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本願寺と比叡山
2023/04/03 10:34
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻、前半は本願寺の顕如が主役である。有名な宗教家は皆 説教が上手かったというが、なるほど顕如もその例にもれなかったのだなということを納得させられる。後半は、比叡山。多くの小説やコミックが単に焼き討ちを描いているのだが、この作品はロマンスを持ってきて、変化をつけている。なかなかに良い。
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友人に貸してもケッコウ好評なこの本。戦国時代物が好きなら一度は読む価値ありかと。信長の、当時の時代感覚を飛びぬけて持っていた戦略的思考、そして当時の軍師の戦術思考など、他の時代物ではちょっと読めない視点が素敵です。最近は本屋さんに平積みされるようになってるし、知名度は高くなったのかも。1巻2巻はちょっと読みにくいけど、3巻以降からの展開はかなり熱いです。
将の才、軍師の才、兵の才。過酷な戦の中、それぞれが少しづつ成長していく過程に、自分の今足りないものを投影したりして感情移入しまくりです。みんなどんどん熱くなってくんだ、これが。
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本願寺顕如動く!本願寺、浅倉、浅井と囲まれた信長は、屈辱を押し殺して和睦をむすぶ。翌年、信長は織田家に敵対し、敵将を匿い続けてきた比叡山の焼き討ちを決定し、皆殺しの命令を下した。
斉藤家再興のため、朝倉家へと輿入れが決定していたお蝶が比叡山にいると知った権兵衛。どうする、権兵衛?!
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あぁ、でも、このノリは悪くないなぁ……と思ったりして。
これはこれで、わかりやすい「魅力」であると思います。
まぁ、宗教というのは、人を食い物にしていくものであるというのは、事実です。
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斉藤右兵衛大輔龍興、細川六郎昭元らが反信長の兵を挙げた。討伐するため、摂津(大阪)に出陣した織田弾正忠信長。時を同じくして、浅井朝倉軍が織田軍の背後を衝く。斉藤龍興の策は挟撃作戦だったのだ。加えて、戦国期最強の武装集団、本願寺軍参戦! そしてついに信長軍による比叡山焼き討ちが始まり、仙石権兵衛秀久も比叡山に突入する。ある想いを抱いて――。(Amazon紹介より)
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お嬢ちゃんからお婆ちゃんまでみんなみんな、このワイを・・本願寺顕如をあてにせぇ。そんでみんなで極楽浄土へ行こうや・・(p.12)
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信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国青春物語第七巻。信長包囲網との足利将軍斡旋による一時の和睦から本願寺焼き討ちへと。
斎藤龍興配下の透波お鹿から比叡山にお蝶が居ると聞かされた権兵衛は、隊を離脱してお蝶の元へと向かう。果たして再開できるのか。権兵衛を好きになってしまったお鹿の想いは果たして。。。
顕如はずいぶんな現代大阪ノリ(&腹黒)に感じてしまったけれど、政略家で弁舌家ならそういう描き方になるのかな。