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家計を企業の財務諸表や損益計算書に置き換えて、計算してみることで分析しやすくするという発想。但し、単純に置き換えるのではなく、時間を食いつぶす負債として、旧式のPCを使って作業時間が倍かかる、着ることのない服の整理に時間がかかる、読むことのない本の整理に時間がかかる、不必要な書類がたまって、必要な書類を見つけるの時間がかかるなど。時間という切り口で資産・負債をとらえる視点は面白い。
年間の貯蓄予想は立てるが、年間の節約目標という発想も面白い。明確な金額での目標設定をすることで達成可能性が高まるという。プリペイド管理術では、スイカなどデビット式に引き落とすことで、より管理をしやすくするというもの。中国では、銀連カードが普及しているが、その管理法と同じだろう。月々の支払い枠を銀連に入れる給与として、それ以外を貯蓄に回す。つまり、先に天引きして別口座で貯めるという手法だ。
全体として、これはというTipsはあまりないけれど、お金を管理するうえでの一助にはなる。もう一度、資金計画を立てて、将来の予想図を描いてみよう。
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会計の説明はもちろんありながら、個人の資産管理をどうするのかが半分程度を占めている。
個人の資産管理ならその部分にもっとフォーカスをあてればよかったのではないかと思う。会計本来の説明やその他部分がまざっていて少し内容が発散しすぎな感がある。
ただ、個人の資産を考え直すきっかけとして手に取ってみるには良い本ではないかと思う。
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どこかで聞いたことあるネタ。わかりづらい説明。が、数点。共著なのに、どちらがどのハックを担当したのかわかりにくい。
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経済知識として新しい知識はなかったが,家計管理のHACKとしては参考になる部分もあった。
オポチュニティコストはけっこう盲点。
パソコンを1年ごとに乗り換えるのは,本体の買い換え費用以外のコスト(設定の変更やソフトのインストールのコスト)から考えてどうなんだろうか。
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非常にわかりやすくまとめてある本。
家計簿から最後には企業の会計まで幅広く書いてある。
ただどの項目も広く浅くという印象があるので、もっと深く知りたい人には物足りないかもしれない。
ただ会計についてよくわからない人や、勉強しはじめた人にはとてもわかりやくていい本だと思う。
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前半のB/S家計簿ハックは目からウロコ!
ブタの貯金箱管理のスナップショット、レシートの見える化→不必要の見える化はすぐにでも実践したい。
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レコーディング家計ハックはクレジットカードを使い分けて、利用明細をレコーディングとしてしまう、Idea Hacks!の会計版。マンションや戸建てのメリット・デメリットを取り上げたシュミレーションや投資の実践的な方法も紹介されている。
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家計簿をB/Sでつける方法はすばらしい!これなら続けられる。「支出は消えてなくなる」から記録し辛い。住宅ローンが減っていくのは楽しい。楽しいからこそのHackです。
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経営にではなく家庭用だと理解した。家計管理と企業分析。投資にまつわる情報を欲しい方にはいいでしょう。車が負債だという考え。車好きにはイタイ。
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技術というものは、極めていくと哲学にまで発展する。
僕はまだまだ会計の素人同然だけど、十年後には会計を自分の中で哲学にまで発展させたい!
なぜだかそう思いました。
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Hack家計簿
P/L(損益計算書) から B/S(貸借対照表)重視へ
アセットアロケーション 市況に応じて
株:債券:現金=9:0:1(不況から景気回復へ)2:0:8(景気過熱・バブル)
2:6:2(バブル後下降局面)
複利運用
計算サイト: exciteマネー いろいろ複利計算シート
目標金額と期間を設定して計画を
500万を10年で10倍に 年率20%以上
500万を30年で10倍に 年率4%以上 (+毎月5万積立で)
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何のかんの言いながら《ハックス》は全て買っしまっているが、本作は売れ線2名で船、山に登る状態。各章がトーンもレベルもバラバラで一冊の本になっていない。編集もその認識があるから《はじめに》と題して2人の対談形式の序章を入れたのだろうがこれがまた意味不明なシロモノ。またやたら四季報を持ち上げると思ったら出版社を見て納得。
さして得るものもなく、たった一行引用されただけの内田樹の存在感が一番の見せ場というのも皮肉な話であるが、結局は《買っしまった》者の一人負け。
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時価会計>減損会計
<マンション購入条件>
①一軒家よりもマンション(売買市場が大きく売りやすい)
②徒歩10分以内の駅近(中古価格が値崩れしにくい。バス便マンションだと中古で売るのが非常に困難)
③5年以内の築浅(10年後でも十分売却できる)
④これから開発の進む地域(10年後、場合によっては値上がりが期待できる。マンションが「経年優化」する)
☆資産の流動化を確保する → 「買い替えルール」
■非日常に放り込まれると財布の紐は緩む
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者である山田真哉氏とHackシリーズ著者小山龍介氏との共著の本。
主に個人の資産管理について入門的なことが書かれています
実践的な会計入門という感じでしょうか?
現状の僕には非常に参考になりました。
しかし、ある程度の知識がある人は読む必要はないかなというように思います。
◆労働は本質的にオーバーアチーブ
◆在庫は罪庫
◆損益計算書P/Lから賃借対照表B/S重視へ
◆時価会計=市場価値に基づいて資産価値を再計算
◆地球と芸術は価値が減らない
◆賃貸⇒解約プレミアムを払っていると考える
◆マンション、土地購入条件(ex.式場に転用
◆現金をもたらすものは資産、現金をうばうものは負債
◆リストラ⇒財務、営業、投資
◆参照点依存性
◆ラテマネー デヴィッド・バック
◆豆大福問題
◆バフェット⇒長期のファンダメンタル投資
◆将来の収益は運用益まで考慮
◆商社は100円で仕入れたものを99円で売る
◆売掛金に変動がある会社は怪しい
◆企業の3つの会計サイクル=仕入、売上、設備投資
◆労働分配率は無力
◆キャッシュフローの推移をみる
◆四季報の見方⇒売上と営業利益の推移、CF、有利子負債
◆「予想は嘘よ」
◆NHKは安全
◆定量と定性で判断
◆値付け 原価積み上げor他者との比較
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者である山田真哉氏とHackシリーズを書いている小山龍介氏の、資産管理Hackの本。
家計簿に会計の手法を持ち込み、自分の資産の見える化をし、以下にお金を増やしてゆくかという手法は、このお二方ならではと思った。 特に、ハック家計簿なる資産管理手法は目から鱗であった。 家計簿はつい毎日費目に分けて記入するものという先入観があったが、資産の増減を管理するということであれば、思いついた日に各々の資産(財布、銀行など)の残高を確認し記録するだけで良い。
利益=売上―費用
という公式は企業であればすぐ理解できるが、これを家計にも適用し、如何に費用を減らすか、という観点から
ラテマネーリスト
見えない負債リスト
という手法で負債を見える化し、不必要な出費を削減する手法も紹介している。
その他に投資ハックとして、投資することにより資産を増やす手法も紹介。 ここでは投資リスクの分散させ方から、企業の業績の読み方まで、資産を増やすという観点の投資運用のノウハウを紹介。
会計という堅苦しいものを家計に当てはめることにより、分かりやすくまた実感が湧きやい形で紹介している所が好感が持てる。