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橋下さんというより、小泉さんと竹中さんのことがよく分かる一冊。
竹中さんは課題に直面した時に進化出来る点が優れていると述べられているが、これはすごいことだと思う。
40過ぎて進化出来るひとを周りで見たことがない。
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今の自分のテンションにはどうもあわなく、半分ぐらいで読むのをやめました…。小泉政権時代は政治にまるで興味がなく、否定ばかり目立っていたのでそういう目でしか観ていなかった。凄くメディアの影響を受けていたんだなぁと思った。
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竹中平蔵や中川秀直などの政務秘書が、橋下徹、小泉純一郎、竹中平蔵、菅直人を比較する形で、近年の政治状況について解説した本である。リアルタイムなので、野次馬的にも面白いが、橋下徹=小泉純一郎+竹中平蔵+α ×=菅直人という構図が面白いし、理解しやすい。αにはTwitterやFacebookが入るのだと思うが、ソーシャルネットワークによって政治は変わるし、変わらなければならないのだと思う。
橋下市長の、「広域行政は世界と競争する共同体、基礎自治体は福祉、医療、教育と言った住民サービスを行う自治体で、支え合いを軸とする共同体である」という考え方は、納得するものであり、相模原市中央区でも実現して行きたいと思う。
また、「無作為に抽出された市民パワー」の件も、相模原では青年会議所から提案されてきたが、実施を前提で考えて行くことをするべきだと思う。
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題名に期待しすぎてしまった。題名に関することは少ししか書かれていなかった。
普段、こうした政治関係の本を読まないのだが、今までの政治の流れ、裏側の取引などわかって勉強になったが、理解できたかは・・・不明である。
今の時代はTwitterで意見を表明できるので、政治家にとってはとても有利なツールである。それと共に自分の発言がいかに重要であるか改めて実感させられた。
そして、「勉強する」ということ。いくつになっても上を見て勉強する大切さを教えられた。もっと政治にも関心をもたなければ・・・。
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久しぶりに値段以上に価値のある面白い本を読んだ。この本は、政治に対して一家言持ってる人、そしてなぜ今の景気回復や改革が進まないのかについて、実務者の視点から分析してある名著だと思った。
この本は大きく分けて4つの柱で構成されていると思う。
1.小泉竹中時代の構造改革の回想録
2.自民党政権と民主党政権の違い、そして橋下徹の政治的立ち位置
3.メディアと政治について
4.政策実現プロセスについて
まず、筆者が小泉内閣の時に竹中平蔵大臣の政務官、秘書官であったことから当時の政策決定や人間関係や官僚との折衝について書かれている。実に内容が濃く、文章が楽に書かれており上手い。分かりやすい。
次に政権の違いと将来の橋下徹の国政進出した場合のシュミュレーションについて。
自民党政権で培った政策決定プロセスと小泉首相自身の決定力を、カリスマ性や民意などのふわっとした言葉を極力使わずに説明されていること。そして民主党政権の公約と、なぜそれが出来なかったのかを書き、比較したこと。橋下徹がなぜリーダーとして求められており、彼には資質があるのかという客観的な見地。
次にメディアと政治について。果ては新聞メディアの使い方から、小泉内閣時代のテレビの使い方、そしてタイトルにもなっているツイッター、ネットの使い方と時系列的にメディアと政治のあり方について書かれていた。メディアが進化し、情報伝達のスピードと双方向性が高まる事によってリーダーが発信力を持ち、政策決定のプロセスが透明化され、組織マネジメントの変化についても書かれていた。
最後に筆者が実務を行なっていた政策実現プロセスの説明と、政治任用スタッフの必要性やシンクタンクの重要性など。さすが実務者だっただけはあり、説得力があった。
ざっくり一言で言えば、小泉内閣時代にリーダーシップを持ちながらも責任を明確化する事によって自分ならぬ分身の活用によって大きな仕事をチームとして成し遂げたこと。それとメディアの使い方とリーダーの力の源泉について。
この本は上半期を含めて50冊程度は読んでいると思うが、今のところ一番面白い。興味のある人はぜひ読んでみて欲しいと思う。
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ツイッターを活用し自身の政策をアピールする橋下大阪市長。期待はするが、劇的に日本が良くなることはないだろう。