紙の本
Get back ERO-BOOK!!
2010/01/07 19:36
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投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
書評タイトルは、本編終盤に出てくる合言葉である。今回は、没収品の奪還を賭けた試召戦争を、体育祭に絡めて教師との交流野球大会で果たそうという話。ところで、聖典・仲間・参考書・戦友・宝物……これらは全てある1種類の没収品に宛がわれた言葉だが、しかしまぁ、ボキャブラリー豊富というか、何とも苦笑交じりながら激しく同意する崇めっぷりである。他にも学校に持ち込むにはおよそ相応しくない没収品の数々なのだが(抱き枕とか)、これらを奪還する相手が教師なので単純に試召戦争とはいかずに野球で、しかもこれを召喚獣で行うことで本作のテイストに繋げている。野球とはいえ彼我の召喚獣のスコアが表示され、その大差で笑うという本シリーズの(忘れがちだった)基本を久しぶりに見た気がする。正直なところ、読み手にも耐性がついているので当初のような爆発的な笑いは退行しているのだが、個性豊かなキャラ達がそれぞれ闊達にやり取りして動き回る別の面白さが出てきている。二人三脚なのに何故か三人四脚になっている島田や、姫路さんの「伝説のピッチング」から昼休みの弁当にかけて(まさかの“ザクロ”オチ)、あるいは購買での久保君など、クラスの垣根を越えた体育祭らしい状況下で脇役陣が相応に見せ場をつくっている。須川君のような“さらに脇役”にも「異端審問会を率いるカリスマ」なる二つ名が与えられており、この「バカテスワールド」が順調な広がりを見せ、独り歩きを始めたキャラ達の自由な動きに委ねるような書き方が感じられる。そして、本巻では霧島さんの純情可憐で健気な一面や、鉄人の「教師の鑑」たる一言が飛び出して不覚にも胸を熱くさせる一幕もある。他にも、霧島さんの本意に応えようとするカッコ良い雄二や、意外なお茶目っぷりで魅せてくれた、本来は堅物の高橋先生といった味わい深いキャラ達が本巻を支えている。
紙の本
没収品を賭けた野球大会
2009/12/25 23:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
体育祭の一種目として開催される、召喚獣を使った教師との交流野球大会。勝利の暁に返還される、持ち物検査での没収品を取り戻すため気合が入るFクラスの面々。だが、いつもならあらゆる手を尽くして勝利をもぎ取ろうとするはずの雄二が若干精彩を欠いていて…というお話。
今回は野球というルールの枠組みの中で行う勝負なので、たまに野球を全く知らない人のボケが入る以外には、いつもに比べて自由度が低いため、意外な展開は少ないかもしれない。野球大会がメインなので体育祭の競技もほとんど描かれず、本来ならそこで暗躍するはずのムッツリーニも、いつもよりはおとなしい感じがする。
次は短編集らしいので、また色々な展開が見られるでしょう。あと今回は、試験問題の元ネタが結構本格的だった気がする。
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秀吉…ついに本人以外「女性」としてしか見られなくなったか(笑)そして若干Fクラス色に馴染みつつ(壊れつつ)ある瑞希の今後が怖いです(笑)あとバカテストの「教師のコメント」が相変わらず面白い。
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今回は野球編ですが。相変わらず、いつものテイスト、いつものクオリティです。シリーズファンなら安心して楽しめる一冊。
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新学期が始まった。そうそう荷物検査により、Fクラスの全員エロ本や抱き枕を奪われてしまった。そこで明久たちは、体育祭でやる、生徒対教師交流野球で奪われた荷物を取り返そうとしていた。しかし、召喚獣を使った野球大会になりピンチになってしまう。Fクラスはいろいろな卑怯な手で勝利した。
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バカテス第7巻です。
初っ端からFクラスは面白いなと思いました。というか学校にエロ本ていろいろ問題あるような気がしましたが、まあそんな流れで野球大会でした。スポーツと召喚獣の組み合わせは今まであるようでなかったので、どうなるかわかりませんでしたが、結構面白かったです。特に最後は召喚獣出てきませんが、熱かったです。
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野球キター。文末でリアクションをとるいつもの文体が軽快。
抱き枕の没収率とか、そのあたりがなかなか。ラブコメ成分を、もっと。
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この巻は聖典を没収された恨みを晴らすために生徒・教師交流野球を勝ち抜いて教師達との直接対決で仇を討ってやるという話。
本来はラフプレーなどで恨みを晴らすつもりが、召喚獣を使っての野球になってしまい、優勝賞品が没収されたものの返還になったので優勝を目指すことにいなります。
というわけど召喚獣の野球がメインなんですが、一番おもしろかったのは3-Aとの試合ですね、この試合でやはり姫路さんが最恐のヒロインだと思いました。
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野球大会で教師に一矢報いようとするが、召喚獣ありきでの戦いになり奮闘する巻。雄二と翔子のやりとりが見ていてドキドキしました。最後にかっこよく決めた雄二が良かったです。
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雄二は旦那にしたい男性キャラNo.1!← Fクラスで爽やかに野球なんて無理か……と思っていたけど、最後がみんな格好良い!不覚にもときめいた(笑) そしてなんか瑞姫がどんどん変態化しているような……。我が同志(土屋派)がわりといることは発見。友達になりましょう!
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悪友コンビ最強、投手姫路最凶。高橋先生含む天然才女は怖いなw
2日に分けて読んだので後半の熱い野球に忘れかけていたがそういえばエロ本奪回のためなんだったw
前半笑いで後半燃えってかんじ。
普通に女の子が可愛く男の子がカッコよくなってる。性別秀吉は最初から可愛いことがどんどん周知されてってるだけだからね。
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2010年最初の読了。でも立ち読み。
恐ろしいほどに話が進展していない。でも「このライトノベルがすごい!」またランクインしてましたね。なんというか。
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今回は体育祭のお話。体育祭といっても話のメインは表紙が表すように野球となっています。持ち物検査で聖典(エロ本)を没収されたFクラスの面々は野球で教師チームに勝つ条件で没収品の返品を要求します。まあこの巻はザクロ、スクイズがキーワードです。みなさん覚えておくといいですよ。・・・多分。
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今巻はちょっと微妙だったかな。
笑えるところは多々あったんだけど、自分の中ではあまり盛り上がらなかった感じ。
召喚獣での野球より、体育祭の方をメインに色んな競技をしてくれた方が面白かったかも。
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<嵐を呼ぶ召喚野球プレイボール!? これまで数々の恥辱(←自業自得)に耐えてきた明久とFクラスの面々。しかし、そんな彼らも遂に爆発!? 新学期早々の抜き打ち持ち物検査で聖典(エロ本)を没収され復讐に燃える修羅たちは、体育祭の一競技、生徒VS教師交流野球で教師陣に直接恨みを晴らさんと誓うのだが……。なんと競技は戦友(エロ本)を賭けた召喚獣野球に発展! パトス溢れる球宴の果てに明久たちを待つのは勝利か敗北か? 「このままだったらお前も死ぬぞ!」(by獲物先輩)熱闘激闘剛速球で贈る第7巻!>