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主人公が学舎にいた頃の話と、いろいろなことがゲームになっちゃう話の2話が入っていました。
学舎の話が良かったです。1巻から度々名前だけ出てきた友人Yなどの人たちとの出会いとか、妖精のお茶会とか。
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家にあった4巻までを読み終わったその日に本屋に買いに行きました。
「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
わたしちゃんの、学舎時代のお話。
隠し通路から見える風景は怖すぎます。
妖精も消滅する。
『小さな小さな王さま』みたい。
妖精の死は、人間の死とはかなり違う。
Yちゃんの愛読書をちょっと読みたいと思ってしまった。
メモしておこう。
『ムーサ・パイディケー』
『古代ギリシャ少年愛詩集』
『サテュリコン』
『ヴェニスに死す』
『知と愛』
『天空のトウマの心臓』
『ソロモンの指輪』ローレンツ
「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」
妖精さん達の不思議道具が世界のありようを変える話。
人退も、アニメ化の勢いでゲーム化するかも??
前巻からジジデレおいしいです。
でもそんなことより、助手さんとフラグが立ったんですか?
ゲームはテトリスが一番好きです。
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前半、おちゃかいは読後感が良い。
またわたしちゃんの内面が非常に細かく描写されてるのに、名前は一切出て来ないというやり方が好きだ。
後半はドット厨の傾向がある自分にはニコニコしてしまうお話だったけど、前半に比べ全力でエンタメ的。
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「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
アニメでは最終エピソードにあたる本作。
これまでののんびりシュールなメルヘン世界と変わっていきなりのシリアスです。
ちょっと腹黒いけどいつも悠々自適な「わたし」ちゃんの少女期がこんなにシリアスだったとは…。アニメで初めて見た時もずいぶん驚きました。
でも思春期には誰しも死にたくなるようなつらさを抱えてシリアスに生きていたのかもしれないななんて。
夜の寮内のシーンや妖精さんの存在には泣かされました。いやガチで泣きました。
裏表が激しすぎる恐るべき少女たちとも何も問題が解決しないにも関わらずなんとなく受け入れてなんとなく仲良くなるリアルさもすごい。
卒業式のさみしさも良いです。
「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」
ファミコンからスーパーファミコン、メガドライブ、セガサターンやプレステなど各種ゲーム機と共に大人になった自分にはとても共感する内容。
喋る時の効果音が「フュオフュオ」なんていうのも絶妙です。
各ゲームのパロディもりだくさんないかにも人退らしい短編。
若い世代が読んだらどの程度ネタが通じるのか少し気になる。
わたしちゃんの美少女ゲーム、やりたい。
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【11月13日読了】
アニメから興味を持って大人買いをした一冊。
内容はアニメで扱われた最終話とゲーム世界のお話。どちらも面白い話でした。
ひみつのおちゃかいは、アニメでは尺の関係上省かれたであろう部分をしっかり補完できました。やはり最近アニメ化していて興味を持ったものはちゃんと原作を読まないとと改めて思いました。
いちにちいちじかんは、あまりゲームに詳しくない私でもピンとくるようなゲームの表現がなんとも巧妙で感心してしまいました。
一話完結の私好みのスタイルであることを度外視してもオススメしたい一冊です。次巻も早速読みたいと思いました。
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アニメでみたときから気になってた。
実はこの巻を読みたいがために、ふたたびよみはじめたといっても過言ではない。
引用しようと思ったがなんかひっかかるのでここで。
箇条書き感想。
「強くなりたい・・・・・・」
って言語化しちゃって、自我が崩壊する。
ここがすごく共感する。
あと、耳から妖精さんがでてきたシーン。
あれは、わたしちゃんの頭の中に妖精さんがいるから、わたしちゃんのなかにいけたってことですよね?
わたしちゃん相手に常に妖精さんが接触するのもそのせいですよね?
あと後半のゲームの話
人間、よく「自分の体のことは自分が一番よくわかってる!~(中略)」などと言いますが、錯覚です。
の下りが面白かったです。
たしかに自宅にもどれば回復できるのってわりとどのゲームでもそうですよねー
あと「テクニカル遠まわしでバカって言われた!」もわりと好きです。
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わたしちゃんの学校時代のお話「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」と、万物ゲーム機のお話「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」。学校時代の巻き毛とYと妖精さんの物語はシリーズ中一番のお気に入りで、背景の時代やわたしちゃんの性格などがとてもよくわかる。妖精さんの「つい消滅」私もできればいいのに。
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「それは、たやすいねがいです?」
人類は衰退しました、その5冊目。
待望の過去話の登場で、大増ページでお送りします。
まだ9歳の子どもだった「わたし」の、学舎での回想なお話、「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
と、
なぜか(もなにもないですが)世界がドット絵になってしまった「妖精さんの、いちにちいちじかん」の二本です。
ひみつのおちゃかいは、いかにも最終回って感じですが、子ども特有のさみしさが語られていてしっとり読めます。
期間も10年ほどを中編で駆け抜けるので、卒業やラストシーンでは長い時間を感じてしんみり。
今までとはかなり毛色が違いますが、このお話は好きです。
「クリケット」の小ネタも好き。
二話目で通常進行に戻ってるので安心です(?)
