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京都の映画村は「うずまさ」にあり、そこには渡来の秦氏が聖徳太子から進呈された弥勒菩薩を本尊とする広隆寺がある。この広隆寺の聖徳太子像に歴代の天皇がその在位期間衣装を着せる習わしがあるという。また広隆寺の近くの木嶋神社には不思議な3柱鳥居が存在する。
不思議なのはそれだけではなく、この日本の歴史、文化におおいに寄与した秦氏が何故歴史の表舞台から消えてしまったのか?
著者の旺盛な想像力による推論はちょっと引いてしまうが、それでもとても興味深い一冊には変わりない。
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広隆寺の聖徳太子像に天皇家から衣装が贈られていると言う話は興味深い。あとは推理が難しくてよくわからない。
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もっと日本史を勉強しておけばよかった…。面白いじゃん7世紀近辺。それにしても日本書紀、わかりやすく書いておいて欲しかったな。神話ばかりで事実がわからん。超知りたいのに。
メロスは激怒した、くらいの平易さがほしかった。
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聖徳太子の探求から始まった僕の旅の終着点で、ちょうどこの書籍を読んでいた時に伺ったのが広隆寺だった。と言うのは偶然ではないのだろうと思った内容が描かれていた。僕の自宅は京都にありちょうど地域として秦氏の色が色濃いだけに、変に因縁を感じた次第である。因みに個人的には、能の金春宗主との繋がりや、やけに藤原系を避ける癖も本書により過肯定しつつある。