電子書籍
やはり大前さんのお弟子さん
2017/05/31 12:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入しました。文中でも登場する通り、著者は大前さんの弟子にあたる方ですが、やはり師匠の本の方が分かりやすいです。
投稿元:
レビューを見る
論理的思考についてのお話です。こーゆー本読みすぎだな。ということで大体同じようなことが書いてあります。まあたくさん読むことで、より細かく論理に注意するようになるというのはありますね。しかし後半はあまり論理的とは言えない内容だったのが変な感じでした。かなり著者の意見だったと思います。しかしこーゆー本読んで思うのは、やっぱ実践しないと身につかないし、もっと具体的な本を読まないとなってことです。実際に考えてみるとか、具体的な方法が書いてある本ね。ちょっと抽象的。
投稿元:
レビューを見る
古い本なのだが、非常にわかりやすく、考えさせてくれる書。方法論のみでなく、ロジックとは・・・を考えさせてくれる。ぜひ薦めたい本の一つ。
投稿元:
レビューを見る
2008年3月
論理思考の重要性を的確に解説している。
わかりやすい内容で、論文作成の時に役に立ちそう。
投稿元:
レビューを見る
■目次
第1章 論理とは何か?
第2章 論理の原則
第3章 論理の演習
第4章 イッシュー(争点)を考える
第5章 ゆたかな発想を求めて
第6章 論理と発想についての断章
■レビュー
投稿元:
レビューを見る
著者は、後氏である。東大ーハーバード(MBA)ーMck(パートナー)ーベイン副社長
というコンサル街道のど真ん中を歩いてきたような人である。ちなみに、本書は、
国内に置いては「ロジカルシンキングのはしり」と言われている名書である。
内容は、ロジックとは何か?から始まり、ピラミッド、MECE、イシューツリー、
論理の演習という感じで、まぁ普通?ただ、その後に、アブダクションまで言及して
いる事に少なからず驚いた。ここまで書いてある本はなかなかない。
ちなみに、遡ることアリストテレス、論理学の方法は以下の3つあると考えられていた。
1.induction
2.deduction
3.abduction
ちなみに、1と2は帰納と演繹である。最後のアブダクション、意外と知られてない。
(自分も知ったのは、ごくごく最近。何かの書籍で知った・・・気がする(笑))
しかし、これがなかなか秀逸である。私の記憶が正しければ、ソフトバンクの孫正義氏が
音声発音機能付き電子辞書を開発した方法論が、アブダクションである。
つまり、個々の要素を組み合わせて、新しい発想をしていく事。
なぜ、この論理的方法が本書以降、あまり目に見えないのか結構不思議である。
また、後氏は最後の方で「論理はあくまで方法論であり、絶対に正しい事ではない」と
言い切っているのがすがすがしく、そして新しい個人的知識にもなりえた。
この部分は、多くの人に読んで欲しいとも思う。
(まぁ、当たり前と言えば、当たり前なんだけど)
文庫で、安い。しかし、内容は素晴らしく濃いのでお薦めできる。
投稿元:
レビューを見る
文句なしのロジシン本!この値段でこの内容はスゴい!1年生の時から、ほったらかしにしてしまった事を後悔…。
さてさて内容についてだが、第1章〜第3章は、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)をもう少し噛み砕いた感じか。演習問題(第3章)がしっかりと入っている点も評価できる。第4章では、問題をかみ砕いて行く方法を記載している。そして第5章では、それから解決法を導き出す方法(例:KJ法)を書いている。最後の第6章では、発想、というものに焦点を当てている。
特に5、6章の読む価値は非常に高い!これだけでも、これ1冊の値段払ってもいいかも…。ロジシンとか学びたいけど、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)読むのが面倒だとか、難しい人はこっちから入るのがいいかも。何よりも安いし(笑)
投稿元:
レビューを見る
ロジカルシンキングの入門書として紹介していただいた本。
非常に分かりやすい。人間を説得する際に必要不可欠な5つの要素には納得させられた。
この本を繰り返し読み、ロジカルシンキングを身に着けたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
<要点>
■一般的な正しさへのよりどころ
①力による正しさ
②制度的正しさ
③数理的正しさ
④事実の正しさ
⑤論理的正しさ
■論理の5原則
