サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

ヨコハマ買い出し紀行(14) みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
コミック

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー19件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (10件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

“夕凪の時間”に身をまかせる心地良さは永遠に・・・

2006/06/02 16:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ゆるゆるとした時間が、とても心地良かった。
 後の世で“夕凪の時代”とよばれる、数多の都市が水没した近未来を舞台に紡がれた、アンドロイドと人間達の物語。
 物語が始まった12年前といえば、今ほどではないにしても、世の中がかなり物騒になり始めていた頃だ。人と人の心がうまく噛み合わなくなってきて、常に何かに対して神経を尖らせていた。そんなピリピリとした感情を「まあまあ」となだめ落ち着かせてくれたのが、この『ヨコハマ買い出し紀行』という作品だった。登場人物達と共に「ほぅ」と息を抜くと、ようやく自分自身が見えるようになった気がしたものだ。
 ゆったりてろてろと流れていたような時間はやはり「光陰矢の如し」で、人間の登場人物達はどんどんとその姿を変えていった。ちょっと生意気だった子供達は大人になり、人生の先輩達の姿は次第に見えなくなっていった。変わらずにいるのは、主人公のアルファさんをはじめとするアンドロイド達だけ。人々と同じように、大地もまだその姿を変え続けている。
 この作品を、一体何人の友人知人に紹介しただろう。無意識のうちにそうした人物を選んでいたのかも知れないが、一読を勧めてファンにならなかった人間は一人もいなかった。みんながみんな「なんか落ち着くよね〜」とか「癒される〜」といった感想を述べていた。きっと彼ら彼女らも、既に最後のこの巻を味わったことだろう。
 スローライフだのロハスだのと言っても、現代人は常に時間に追われている。心が急いていたのでは、落ち着くものも落ち着けない。本書を含めた全巻を通して読み、心に休息を与えてはいかがだろうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

はかなく、遠い記憶のようなものがたり。

2015/03/27 23:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:周防 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうにも懐かしくなって購入した全14冊。
ロボットがたどる、衰退期に入った世界を描いた漫画、とでも言えばいいのだろうか。
1コマを見れば穏やかな田舎の風景であっても、読み進むうちに長い時の流れを感じさせ、そこには何故か懐かしさがある。
少しずつ滅びていく世界に悲壮感が無いのは、やはり主人公であるアルファ(ロボット)がこの世界や他者に抱く好奇心や優しさ、寂しさといった感情が、不思議と胸に響くからだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

12年の歳月がもたらしたものは

2006/06/08 23:31

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シノスケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

コミックスで読み続けている自分は、開始6ページ目で驚いた……。作品の持ち続ける雰囲気は変わらず、ただ内側の時間だけがぴゅっと過ぎてしまった感覚。カフェアルファのドアベルを鳴らして入ってきたマッキにまずびっくり。

この最終巻では、今までの遅かった時の歩みをあざ笑うかごとく、時間が進行する。とはいえ、具体的な時間は明示されない。何か変化があったかと問われればイエス。何が変わったかと聞かれると困る。アルファさんは果たして変わったか? 12年の間に彼女は変化したか? 過ぎ行く時の中で、台風にお店を半壊させられたり、カメラに愛情を示してみたりしたけれども、そういった周囲の環境からもたらされる変化以上に彼女は何も変わっていないのではないか。初めから持っていたモノが、何かをきっかけにしてようやく外へと浮上したのだろう。それは彼女の周りの人間も、読者も例外ではない。アルファさんとカフェアルファの空気に触れることで、忘れていた何かを思い出させてくたのだ。

そういえば、ラジエータを拭かれるだけのバイクは壊れなかった。海に飲み込まれそうだった砂浜はどうなっただろうか。そもそもこの世界はどこへ向かっていたのか。その答えはないが、地上を想い懐かしむ鳥も、ちょっとずつ前進していく幼子も、アルファさんを通して見えたモノがあるはずだ。この物語の中には変わらない何かがあり、変わらない時間がある。

ありがとうアルファさん。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/09/30 15:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/22 20:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/11 21:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/02 20:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/12 18:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/10 06:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/26 11:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/17 21:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/30 01:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/04 16:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/03 09:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/02/01 14:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

19 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。