「不条理レベルが低いと、どうなるんでしょ?」
「しりあすになる」「すとーりーがくらくなる」「きれいごとがなくなる」「しゃれですまなくなる」「ばくはつおちでほんとにしぬ」
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学舎時代の過去編と、世界のドット化現象。
突然ストパーになったのは過去編だからだと思ったら、絵師が違うのですね。
[ひみつのおちゃかい]
大切な過去編で妖精さん成分は薄め。
というか、関わり具合がいまいちよくわかりませんでした。。。
親友となったYは今後も出てくる気がします。
[いちにいちいじかん]
ドット化して、家が消えるなど童話災害が発生した話。
ワンパク質は面白い命名で。
妖精さんの描画レベルは上げちゃだめです。見れたものではありません。。。
残機が99あるのは今後何かに役立つのかね?
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「おちゃかい」序盤はけっこー重い感じで読むのしんどかったですが、やはり少年少女の孤独を描くのが上手い。
「いちにちいちじかん」同様のネタは数あるものの、ネタの密度が半端ない。たぶん半分くらいは気付いてない気がするw
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「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
学舎での思い出と懐かしき友人との再会。
飛び級という制度をなしにしたら、田舎の学校のように感じた。
学舎時代に出会った、あの妖精さんの存在は私にとってすごく大きいものだったろうな…。
「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」
リアルとゲームの混ざった世界。
ゲームの中はある意味楽しそうだけど、現実と混ざってしまうと恐ろしい事になるだろうな。
一つ気になることは、結局何が原因でゲームの世界と混ざってしまったのだろう。
「八月期報告」
まさか誤作動が全ての始まりだったとは…。
まだ害の少ない物でよかったが、どちらにせよ誤作動なんかで何か問題が起きるのはとても困る話だな…。
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私ちゃんのおツライ人生の一部。Yとの馴れ初めが良かったです。裏表なく話せる人が一人いて、私ちゃん良かったなあと親戚のおっちゃんのように微笑えましく読んでました。オチは、なんか、すごい。妖精さんのぶっとび具合が凄いなと思いました。
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で、結局黒幕だったのだろうか、そうではなかったのだろうか。
あの性格からするとやっぱり黒幕?
まあ、そんなことはどうでもいいのかもしれません。
昔から妖精さんとの親和性が高かったんだなあ。
ドット絵が非常にいい感じです。
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わたしの過去回&妖精さんたちのシークレットグッズ回。妖精さんのいる世界は、4次元、5次元に展開し、相変わらずしっかりSFしています。ちょっとダークなわたしの過去もさもありなん。妖精さんだって見た目ほど無邪気ではないのかもだけど、やっぱり目の前に現れたら一緒にほんわかしてしまうのじゃないかなw
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『人類は衰退しました』第5巻。
『妖精さんの、ひみつのおちゃかい』
"わたし"が調停官として赴任する前、人類最後の教育機関である<学舎>で過ごした日々を描いたお話。心を閉ざしていた"わたし"が、どのような経験を経て今の"わたし"となったかを知ることが出来るエピソード。「"わたし"の心の成長物語」、そこには妖精さんの存在があり―――。
『妖精さんたちの、いちにちいちじかん』
「現実世界がゲームの世界に!?」表示されるステータス画面にコンフィグメニュー、ひとり増えてしまいそうな味わいの"しいたけ"、里を襲うはス○ース・イン○ーダー!?妖精さんの不思議アイテムが引き起こす大混乱劇!"This is DOUWA SAIGAI !!"
どちらのお話も楽しめたが、推したいのはやっぱり『ひみつのおちゃかい』の方かな。<学舎>時代からずっと、"わたし"と一緒に居てくれていた妖精さん。ラストの"おちゃかい"のシーンは、心温まるもちょっぴり切なく、読後の余韻が素晴らしいものだった。
「まだ、さびしい?」
「いいえ」わたしの答えは決まっていました。「頭の中で、いつもお茶会が開かれているようなものですから」(p176)
(あと、p127挿絵の、"わたし"の小馬鹿にした表情が好き過ぎる!)