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きっかけは「2001年宇宙の旅」。自らの精神状態を客観的に見つめる本として貪り読む。「精神の三段の変化」下巻の「魔術師」の章などが印象的だった。聖書の言葉をパロってツァラトウストラに言わせているところがある。著者は晩年、精神錯乱に陥った。
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中学の時に読んだけどほっとんどわかりまてんでした。だけど言葉が好きなんだよなあ〜。あの頃は哲学ワールドにどっぷりはまってた。
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現代人の理性、感覚についてのニーチェの警句。ニーチェの議論は全てこの本がベースになっている。ニーチェに興味があれば「善悪の彼岸」のあと、この文献にあたるのがよいでしょう。
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哲学の本なんだけど、これは1つのお話としても読めます。最初の方で綱渡りの死体を背負っていくシーンが一番印象深い。
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「神はいない」じゃなくて「神は死んだ」っていったのはなんでなんだろうって数時間考えてやめた。ほんと、「万人のための、そして誰のためでもない本」ですな。スーパークラシックなはずなのにめちゃくちゃポストモダン。「読むんじゃねぇ。。。感じろ!!!」っていう本
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〜晩年のニーチェ(1844‐1900)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする〜
正直言って分かりませんよ。そもそもどんな頭のいい人だろうと、どこかの大学教授だろうと、分かったつもりになっているだけです。人の頭の中を知ろうとしている様なものですからね。哲学書や思想は、読むと言うよりも感じる物の様に思います。しかしそれも個人的な考えにすぎません。自分なりの解釈で捉えて、考えればいいと思います。で、そう言った類の物も、結構読みましたが、個人的にニーチェの考え方とは共感出来る部分が多くあるように思ったのです。「神は死んだ」と語り、これも個人的な解釈ですが、ようは自らの力で生きていこうと。この本のお陰で、他の哲学書や聖書などに興味を持ちました。聖書を読んだことのある方なら、また違った捕らえ方も出来ると思います。無神論者の俺には分かりませんが、海外ならばそれはそれは異端児だったでしょうね。
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やっぱり好きですニーチェさん。
火傷しそう。でも好きなんだよなぁ。。
この真っ直ぐさ。不器用で強い愛情。
生温い癒しよりずっと、戦場のベットのように、しばしの休息と活力を与えてくれる。
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上下巻。
日の光を厭い、ひたすら深夜の覚醒する瞬間に酔った学生時代。
世界への意識の現前を認識する瞬間のために!
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一つのテーマをひたすら箴言調に小説っぽく書いた作品。こういうジャンルの本にあってはかなり読みやすい…けど意味不明になる点もしばしば。ニーチェにはいろいろと崩壊させられた気がする。
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ニヒリストとは、
純粋なる魂の持ち主が矛盾に溢れた世界と向かい合うべく、自らをスタイル化した結果なのだろう。
ナイフのように尖ってはいるが、とってもナイーブな人達が多い。そういうニーチェに共感するのは僕だけではないだろう。
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ニーチェってよんだことないなぁと思って読んでみました。
ニーチェとワーグナー、二人の思想は危険視されていたようですが
現代に生きる日本人としての私がよんでもそんなに危険な香りはしません。
キリスト教が蔓延する国々では相当危険視されたに違いないなという印象です。
ニーチェは晩年発狂したと、
そして4章部分は妹が編集したらしいですが
確かに4章は少し毛色が違うかんじがします。
原文はよめないのでわかりませんが
日本語訳が綺麗で、
表現があまりに綺麗な箇所もあっていいなぁと思いました。
海が金色・・・のあたり。
2008、July
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とっても恥ずかしい「青春の一冊」の中の一冊。こういうのを読んでるのがカッコイイと思って、背伸びして読んでたんですよ、正直なところ。でも、実際面白いことは面白い。「在る」という事を考え始めたきっかけになった本です。
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予想外にめちゃめちゃおもしろかった。。。
もっと小難しくてわけわからんことを得々と書いてるもんだとばかり思ってたけど。。。
哲学書に対する偏見が氷解した瞬間でした。
これは面白い!!
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人間は深淵に架けられた一本の綱である。
渡るも危険、途上にあるも危険、後ろを振り返るも危険、身震いして立ち止まるのも危険。
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ツァラツゥストラの「栄華の巷を低く見た」態度が壮快。
思わず噴出してしまうような台詞もありました。