とてもわかりやすい内容です。
「自分の子は発達障害ではないか」と不安になったときの、最初の一冊になればと書かれたそうです。

親が見る、社会が見る、医者が診る。
そのどれもが必要不可欠で、当然、IQだけでは量れない。
人間の難しさで、頼もしいところだと思っています。

圧倒的に足りない専門医の問題を、できれば早くクリアしてほしい。
それでラクになる親と子が、今より増えることを心底願ってやみません。

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2010/03/01 11:24

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2011/10/16 01:35

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2012/03/20 15:57

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2012/09/12 18:13

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