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紙の本
リアリティと破天荒さがマッチした快作
2004/06/05 00:48
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投稿者:taketyan - この投稿者のレビュー一覧を見る
野球マンガ。
「スポーツマンガ」というジャンルの中では一番人気があるのではないでしょうか。
人気が高い分、数多くの作品が存在し、そして数多くの名作が存在します。
野球マンガといえば多くの人が想像するのはおそらく「ドカベン」でしょう。
「ドカベン」をはじめとする水島新司作の野球マンガには「現実には絶対ありえない」ような破天荒な選手が数多く存在します。
そこがウケて日本でも有数の人気野球漫画となっているわけですが、この「剛球少女」は「ドカベン」とはまったく逆の作品といえるでしょう。
この作品にも当然、凄い選手は数多く登場するのですが、どの選手も「現実にいてもおかしくない」選手なのです。
「それではマンガとしておもしろくないのではないか?」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。
何故ならこの作品は野球マンガ史上でも他に例を見ないほど超ドラマチックな作品だからです。
しかも、リアリティの中にもマンガ特有の破天荒さが絶妙なバランスで存在します。
ストーリーは、主人公の麻生遥が名門・湘港野球部に入部し、甲子園を目指すというもの。
これはよくある野球漫画のストーリーですが、大きく違うのは「主人公が女性である」という点です。
入部すらまともに許してもらえないなど、数多くの試練が遥を待ち受けます。
テーマは「あきらめない限り夢は叶う」
主人公だけでなく、その他の選手の活躍も目立つ快作です。
今世紀最初の名作野球マンガと言っても過言ではありません。必読です。
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