紙の本
これは、すごい。
2012/11/06 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだけがっつりと、しかも面白いバイオレンスアクションはホントに久々・・・というか初めてかも。これまでの三巻で加速し続けてきた物語が、いよいよ爆裂!という感じ。物語中盤から以降は、息もつかせぬ血で血を洗うようなバイオレンスアクションの連続。ところが、これが不思議なほど生臭い物を感じない。いやある種の、美しささえ感じてしまう。記憶に新しいバイオレンスシーンていうと、真保裕一の「ホワイトアウト」とか東野圭吾の「天空の蜂」とかがぱっと浮かぶのだけど。どれも結構リアルで生々しかったと記憶してます。でも本作品の方が、よほど血飛沫が飛び人間が肉塊へと壊されるシーンがあるけれど、不思議な程血なまぐさくない。なんだろうおとぎ話のような、非現実の世界に引き込まれる感覚。やはり主人公が中学生であるという事、そこにうまく女の子たちの萌え要素を絡め、また使う武器なんかも一工夫入れる事でうまく血なまぐささをファンタジーっぽく変換出来てた設定の妙だと思う。だから何だろ、忌避感や嫌悪感的な物は一切感じずに読み終えられた。何せここまでハラハラもんのアクションは久々に読んだ、大満足。そしてこのシリーズも取りあえず一学期終了という事で一段落。ああ余談だけれどこの巻の物語中、組織の関係等に関してのレジュメ的説明があったのは嬉しかった。そういう意味でもスッキリ満足。さらに蛇足を加えると、巻末の「資料室」を一目見てから読まれた方が、さらに面白く読めるかも。ハラハラドキドキのアクションをご所望の方は、本作品ぜひ1巻からどぞ。
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いろんな思いが交差して、壮絶な戦いがあって、傷だらけになって一学期が終わってしまった。次は夏休みだろうか?二学期だろうか?次巻が待ちきれない。早く読みたい。
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背けたくなる目を必死に文字に釘づけた
彼らの姿を、その命の輝きを一瞬でも逃さないように
・・・
ストーリーも展開もひどくセオリー通りなのに
胸を襲う痛みはいつだって新しくて
それは彼らが一人一人、生きているからだと教えられる
読んでいてそんな気がした
もう本の中はぼろぼろグチャグチャで
色々と大変な事態になってきたけれど
気にかかるのはただ一つ
会長ぉおおおおお!!!!!!!
どうなったのどうなってるの
早く!!!!!続刊!!!!!!!
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このスピード感、面白さは異常!(笑)
1学期完結という事で、どういう展開になるかと思ったら、
想像以上に血みどろ、凄絶な戦いでちょっとビビりました。
「院」と「塾」。
それぞれの組織の裏側が見えてきて、ますます続きが気になります。
驚異的な破壊力を持つ白髪の美少年……謎。怖い。
でも実は一番謎なのは、主人公だったりして。
徐々に覚醒し始めた永児は、得体のしれない不気味さがあります。
飾り枠の付いたスイッチ、、、一体どうなっちゃうの??
続きが待ち遠しくて仕方ないです。
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「ほたるの群れ4」
阿坂と千原が生死不明のまま、姿を消して半日以上。学校内に白昼堂々「駒」が侵入する騒乱の中、永児と喜多見は自分たちを狙うグループの長と対面する。そして、遂に、五倉山山頂にある廃工場で、敵味方入り乱れての絶望的な死闘が始まる。
この巻で一学期が終了します。なので、多くの謎は残ったまま。しかし、永児と喜多見を狙う組織のボスは誰なのかがようやく分かります。
一番の見所は、やはり、廃工場での敵味方入り乱れた死闘でしょう。この作品の特徴といえる殺戮シーンが最も多く登場します。殺戮ではあるが、さほど、残酷さは感じません。それは、出来る限り動きの描写を抑えているからかも知れません。しかし、それでも、所々、痛みを感じる所はありますが・・・。
会や院に関係なく戦うのは非常に若い少年少女であり、殺戮者で無く、普通の感覚を備えたものもたくさん登場します。そんな彼らをこれだけあっさりと切っていくとは、物語の設定上とは言え、少し歯がゆいです。
ちなみに、納得できないのは、静でしょうか。長としては、力も精神も不足しています。しっくり、来ませんでした・・・。
物語はきっと続く。
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ひさしぶりにはまった。
そこはかとない童話物語感w
設定が中二病な感じなのにその文章のうまさに
引き込まれる。
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一学期・完で最後の死闘は壮絶でした…。
まだまだ謎が多く、これからどうなって行くのかとても愉しみです。
早く続刊が読みたいっ‼
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一気読みしましたが。。。これで終わりじゃないんですね。
好きなキャラがいなくなってしまい、でも復活するかな…とか思っています。アニメ化しそうなストーリーでした。
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ここまで来て物語を貫く謎は未だ謎のまま。そして、一学期終了。大長編は好きなので、二学期を楽しみに待つ事にするけど、二学期の前に夏休み編とかあったりして…一学期丸々かけて、舞台設定を整えて真の謎はこれからということなのでしょうか。なんにせよ、楽しみですね。
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まさかの『一学期』完。
えっ?一学期って何よ?二学期は??いつ???