①基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)
②メッセージは一度に一つだけ(一文一義)
③抜けや歪みのないこと(MECE)
④抽象のレベルが揃っていること
⑤最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性(がいぜんせい)の高い仮説
演繹:一般論から個別論を導く過程
帰納:個別論から一般論を導く過程
■MECEに分けることを心がける際には「世の中にはAとBとCがある」という「拾い出す」形の叙述よりも、「世の中にあるもっ質を分解すると、AとBとCに分けることができる」という言い方のほうが都合がよい
■原因(要因・要素)が下で、総合・結果が上ということを強く意識しないとまとめたつもりでも混乱を招くことが多い
■文書構造を見る際には、まず全体を代表するメッセージを考える。次に、その下のモジュールを考え、しっかりしたものとぐらついてしっかりしていないものを選り分ける。そして、モジュール間の上下を判断したうえで、最終的にモジュール間の構造、組み合わせと、それがどのように全体のメッセージにつながるかを考えればよいのである。
■イッシュー:互いに問題だと思いつつ、判断が分かれ決着がつかない課題
■「イッシューか否か」の争いは、まったく非生産的なものなので、早くからそこから脱出して、知的生産活動のレベルでの問題解決に進まなければならない。
■プロジェクトチームミーティングを人の調べたものの発表の場にしてはいけない。まず、イッシュー・ツリーを作る作業から出発すると、各人が、何の作業を分担するかが分かるため、ミーティングは「作業のための打ち合わせ」の場になる。
■組み合わせの数が無限に近付くと始末に負えないから、企画化を進めて、ある程度数を絞り、実用と経済効果の両立を目指すようになる。しかし、我々は規格化によっていつの間にか原点である組み合わせの自由度を忘れ、可能性を見失ってしまうことがしばしばあることを詰めに銘記しておかなければならない。
■人は不思議な現象を見るとそれを受け入れるために大きく二つの方向をとる。
①不思議を説明するために空想物語を作り、人にも語り、人の話も聞いて心に納め安心する方法。この心は詩や神話を生む。ロマンの世界である。
②不思議な事実を追求し、その中に関係や法則を見出して、現象を説明し、不変性の中で不思議を解消することである。これは科学を生む、道具を作り、文明を発展させた。
投稿元:
レビューを見る
1回読んだだけではなんだか理解し難かった。言葉の定義もなんだかややこしく、いまいちだなーというのが正直な感想。
投稿元:
レビューを見る
"English is Logic"
一方、日本は「言霊の幸(さきは)ふ国」(万葉集894:ことばの霊の不思議な働きにより幸福の生ずる国の意)。
日本人は、ことばの持つ「感覚的な要素」をより重視しているのではないか。国語の授業も、論理構成の是非を教えることよりも、情緒の世界に重点を置きがち。
演習問題あり。やっておきたい。
投稿元:
レビューを見る
なんとか読み終えた。書いてあることは、納得出来るとこもあり、難しい表現もあり。またいつか挑戦したい。その時は、読みこなせるようなステージに立っていたい。いまは無理だった。
投稿元:
レビューを見る
論理思考、ロジックといった類いの書籍は世に溢れている。
この「論理思考と発想の技術」も その内の一冊ではあるが、私にとってはとても貴重な一冊だ。
ひとつは、演繹と帰納をすっきり説明していること。
なんとなくは理解していたが、この本のおかげでとても理解が進んだ。
もうひとつはアブダクション、発想法であるが、こちらもとても理解が進んだ。
「広げて、収斂し、発想につなげ、現実的に具体化する」といった内容であるが、それぞれのステップにおいて、とても具体的な説明があり、考え方としてなるほどといえる内容となっている。
また、『アイデアのつくり方』とまったく同じアプローチであることにも気がつき、これら発見もあってとても楽しく読むことができた。
KJ法はじめ、カード形式で整理する方法は、連関図、CRT、親和図など、さまざまな方法があるが、個々の方法ではなく、発想のアプローチの本質が、この本にはある。
この本質を理解した上で、目的に応じ、方法を選択することが望ましいと思うし、どのような視点でまとめるかという論点が重要なのであろう。
この本にもあるが、「一次情報が大切である」ということを意識し、現場に足を運ぶなど、発想を刺激するナマを大切に、精進せねば。。。
読み終えはしたが、いまだ時折 読み返している。長い間ほおっておいた本なのに、今年いちばんインパクトをくれた本になった。
本当にありがとう。