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投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このコミックを原作とする、テレビドラマにはまりました。
刑務官の仕事や、
死刑の実態などのお話や本にも多数触れていました。
今、第1巻を読み、
さらに、さまざまなことを考えさせられました。
一読の価値があります。
ぜひ。
電子書籍
質の悪いプロパガンダに苦笑い ネタバレ有
2019/01/11 12:16
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投稿者:めめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいる内に膨れ上がる呆れ感w
無料お試しで読んでいたが、思想誘導が酷すぎて切り。
こういう、人の数だけ答えがあるようなテーマは作者の力量がわかりやすく出るものだ。
おそらくこの人は死刑反対派で、何とかして他者を洗脳したいんだろうなーとうすら寒く思ってしまうし、
「今一度考えるきっかけを」って事なら表現が偏りすぎている。
(まあ現実で「考えるきっかけを~」なんて言う奴は大概、既に決定済の手前の答を他人に同調させようとしてるものだが)
完全ビジネスで話題性目的とも思いにくい。
「死刑囚だって反省してるんですよーこんな良いところがあるんですよー根性悪く思えてもこーんな深い事情があるんですよー」が頁の8割を占めており、
死刑囚のろくでもなさや被害者の苦痛は2割くらい。
主人公の同僚も、
・良い人→死刑反対寄り
・わかりやすい嫌われキャラ→死刑賛成派
と描かれていて、偏りが酷い。
しかも死刑賛成派のキャラは「(死刑囚に対して)チッ俺が殺したかったのに~ニヤニヤ」みたいな描写。
日本は死刑賛成派が8割超との調査結果があるが、その8割の多くはこんな考え方をしていないだろう。
また、仮に死刑囚が心から反省したところで被害者にとってはどうでもよい事だとも思うが、
この本によると死刑囚の償いは「仏の絵を書く事」「被害者の家の模型を作る事」らしいw
(念の為書き添えると、肝心の「償い」の描写があまりにもお粗末という皮肉である)
理不尽に人命を奪ってもその程度で償いになるのだから、
この作品世界では人殺し自体が大した問題でもないのだろう。
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独特の作画タッチと、深い愛情に満ちた人間洞察が魅力の豪田マモラが、死刑をテーマにした意欲作。レギュラーキャラである死刑囚房の面々の顔見世的な第一巻。
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つい気になって手にしてしまったこの一冊。死刑囚と刑務官の友情。そんな誘い文句にふらふらと。現実的には、被収容者と私語を交わすのは厳禁であるし、友情など禁断どころのは話ではないので、あくまでフィクションなのではあるのだが、死刑囚が未決に準じて拘置所暮らしをしているその様子にいろいろと考えさせられることはある。実際に執行する人間がどこまで考えているのかはともかく、死刑制度のあり方を考えるのに中々興味深い一冊だと思う。
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まず一言。
立ち読みしながら泣いてしまいました。
立ち読みで泣いたのは『きらきらひかる』と『モリのアサガオ』だけです。
郷田マモラ恐るべし・・・。
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重厚な作品。死刑制度についての理解が深まります。単なる死刑制度の説明マンガとしてはもちろん、それだけでなく死刑囚とのふれあいを通して成長する主人公にいつのまにか感情移入している自分がいるのです。ラストは心に響きます。法律を学ぶものとしては読んで起きたい作品。
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国家がヒトを殺すと云うこと、それが死刑制度だ。
そしてこの制度を実行するのが刑務官である。
刑務官を通して今の死刑制度について真摯に向き合ったすばらしい作品。
罪を償うとはいったいどういうことなのだろう。
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非常に心に突き刺さる、平常心では読めない、ある意味問題作。
ラストは正直納得いかない部分がないこともないが大変印象に残る作品。
これは必読!!!
それぞれのキャラの心理描写が非常に細かく、気づくと感情移入している・・・
それ故に平常心で読むことが出来ず、小説を読むかのように1冊に時間を掛けて味わうように読んでしまう・・・・
色々死刑に対して思うところはあるものの、私はやっぱり死刑は肯定派かな・・・
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今読んでいる森達也「死刑」で出てきたことで興味持って読んでみたもの。そしたら、ちょうど今年の文化庁メディア芸術祭大賞受賞してたり、帯には今や漫画好き作家の代表格になった感もある三浦しをんがコメントつけてたり、いかにも今が旬な感じで吃驚した。。。前半は完全に引き込まれ、後半、作品を強引に強引にまとめようまとめようという感じがこの題材からするとそもそもが無理な話でしらけたところがあった。情に走りすぎているというか、物語に走りすぎているというか、それはこの人の場合、前からよくある部分だけど。まとめないでよかったのに。。。まとめればまとめるほど、非現実的で、あーどうせ漫画だもんなって思ってしまう。そういう意味ではこうやって話をまとめてしまったのは逃げだったのかなぁ、と思う。答えの出ない、堂々巡りの問いに対しての。題材はいいし、流れもいいのだけど、うーむ、と首をひねってしまう。。。何かちょっと違くないか?、と。この作品を読み進む人は感動したいわけではないんじゃないのかなっていう気がちょっとした。(08/2/16)
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郷田マモラの線はほんとに魅力的だ。
生と死をストレートに描く作風も好きだ。
2007年度文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞受賞作。
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なにわ拘置所に配属された新人刑務官・及川直樹。
彼の担当は死刑囚が収容されている死刑囚房G棟。
ある日、直樹が担当するG棟に死刑囚・渡瀬満が収容されてくる。
渡瀬との間に芽生える友情をとおして、直樹は"死刑"に何を思うのか!?
死刑というテーマを刑務官と死刑囚との関わりをとおして見事に書ききった大作です。
この作品を読み終えた後に死刑に対して安直な結論をだすことは決してできないはず!
老若男女問わず一度は読んでほしい傑作。文句無しの5つ星で超オススメです!
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あの、本当に何も知らなかったんです、
まさか三浦さんが関わってこようとは思わなかったんです(笑)
でも同人誌、読んでみたかったな〜。
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死刑制度をテーマにした非常に骨太な漫画。
死刑に対する考え方、要は廃止か存置かという事だけれども、
作者自身がその狭間を行ったり来たりしながら
煩悶しているのが表れていて、
だから読む側も一方的になることなく考えさせられる。
ただ終盤における主人公の偏愛はちょっと気持ち悪かった。
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直木賞作家の三浦しおんさんも号泣した死刑囚と新人刑務官を題材にした漫画。
冒頭から泣かしてくれる。
昨今、凶悪事件が多発し死刑を推す意見も多発しており、被害者本人、その遺族のために、私自身も死刑確定囚に対する刑の執行を急ぐべきと考えていたが、これを読んで考えが変わった。
私個人としては「死刑制度」というものは絶対に必要と考えているものの、
いくら死刑囚とはいえ、一人の人間を殺すことには変わらない死刑執行に対して簡単にものは言えないなと思う今日この頃。
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めちゃくちゃ面白い
死刑をテーマにした漫画なので
「面白い」とは、語弊があるかもしれないけど。