いや、一学期は終わったかもしれんが、どのへんが完結??なんも分からないままじゃん~~。
まぁ多少は「塾」と「院」の事とか、分かった事もありますが・・・ってかお話はまだまだこれからって感じなんですかね?
今回は「塾」の駒と「院」の駒の全面戦争。
なので、今回も基本ずっとアクションです。
「塾」の駒たちがいいキャラだったんだけど、全員退場。
駒たちが「生まれ変わったら・・・」と想像する様子が切なすぎます。アズミも可哀想でついつい応援しちゃいます。
いい年してこんなに面白がってていいんだろうか?っていう気がしないでもない内容なんですが、面白いもんはしょうがない!
とにかく二学期を心待ちにしております
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阿坂と千原が生死不明のまま、永児と喜多見は自分たちを狙うグループの長と対面する。そして遂に、五倉山山頂にある廃工場で、敵味方入り乱れての絶望的な死闘が始まる。
一学期終了。阿坂の生死が非常に気になりながら、読み始めました。阿坂が死んでしまったらこのシリーズを読むのが悲しくて仕方なくなります。
『塾』の方の内情が明らかになり、それにともなって『院』の理解度も上がった一冊でした。塾は院よりは人間味がある組織でした。
二学期はどうなるのか気になります。
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良かったー阿坂なんとか生きてたよ。゚(゚´Д`゚)゚。
でも対立していたと思ってたけどなんか違う感じ。母+息子vs娘の内部対立なんかなー
そして喜多見ちゃんここにきてもしや…
お姉ちゃんも目を覚ましたみたいだし二学期はどうなる!?
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いやおもしろかった。3巻4巻休日に一気読み。しかし、第1部完なだけで全然終わってない。続きがいつでるかもわからんのか・・・(2015/5/3現在)
そして面白いのが、この作者さんって「ビック・ファット・キャット」書いてる人なんだよな~。
追記!!
作者さんは2018年に亡くなられています。
他の作品も好きだったのに残念…
ちなみに第5話はHPでPDFで公開されています。自分で冊子にしちゃおう!というおもしろい試みでした。
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わー1学期ってこれ第1部でしたか。
中学を舞台に普通の中学生が会という人殺し組織?の人に巻き込まれる話。描写が丁寧なので戦闘シーンはちょっと怖かったです。どんどんスピードアップする話に引き込まれて一気に読み終わりました。
会とは何か。主人公の目の前に浮かんでくるスイッチとは何か。続編で明かされる、というあたりで終了でした。知らなかったのですがもう続編でませんね。まさかでした。。
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ほたるの群れシリーズ4作目。
五倉山で「院」と「塾」の全面対決。「一学期」完。
今までで一番の壮絶な戦闘。
四堂おおおおお(泣)一番好きなキャラだったのに~(T T)
訓練を積んだ精鋭達があれだけ死んだ中、喜多見は無事だった展開はきつくなってきた感。NARUTOみたいに強大な力を秘めた永児に守られるヒロイン的ポジションなのか、秘密があるのか…
幻冬舎は5巻 希(こいねがう)何で出してくれないんだろ。
5巻 夏休み編はネットで連載・完結しており、↓のサイトでPDF配布されています。
http://studioetcetera.com/main/archives/4629
読んだら感想を下に書き足していこうと思います。
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ほたるの群れシリーズ5作目。
海水浴や花火大会も出てくる「夏休み」編。
母にすいかを買っていた永児は不良のクラスメイト峰の喧嘩現場に遭遇する。
夏休みに入り、どれだけ学校生活を心の拠り所にしてたか痛感し、再開を心待ちにしている永児。
そんな感覚自分にはなかったからな~ 確かにいつ自殺するかわからない母親の心配と姉の見舞い、楽しむことを禁じている生活じゃ休まる時がないよなぁ…
大して仲良くない不良のクラスメイトとばったり会ったことから、新たな事件が起こるんですが今回も読ませる・魅了するハラハラ展開!
向山さんの表現力に感心しながら先が気になってどんどん読み進めました。(特に「38」の疾走感すごい!!)
阿坂や駒達も人間臭さが強くなってきて、大好きなシリーズになりました。もう少しこの世界に居たかったなぁ…
向山さんが亡くなられて続きが読めないことが本当に残念です。