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輝かしい17歳から46歳までのお話。てっきり17歳の男子、女子高校生たちが繰り広げる青春ストーリーだと思っていたのに、次の章に進むと年取り過ぎてて驚いた。連作短編。
椰月さんの作品好きで全部読んでますが、ご自身に男の子のお子さんがいるってこともあってか、男の子を描くのうまいなぁ。あとママ友のしがらみとか、だめ夫とかさ。
男の友達ってほんと永遠だよね、羨ましいくらい。
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高校生男子の友情モノって、なんでこんなに心をがっしりとつかむんだろう。
同級生3人の30年に及ぶ恋と友情の物語。3人が少しずつ大人になって、その間に出会ったり別れたりする恋人たちにもまたそれぞれの物語があって。
あぁ、こうやって自分もオトナになっていったんだよなぁ、と懐かしい気持ちがあふれ出してくる。
バカな高校生が大人になっても昔の友達とまだつるんで正しくバカをやっている姿って、やっぱりなによりカッコイイもんなんだよ。
こんな姿、自分は子供に見せられるかなぁ。
オトナがかっこよくバカになれたら、子供は安心して生きていられる。そう思った。
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そうそう思い通りになんていかないけど、悪くない今って感じで。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-870.html
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高校生男女6人がグループ交際から始まり、
成長とともに人生の岐路で選んだ道により
彼、彼女達の人生を描いたストーリー。
くだらなくも笑えたりもしたかな。
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現在高校生の子にはちょっとわかりにくいかなぁ~。
すでにオッサンになっている30代から40代が、胸を酸っぱくして(胸やけではないぞ)読んで、じんわりとほくそ笑んだらいいんじゃないかと思うような物語。
そっか。
あいつらの子供と呑める日が楽しみだ。
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これぞ、青春小説。
久しぶりに青春小説を読んだせいか、とても楽しめました。
すらすら読めて、だけど、所々で共感できる箇所もあって、あぁ、失敗してもいいから、日々を大切に生きていきたいと思いました。
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最初の物語に出てきた高校生達が、物語ごとに、それぞれが主役となり、物語への出方を変え、そして、みるみるうちに年を重ね、最後は、そのうちのふたりの子供が主役の物語になってしまうという構成。
感想を一言いうと、人間っておもしろいなーってことです。
いろんな人が、いろんなこと考えて、日々生活しているんだな、と。
同じ日常を過ごしていても、いま隣にいてるあいつは、あいつの世界があって、あいつなりの考えがある。
そんな当たり前のことを物語として描写して楽しませてくれた。
この本に出てきた何人もの主人公たちは、それぞれがそれぞれを好きだと思ってたり、バカだと思ってたり、年月が経っても忘れられなかったりして、人生を歩んでいく。
読んでいて、笑えたり、ひとってこんなこと考えるんだなって思ったり、なんせすらすら読めてしまえて、楽しく人の人生を感じられたと思います。
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高校の同級生三人を中心とする、それぞれの青春の一ページ。
普通の、ホントに普通の青春時間が描かれているだけなのに、煌びやかな服飾や異空間のような不思議さ、スリル満点のジェットコースターのような波乱万丈さといったものを纏っていないそれが、とても心地よい空気で包んでくれます。
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ラクダ顔で歌だけはうまいキャメル。年上の風俗嬢にはまって、可愛い彼女を振ったマッハ。初めての彼女と付き合い続けるゲイリー。
男っておバカ!という典型的な3人をめぐり、お話がぐいぐい進行していきます。キャメルの初彼女のヨネちゃんや、愛ちゃん、麻衣子ちゃん。女の子たちに比べて男の子たちの幼さというか…
それでもそんな3人も家庭を持ち、人の親になり…
GOING STEADYの歌詞のようです。
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ゲイリー、キャメル、マッハの男三人。青春物語。下ネタ多し(笑)。高校生から46歳になるまでの人生模様がおもしろい。男の友情って、イイナ!と思える一冊です。
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青春キャラの男女が年齢を重ねていく、、振り返り気付けば月日は巡り廻る。…ありきたりなんだけれど、なんか新鮮♪。へぇー、椰月さんのこういうのもいいねぇ!。
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山口に旅行に行くので、何か本を、と思って前から好きだった椰月さんの本を借りてきた。
少年っけだらけの内容かと思ったら、女の子の話や、お母さんの話などもでてきて非常に楽しく読めた。やっぱり旅には小説だな。
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女の子を求め飢えまくる男子高校生三人組の輝かない青春の日々を描いた群像劇。彼ら三人だけでなく、コンパがきっかけで付き合い始めた女子三人や、友人・家族のストーリーもあるのがこの作品のミソ。
『どんまい』とは「don't mind」の略。「気にするな。心配するな」の意味だ。その言葉を地でいく、彼ら彼女たちの不屈の精神がたくましくて清々しい。前を向いても下を向いても同じ明日は来る。ならば『どんまい』心で歩いて行こう。
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おバカなあだ名から始まるクスっと笑えて楽しめて、どこか懐かしい短編連作。自身の人生を振り返りながら、泣いたり笑ったり...。
「マッハの一歩」で、氣志團の『マブダチ』が脳内再生されていた(笑)
登場人物一人ひとりに、そして自分自身に「ドンマイ!」
「けれど、いちばん大事なのは感性です。自分で自分のやり方を見つけるのが、いちばんいいんですよ」
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サクサク読めた。
安定の椰月美智子さん。
表紙のイラスト自体は悪くないと思うけど、本と合っていないのでは。