紙の本
和麻が過去に失ったものと相対することに。
2016/03/02 23:26
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投稿者:AKF-ZERO - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖魔をネット上にてばら撒かれ、異能を与えられたその内の一人である同じクラスの少年に恨みを買った綾乃の親友の七瀬。今回綾乃の学校も舞台となります。中学生となった煉やそれに引っ付いて歩く花音ちゃん(ホモはいらない)も巻き込まれ、それによって和麻は過去に失ったものと相対することに。上下巻構成とあって、今まで以上に密度が濃くなって読んでてどっぷり引き込まれました。さて、次はいよいよダークサイドに堕ちた和麻の狂気っぷりが見られますね。
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和麻の過去がチラリと見えてくる巻。これを読んでますます和麻の生き方に惚れ///
つらい過去を和麻がどう振り切るか・・・見ものですねw
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新宿でサイキックバトルが行われている―――特定の血筋でもなく、
とくに修行したこともない人間が、急に特殊能力に目覚め事件を
起こしているという。
ひょんな事からその事件に関わることになった和麻と綾乃。
だが、和麻と警視庁特殊資料整理室(警視庁で霊的事件の対処に当たる
部署)の新人が事件に関わりのある若者を捕縛しようとしていた時に、
突如和麻は走り去ってしまう。
和麻が追いかける先には、4年前中国で永遠の別れを果たしたはずの
少女、翠鈴(ツォイリン)が……
ちらちらとしか出てこなかった和麻の過去の話がようやくベールを
脱ぐのか?
しかしこの巻だけでは終わっていないので次巻まで続けて読むのが
よい。
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風の聖痕シリーズの4巻を読了しましたので、簡単な感想を。
この巻では、八神和麻を形作る原因となった翠鈴に似た少女が登場します。話の冒頭は、綾乃の友人であまり性格が解らずに居た七瀬が中心になって、覗きの常連の男子生徒をリンチする所から始まります。
他には前巻での事件を機に成長した煉が、垣間見えるのが観どころかと。
万魔殿で翠鈴に似た少女と首魁に会いますが、逃げられ次巻へと続いていきます。さてどういう結末を迎えるのでしょうか?
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ここでは和麻の過去への複線が出てくる。和麻がここまで自分の過去について何度か気持ちを揺さぶられるところがあるけれど、これ以降どう過去を清算するのかがみどころになる感じ。