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ジンベイザメの話は面白かった。
他の水族館での思い出話が多く、もっと美ら海水族館の話が多い方がよかったかも。
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2012/10/14:美ら海だけでなく水族館の歴史や取り組みなどにも触れていて、普段は考えることのない水族館について改めて考えさせられました。
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水族館の社会的役割は「レクリエーション」、「教育」、「自然保護」、「調査、研究」だという。この本にはこれらの詳細が、丁寧に解りやすく書かれている。さすが水族館一筋に生きてきた著者の見識に脱帽。
自分も一度だけ「沖縄美ら海水族館」に行ったことがあるが、もう一度この一冊を手にしてお邪魔しよう。
近くに沖縄そばの老舗「きしもと食堂」もあるし・・・。
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博物館施設の中でもあまり触れられることの無かった水族館。その市場と存在意義、職場体験を泥臭く紹介している。それにしても著者がもともとは門外漢だったのが、驚きだ。人は熱意を持つと変われるモノなのだろうか。本書の難点は構成が散漫なこと。もっと日本一の理由を掘り下げほしかった。
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チェック項目5箇所。海の中は分からないことだらけだ、分からないことが分かるから話題になる、話題になれば見てみたくなる、だから、水族館に人が集まる。私たち沖縄美ら海水族館は大型動物に着目した、ほかの水族館で見られなかった世界最大の魚類であるジンベイザメ、最大のエイであるナンヨウマンタ、さらにオオメジロザメの大型個体など、展示効果の高い種の飼育・繁殖に力を注いできた、沖縄美ら海水族館には”世界一”と”世界初”が数多く揃っている。歴史をひもとくと、すでに紀元前11世紀に、中国・周の武王がトラやサイ、さらには鳥類や魚類などを自らの庭園で飼育し、「知識の園」と称していたことが記録に残されている。ところで、みなさんはイルカとクジラはどこがどう違うのかご存知だろうか、実は生物学的には、どちらも同じ鯨類(クジラ目)であり、イルカとクジラを明確に区別する定義は存在しない、一般的には生体の体長がおよそ4mを超える種をクジラ、それより小さな種はイルカと呼ばれている。日々の生活では見られない、海のなかに暮らす同じ地球の仲間たちの姿を見たいという欲望や好奇心に応えることは、先に述べたように動物たちへの”悪行”ではあるが、そんな水族館が求められていることもまた事実だ、大切なのは、人間の利己的な慾望だけにとどまらず、その先に活かす道を考えることだろう、それが「教育」であり、「自然保護」だ。
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美ら海水族館のみならず、水族館の黎明期からの話が読める。
水族館の存在意義、バックグラウンドの苦労、研究成果などがわかりやすく書かれている。
さすが、水族館一筋の方が書かれているなーという印象。
魚類の生態にも触れられているので、図鑑を読んでいる感覚にもなれる。
美ら海水族館が日本一になった理由ももちろん書かれているが、その手のビジネスとしての成功体験だけを読みたい方には不向きかもしれないけれど。
水族館に今すぐ行きたくなりました!
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美ら海水族館のビジネスとしての成功の舞台裏の多くの秘話が書かれている。
・生態の調査、研究の関わり
・漁業関係者との協力
・イルカの輸送
・健康管理と獣医師
・死なせてしまった生物の解剖調査
・付帯事業収入の大切さと営業活動
こうした前館長の経験があったからこそ、
美ら海水族館は、人を惹きつけるものに仕上がり
世界一、世界初を生み出している。
人口海水を使用した内陸型の水族館では、
繁殖例が少ないので
最近オープンした京都水族館の
成果報告など楽しみである。
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1.世界初、世界最大というポジショニング
2.失敗経験(イルカ類を死なせまくった)からの学習
3.成功事例(ドイツのイルカ調教法)の輸入
4.収入確保(グッズ販売など入場料以外からの安定収入)