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わかんないもんは、わかんないとして、ゆっくり考えることも乙だなと思った。
また「スカブラ」という言葉は衝撃的だった。
仕事は好かんとブラブラしている人間こそ、会社を潤滑にして、組織の力を発揮させる能力があるらしい。こういう人間が重宝される時代になれば、楽しいと思う。
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代々木ゼミナールで講師をつとめる西きょうじ先生の、初めての受験参考書以外の書籍。情報過多の時代にどのように情報に向き合うか、一度立ち止まって、自分の内面と向き合う機会をくれる一冊。精神的な深みや豊かさを自分の中に感じられるキッカケになるのではないだろうか。ぜひ本書で情報を受け取る姿勢を身につけていただきたい。
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ネットや自己啓発本などで表層的な知識を得て、物を知った気になる。
何でもその気になれば手に入る時代で、手に入れた物と向き合うことはせず、ただただ消費していく。
平和が当たり前で危機感が乏しく、明日死ぬかも知れないということを実感できていない。
何となく続いていくという生を満然と生きている。
もっと自分で見て、触って、感じて、そのものを受け入れる。
それを自分はどう感じて、どうするかを考える。
当たり前だけど、もはや風化しつつある地に足がついた生き方について述べられていると感じました。
子供達に何を伝え、何を教えるべきか、最近ずっと考えていることのヒントになりそうです。
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大学受験時、西きょうじ氏の授業をサテライトで受けていた1人です
当時から仰っていた言葉
「踊らされるな、自ら踊れ」
この言葉の意味を薄々と理解してきたのは大学生になってから
そして社会人になった今、この本を通じて再び「西きょうじ」の凄さに気付かされました
おそらく凡人にはない何かを持っているのでしょう
私も「右足を踏み出し、次に左足を踏み出す
そして、一歩一歩進んでいこう」
西先生ありがとうございます。
Where there is a will, there is a way.
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どこかで見たことのある名前。やと思えば、代々木ゼミナール講師さんの著書。受験参考書もけっこう出してるみたい。
めーっちゃええことが書いてある本やと思うけど、話を詰め込みすぎていて、かなり拡散している気がする。
本書に書かれていることを何冊かに分けて厚みを持たせて書けば、それのほうがいいんちゃうかな、と思いました。
まあその分、何回読んでも味が出そうな本。まだまだ全部は味わえてない。また読もう。
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【今日の一冊】159||N81
やみくもに情報を発信しようとする以前に,まずは情報を受け取る姿勢をつくる事が重要な課題。
http://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00596373&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB
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情報化時代に荒波に飲まれないよう、情報以前の姿勢を語ります。
確かに、SNSは流行り、真偽不明のキュレーションサイトが乱立し、まとめサイトなるゲバ記事サイトもたくさん出てきたので、情報に踊らされないようにするための基盤は必要です。
著者の回答は、「読書して知識の基盤を作ろう!」それから「待とう」です。
第一の主張について、小生は同意です。読書をすることであらかたの知識を持っていれば、真偽は明らかにできるはずですし、収集する際も細かい情報を集めて知識のネットワークを作れます。(…むしろ、ゲバ記事よりも本を読んだほうがタメになる…)その際に語られた著者の読書観は目を見張るものがありました。
第二の主張についても同意です。SNSでガンガン発言することよりも、まず思考して、それから相手の発言をじっくり見ることは大事。
最近、現実でも人が喋っているのを邪魔するように突っ込む人がいますでしょう?そうじゃなく、まず相手が言い終わるまで「待つ」のです。
それから、短いメッセージばかり求めるファスト思考について言及した上で、文章をしっかり読む姿勢の大切さを著者は訴えていました。
本書は3部に分かれており、一部はエッセイ調、2部はブログ記事を加筆修正したもの、3部は著者がTwitterでの発言のまとめ。様々な媒体で情報に触れる実践ができる設計となっています。