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紙の本
香水のエロさが十二分にわかる
2011/11/14 22:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
特定の女性の<香り>に魅せられた青年の犯罪。
「殺人鬼を飼う女」ではワインでしたが、今回は香水。
実にエロい。
やはり、大石圭はエロの本質、人間の器官のなかで脳が一番Hだという、そのことがわかってらっしゃる。
本という媒体で、決して匂いはわからないのに、ページをくるごとに沸き立ってくるような香り。わからないはずなのに、その匂いを感じさせる表現力。
しかも、それを官能につなげるという筋道が、まさに職人技。
まぁ、青年の生い立ちが物語の背景にあって、それが始まりであり終わりでもあるというのは、ちょっと予定地調和すぎるんじゃないかと思わないでもないんだけどね。
つか、青年が、殺人を犯す以外の部分では、すごくまっとうなむしろ好青年であるのがむしろ怖い。
そんな風に、一部だけが狂ってるって、救いも癒しもないように思うよ。
うむ。
へんにストーリーを奇抜にしなかったのは、むしろどうしようもなく狂っている男の悲劇を浮き彫りにするためだったのかもしれないなぁ。
紙の本
香り
2016/08/18 22:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「その香り」を持つ女性たちを次々と殺す殺人調香師の話。
大石圭先生らしいお話でした。
よく捕まらないなーと思いつつも。
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