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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
約30年ぶりの再読で記憶がうすれていた為、初めて読んだようなドキドキ感で読めました。ただ表題の「死体農場」の事はかなり衝撃的だった為覚えていました。結末はあっという間でしたが、怒涛の展開で良かったです。
紙の本
ファーム(死体農場)はすごい!
2001/07/26 15:11
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投稿者:ゼンメイ@アベベ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題となっている死体農場とは、実在するものらしい。死体をいろいろな環境に置き、腐敗状態を調べるとか。さすがにアメリカは違いますね。
さて、小説のほうですが、コーンウェルらしく、ストーリーは軽快に進み、飽きさせません。途中には、珍しく恋愛話も挟まれます。ただ、この恋愛話も含め、本題の殺人事件と更に姪の仕事上のトラブル、など盛り沢山なので本題のストーリーが進展しないのでいらつきます。
ま、次作の「私刑」につながる前編として、読まざるを得ないですが。
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デビューから5年。真作が出る度にベストセラー間違いなし!待ち遠しくて待ち遠しくて〜!今回の1番の面白いところはタイトルにもなっている研究所・ボディ・ファームが登場すること。事件そのものも興味深いがケイも生身の人間、プライベートでもいろいろある。なんと不倫。ルーシーはFBIアカデミーの優秀な研修生だが問題を起こすし。ケイの身心ともに休まる日はないのだ。
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検死官シリーズ5作目。なんとなくレベルが下がってる気もするが、お馴染みのメンバーなので安心感はある。
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検屍局長ケイ・スカーペッタのお話。
このひと、暗い!でも、強い!
強くいきざるをえないオンナと猟奇事件。
犯人も異常なら、コッチも異常でないと。
シリーズ第五弾。
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何冊もこのシリーズ読んでるはずなんだけど、1番印象に残っているようで、これのタイトルしか思い出せなかった…また読んでみようかなぁ…
タイトルにもある農場と、コインが忘れられない
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うちに「遺留品」が見当たらなかったので、さきにこちらを読んでしまった。
この「死体農場」にくるまでには色々なことがあったのがうかがえる。
独立した事件だが、以前からの未解決事件や姪のまわりで起こる事件なども絡み合って、方向性が分からなくなる。
ケイさんの男関係、今度はあのお方ですか・・・。
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今度はベントンがお相手ですかそうですか。マリーノとの関係がギクシャクしてんのはやだなあ。そしてルーシーが業界人てのは最高だな。
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家に本置き忘れて電車の中で手持ち無沙汰だったのが悔しかったから、帰ってきてから読んじゃった。
とはいえ一度読んだ本なので速かったです。
これもおもしろいー。なかなか良い訳だったし。
このBody Farm、一度CSIにも出てこなかったかな? と思ったけど、CSIの舞台ラスベガスとはかなり離れている模様。じゃあ同種の実験施設だったのかな。
さーて次いこ。
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実録死体農場を読んだところだったので、懐かしくなってここまでシリーズ再購入。次までこの話続くんだったよ!それにしてもルーシーが大学生か…。
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今作では姪であるルーシーに危機がせまる。
そんな中主人公であるケイは新たなる恋に落ちるが・・・。
マリーノとの仲も不仲になり、相変わらずまっすぐには事件解決には進まない物語!
また、今作では解決されなかった謎がいくつもあるので続きを読むのが楽しみである
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検屍官ケイシリーズ5弾、いいですね。脇役も、恋愛沙汰も大人で。でも、自分の気持ちに正直で、不器用なケイが魅力的です。いつも危険な目にあって、ハラハラするのですが、強い女です、ケイは。凄いな。
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これも再読。今回は事件を解決していく場面よりもそれを取り囲む人たちの物語だった。あちらもこちらも問題だらけになってしまい、事件はどうなるのかと思われたけどきっきり解決。そして伏線は次回で解決なのかな?
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昔、OLしてた頃、Patricia Cornwellの検死官を2,3冊読んだことあるけど、そのときは面白いと思わなかった~。
なんか長編の海外推理ものは初めてだったからなのか、いや~に眠くなった思い出が。。。(苦笑)
もちろん内容も忘れてる。。。。
で、これは古本市でゲットしたの~。
なんとなく目に付いて。。。
で、何気なく読んでみたら~~~
面白い!!!
えええ???こんなに面白かったっけ???
自分の読書力が高まってきたのか、この本自体が面白く書かれてるのか、何故かすいすい読めてしまった。。。
海外小説にありがちな「まわりの雰囲気感が書かれてない」「いまいちそこの臨場感がのぞめない」などの問題点が全くない。
すんなりと、この小説の世界に入っていけた。。。
これは第6弾に続く前編的なお話なんだけどね~、次が読みたくなったし、検死官シリーズをまた最初から読み直したくなったし、他の彼女の作品も読みたくなってきた。。。
これ、原文で読めれば格好いいんだけどね~~。
どうだろ~~。まだまだ先のことかな~?
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故・児玉清さんの『寝ても覚めても本の虫』という文庫本で紹介されていたパトリシア・コーンウェル。数多ある外国小説を読み耽っていた児玉さんが絶賛していた作家なので、それなりに面白いんだろうと思って何気なく手に取りましたが、まー面白い。数時間かけて一気に読み切りました。
物語は、要請に応じてFBIの捜査に加わる検屍官、ケイ・スカーペッタの一人称で綴られます。小さな田舎町で起きた、少女の変死事件。死体を調べる中でケイの心を捉えた「ある小さな疑問」を明らかにするため、「死体農場」と呼ばれる施設に調査を依頼しつつ、彼女自身も積極的に少女の死の真相を突き止めるべく、動き回ります。その一方で、ケイの姪や同僚たちとの複雑な人間ドラマも展開され、それらが緻密に綾を成して物語を進めていきます。
タイトルに出ている「死体農場」が出てくる場面は驚くほど少ないですが、そこから得られたヒントをもとに推理を組み立て、真相に辿り着くケイ。そこからは、まさにジェットコースターのように一気に終局までダレずに突っ走っていきます。最も、核心に至るまでに「女性」であるケイの若干のヒステリーや混乱した言動、ある人物との諍いなんかがあったりしますが、これは極めてアメリカ作品的、と言えるでしょう。
ある小説を「好い作品だった」と思える個人的な必須条件として、「読んでいて風景や登場人物の姿かたちが想像でき、それが色を伴って脳内にビジュアル化されること」があります。当然、この作品の舞台となっている街のことは知りませんし、なんだったらアメリカに行ったこともないけど、それでもこの本では「映像化」がすんなりできました。それぐらい、入り込みやすい作品なのではないかと思います。
もちろん、死体の描写なんかも作品の性質上、非常に緻密なので、その辺が苦手な方には手が出せないと思いますが。
ケイ・スカーペッタを主人公とするシリーズは、この作品が5作目。あとがきによると、6作目である『私刑』で、過去作品に記されていた伏線が回収されていくみたいなので、これはもう1作目から4作目も買って読むしかない、という感じです。思いがけず佳作に出会えて幸せ。