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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (7件)
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17 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

それぞれのキャラクターが際立つストーリー展開な上に、花振楼を去った以後の幸せな生活振りを垣間見れる内容ですね。

2017/10/30 18:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、花振楼を去った以後に於ける蛍,忍,椿,綺蝶,蜻蛉の生活振りを紹介するストーリーになっております。

そして、それぞれが新たな生活環境下で幸せに暮らしております様子を垣間見れて、読んでいてホッコリ致しますね。


例えば家事を少しずつ習得しながら,“新妻”としての充実した日々を過ごしております忍を始め、御門に身請けされてからも相変わらず元気な(!?)言動をする椿の生活振りは、本当に微笑ましい限りですね。


それに、再建した旅館の総支配人としての“第2の人生”を歩み出した蛍に対しては、「旅館経営を軌道に乗せる迄は、未だ未だ色々な面で大変な事や苦労も多いと思うけれど、この調子で今後も前向きに頑張って欲しいなぁ…!?」と思いました。


それから、綺蝶の蜻蛉に対する溺愛振りには、思わず顔が綻んでしまいますね!?

又、蜻蛉に対する綺蝶の並々ならぬ独占欲と執着心は、やはり蜻蛉を独り占め出来なかった花振楼時代の反動も色濃く反映されております様に感じますね。

それと、綺蝶が、閨を共にする度にドンドン蜻蛉を自分好みに染め上げながら,蜻蛉を性的に開花させてゆきますね。

ですが、綺蝶の中では、花降楼時代に蜻蛉を抱いた顧客達に対する嫉妬心が根深く渦巻いていおりますね。

それで、ついつい綺蝶が、閨の中で蜻蛉に対して意地悪な言動も取ってしまう有り様にも、綺蝶の蜻蛉に対する様々な想いが強く感じられますね。

更に、蜻蛉は、綺蝶の深い愛情と配慮に満ちた日々を過ごす過程で、少しずつ本来の蜻蛉に立ち返っております様に感じられました。

尚、頻発に北之園家を訪問する東院の蜻蛉に対するちょっと意地悪な発言からは、やはり綺蝶を蜻蛉に奪われた一種の腹いせの様に感じますね。


以上の様な次第で、それぞれのキャラクターが際立つストーリー展開な上に、花振楼を去った以後に於ける各人の幸せな生活振りを垣間見れて、とても良かったです。

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紙の本

それぞれの後日談

2016/11/16 11:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここまでのカップルの後日談を描いた短編集です。
皆それぞれラブラブですね。
短髪の綺蝶には違和感を拭えませんが、想像以上に蜻蛉を溺愛してます。
お姫様を守る騎士の位置づけは不動です。
蕗苳は旺一朗に支えられながら再建した旅館で頑張っています。
椿と忍のコンビは遊郭から出てもいい感じで継続中。互いに見習うべき所があるって関係はいいですね。
綺蝶達のお話も好きだけど、一番楽しめたのはテンポの良さから椿&忍の話かな。
対して蕗苳の話はイマイチでした。サラッと読む程度です。
若さゆえの甘さやもどかしさが前面に出ているので、まだまだ幸せには程遠い感じ。
それでも2人の想いは強固なので、これからも2人で頑張っていくのでしょう。
あと、イラスト的にはツインテールでメイド姿の蜻蛉が可愛かったです(笑)

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電子書籍

あの人は今

2021/11/06 19:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『君も知らない邪恋の果てに』の旺一郎×蕗苳

『婀娜めく華、手折られる罪』の御門×椿
『夜の帳、儚き柔肌』の蘇武×忍

『愛で痴れる夜の純情』の綺蝶×蜻蛉

三篇の短編で落籍されていった娼妓たちの幸せなその後の生活が垣間見られる。

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紙の本

番外編集

2017/10/31 19:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る

地味だけど一本目の作品が良かったです。
華やかな遊廓を離れて、大変でも堅実に生きようとがんばる2人!
二本目、忍は遊廓を離れて磯野フネさんみたいな格好になっていて笑ってしまいましたw
外の世界でも忍と椿が仲良しで良いですね。
そしてやっぱり蘇武様はすぐ浮気しそうなタイプに思えるのでしたw

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2006/12/20 21:31

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2006/12/21 23:52

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2007/01/07 16:35

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2008/03/11 13:28

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2008/11/30 11:18

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2008/12/04 20:45

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2009/10/15 00:52

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2010/07/25 13:56

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2010/08/08 23:18

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2010/10/04 12:13

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2011/10/10 23:24

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