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『無類は討たず』男前だなぁ〜って感じました。かっこいい。
それに比べて『違う平八郎』(笑)滑稽ものも結構好きです。本田平八郎と間違われたらそりゃ大変だったろうに。『粗忽評判記』は心が温まりますね。大人気ないケンカ。謝るきっかけをなくして素直になれないこと、誰にでも経験があるはず。
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著者選の全集に含まれない短編集。娯楽大衆小説、風俗小説の類とのことで楽しめる。「粗忽評判記」がおもしろい。13.2.16
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著者が選じた自身全集に選ばれなかった戦前の作品から
解説者が選んだ選集
おおかたは時代劇で
昭和23(1948)年に同時代を描いた
現代劇の一編『うぐいす』も
舞台背景が異なるだけの
今となっては同じく昔の時代劇であることがよくわかる
時代劇としてもちろん出来不出来あるものの
さすがに選集だけあっていずれも趣き異なる好短編
一方『青べかを買う』『お繁』『秋風の記』の3編は
太宰治作品を思わせるような前期昭和な「時代小説」で
同時代の同じ手になる「時代劇」と「時代小説」の
在り様違いが興味深い