- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
ノリとテイストを維持しながらエンディングらしいのはある意味凄技
2012/07/30 21:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
何と言うか、このシリーズどうやって終わらせるんだろう?という心配を杞憂にさせてくれた作品の第8弾にして最終巻。言ってしまえば大仰な荒唐無稽(褒め言葉)を最後まで維持しながら、そして多少どころではない無理矢理感も内包しながら、それでも(何となくな感じであっても)エンディングらしさをきっちり見せているのは、ある意味さすがと言えるのかもしれない。グールCや全邪協関東支部の「正体」などは強引も甚だしいのだが本シリーズでは全然許される所業であろう(褒め言葉)。逆に、最後の一文でつけたオチなどは落語のような趣を感じさせるものだった。
元より笑いの感覚が合致している読み手のみが喝采を贈る作風なので、最初から振るいにかけているシリーズではあったが、それを最後まで貫き通し、テンションを総じて維持した点については素直に「お疲れ様でした」と申したい。終幕は残念至極だが、それもネタ切れであれば致し方なし!と思うほかあるまい。存分に楽しませていただき感謝するばかりである。
ただ、『編集後記』と題されたP.228からの2頁は意味が分からなかった。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |