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電子書籍
二人の試練
2021/07/21 07:56
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮殿内の水を止めるだけだったはずが、町中の水を涸らしてしまったタタラ軍。町の人たちに責められて絶望する更紗。人を殺す、戦いの意味に疑問を持つ更紗と朱理。理想の国を築くための試練ですね。
電子書籍
桃井
2021/07/07 14:03
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで武器をとることを選ばなかった穂積と廉子さんの最後が切ない・・・。
朱里も以前のような残虐さがなくなって、王の器になりつつあるところまた試練なのがすさまじい。
紙の本
戦いが生み出すものは……、この戦いに願ったものは……
2002/07/31 12:57
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北の桃井の息子、穂積は武器を持たずして、絵を描いて武力に抵抗しつづける。父親のやり方にも反抗するが、武器を持って戦うタタラ軍にも味方をしようとはしない。
武器を持つ以外戦う術を知らない更紗は、それでも戦うしかない。
そんな中、桃井はとうとう赤の王の軍に討たれ、息子の穂積も父親をかばうように死んでゆく。
赤の宮殿には赤の王が復活し、いよいよ、タタラ軍との戦いがはじまる。
戦うということは、失うものを増やすということ。
失いたくない人が増えてしまった朱理も、その辛さを感じ始めます。
また、タタラ軍でも、那智が重症を負い、聖が必死で救出します。
蘇芳の都は戦場となり、タタラも民衆に責められ、朱理も自分が築いた都が荒れてゆくさまを見て、悲しみに沈みます。
指揮をする人が悩むことは、きっと良いことなのだと思います。
トップの人が迷いなく、人を殺し、町を破壊しつづければ、救いようのない戦いになってしまう。だから、二人が大いに悩むことは、これ以上、ひどい状態にならないために、必要な時間なのでしょう。
朱理も更紗も、これを乗り越えてこそ、真の指導者になれるのだと思います。
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