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はてブで上位だったのと、自分に足りない部分だったので購入しました。
取り合えずこの6ヶ月は言い回しを習得することを目標にします!
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【ポイント】
■1.大人として恥ずかしくないフレーズ「よろしいでしょうか?」
大人のビジネスパーソンを感じさせる言葉はいくつかありますが、その中の代表選手が、この「よろしいでしょうか?」です。相手に確認する際に、「いいですか?」は間違いではありませんが、どこかまだ学生気分が抜けていないような印象を与えてしまいます。
仕事中の先輩に声を掛ける際に、
×「すみません。ちょっといいですか?」
○「お忙しいところ申し訳ありません。今、少しよろしいでしょうか?」
■2.ちょっとした助詞の使い方で失敗しない
言った本人はまったく意識していなかったとしても、「〇〇でいいです」という言い方は、「ならば、しかたがないから〇〇を選びます」というニュアンスに聞こえてしまいます。(中略)
一方で、「〇〇がいいです」というのも、あつかましく指定しているという印象を与える可能性があります。
「飲み物はどちらがよいか」と尋ねられたら、まずその好意への感謝の気持ちである「ありがとうございます」を伝えてから、「コーヒーをお願いします」と答えましょう。
■3.「~してください」は時に命令口調に聞こえる
「~してください」は、丁寧な言い方に思えますが、他に選択の余地はない命令には変わりないので、上から目線の印象を相手に与えることがあります。とくにお客様や上司に対しては、使わないほうが賢明です。
上司に明日までにどうしても目を通してもらいたい書類があった際、
×「課長、明日までにこの書類に目を通しておいてください」
○「課長、お忙しいところ申し訳ございませんが、明日までにこちらの書類の確認をお願いできますでしょうか」
■4.なるべく未来志向の質問を心掛ける
だれかに何かを急いでもらいたいときには、過去を振り返って「まだ〇〇できないの?」という言い方ではなく、未来志向で「いつできる?」と聞いたほうが、無駄なストレスを生みません。
■5.クッション言葉は社会人としての身だしなみ
「クッション言葉」とは、その名の通り、あとに続く言葉をやわらげる効果があります。社会人のたしなみとしてはもちろん、言いにくいことを伝えるうえでも、ぜひとも身につけておきたいものです。
●恐れ入りますが
例|恐れ入りますが、こちらにご署名いただけますか
●差し支えなければ
例|差し支えなければ、こちらにご住所とお名前をお書きいただけますか
■6.直接間違いを指摘する表現は避ける
数字の間違いなどがあった際、直接伝えるとカドが立ってしまう、というケースは少なくありません。そのようなときに、便利なひと言が「ご確認いただけますか?」です。
経理部が発行した書類の数字に誤りがあった際、
×「これ、間違っていませんか?」
○「こちらの書類の数字をご確認いただけますか?」
■7.「お連れする」のは部下だけと心得ること
お客様を応接室などに案内する際に、「〇〇様をお連れしました」と使っている人は、けっこう多いと思います。しかし、この「お連れしました」という言葉は、文字通りもともと「連れて来る」という意味です。目上の人から目下の人に対してしか使いません。「お連れした」などのようにどんなに敬語化しても、目上の人を案内する際には、不適切な言葉です。
上司が待つ会社の応接室にお客様を案内した際、
×「大橋様をお連れしました」
〇「大橋様をご案内しました」
【感想】
◆元々このシリーズは、新人向けにまとめられているだけあって、本書に収録されている言い回しも、自分としては既知の内容が多かったのです。
ただ、冒頭の記事があれだけブクマを集めている以上、意外と皆さんにとってニーズがある情報なのかな、と思った次第。
それに私自身も恥ずかしながら、知らなかった言い回しもチラホラありました。
特に最後の「お連れする」は素で間違えて使っていましたし。
◆また、本書には「言い回し」以外にも付箋を貼ったポイントが多々。
インタビュー等の質問をする際に、「あらかじめ質問に対して「YES」の場合でも「NO」の場合でもそれぞれ次にする質問を考えて、頭の中に樹形図をつくる」というのは目からウロコでした。
同じく、質問のテクニックとしての「相手の話の情景を描く」「時間軸でずらす」というもの、試してみたいところです(詳しくは本書を)。
その一方で、第1章の最初の方では「"会話の見た目"を正す」として、いわゆる「学生言葉」の訂正を行っているので、書店で、ここだけ見ちゃうとスルーされる恐れが。
さすがに当ブログをお読みの方は、上司からの督促に対して「私って、のんびりな人じゃないですかぁ」とは言わないハズ。
◆そう言えば、本書のような真っ当な「ビジネスマナー」「常識」とは違ったタイプの、言い換えの本を、以前ご紹介したことがありました。
仕事の禁句変換辞典―モノは言いよう
参考記事:「仕事の禁句変換辞典」中塚千恵(2006年10月29日)
上記参考記事にもある「論理的でない人 ⇒ 右脳がとても発達している人」や「文句が多い ⇒ 志が高い」にはワロスw
こういう角を立てない(?)言い方も、知識として知っておくと良いかもしれません。
一応本書にも、「ネガティブワードをポジティブワードで表現する」として、「口数が少ない ⇒ 落ち着いている」「気が短い ⇒ 決断が早い」といった事例は収録されておりますが。
◆さて、「言い回し」で怖いのが、自分は全く気にしてないからといって、他人がそうとは限らないこと。
特に取引先の年配の方や上司は、少なくともあなた以上に敏感であることが多いです。
例えば本書によると、「部下から言われたくない言葉のランキング」に「なるほど」が入っていたのだそう。
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なんだか自分に嘘をついて会話するというような内容が多かった。
余計誤解を受けそうな気もするのだけれども・・・。
後、章の最後に書かれたまとめが、それぞれ項目ごとのタイトルを書いただけってどうなんだ・・・。目次見ればいいだけじゃないか・・・。
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仕事上、いろんなコミニュケーションの言い回しを知りたくて読んだけど、基本的な社会人になったばかりの人が読むような内容だった気がする。