紙の本
魔法少女になって頑張る!
2012/01/23 21:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代のトロイア戦争により、蝦怒川情雨は母・玉藻前を、月読鎖々美は兄・神臣を失ってしまった。それを取り戻す方法を探すために、世界各地の神々に出会う旅を始めたふたりは、混乱する中国神話では打ち払われ、印度神話へとたどり着く。
そこで出会った最高神・ヴィシュヌだという幼女から、願いを叶えるためには神に成るしかないと言われたふたりは、魔法少女になって人助けをし、願いを叶えるための徳を積み上げることになる。吾と契約して神仏に成ってよ。
徳を積むために戻ってきた日常は、何かおかしい。邪神三姉妹はささみさんのことを忘れてしまっているし、櫛名田希美に求婚するためにスサノオは小学校に入学するし、何より、黄泉返った月読呪々の娘のポジションには、日瑠女というささみさんそっくりの少女がいる。
自分の居場所がなくなったような絶望に打ちひしがれながらも、情雨の励ましを受けながら何とか頑張るささみさん。頑張るのを止めてしまったら、何もかも失ってしまうから。
そうしてついにたどり着いた場所、明らかになるヴィシュヌの目的。そのとき、ささみさんが選ぶのは…。
次回はクトゥルー神話がテーマになるそうだ。
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ドンドン新しい無茶な話を絡めてくるな。でもうまく取り込んでてうまいな、と思う。
しかしインドの神様もオタだったとは。ていうかネラー?
話の方はまだお兄ちゃんの件も残ってるし、まだまだ続きそうだな。
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神話大好きな自分にとってささみさんはかなりお気に入りです。左さんがイラストなのも素晴らしいとおもいます。そして6巻の表紙はキツネ耳幼女…!鼻血が出そうです。
最後のささみは昇天してしまったのでしょうか。7巻からは
いわゆる「神の視点」からの語りに戻りそうですね。それはそれで楽しみです。
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予想の斜め上を突っ走るささみさん第6巻。魔法少女が変身して悪と戦う場面から始まるとは誰が予想できたのか。キュウべぇネタは鉄板ですよねw「リリカルマジカル」は、なのはかな?
ささみさんの過剰な愛情表現はネタではなく(ネタなんだろうけど)、他人との距離感がとれないためと真面目な話が出てきた。どう見てもお兄ちゃんの悪影響だと思うんだけど。その変態お兄ちゃんがいつも通りに変態なことを言っても、まともな反応を返す日留女さんは、やっぱりささみさんとは違う人だわ。ささみさんよ、自分が犠牲になるのは駄目よ。ささみさんのことを大切に思っている人は、ささみさんが犠牲になるのはイヤなんだからね。
人間だった頃のアマテラス=オオヒルメムチ=日留女が、神様であるアマテラスとは別にいると解釈したのかぁ。つるぎの前世ってことになるのかな。
ツンデレかがみの「愛!!」発言はものすげー良かったw嫉妬するかがみ可愛いよw恥ずかしくなって蹲っちゃうのがかがみらしくていい。
情雨ちゃんパパが復活するとは思わなかった。見た目は鬼なのに善人っぽいし。これで二年生編が終わりだとは。ささみさんがほとんど学校に通ってないんだけどw次巻はいつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌が登場するのですねw
お兄ちゃんとささみさんのラブラブ結婚式でラストを迎えて欲しい。かろうじて学園生活を過ごしていた2~3巻の頃が懐かしい。お兄ちゃんとささみさんはいつでもラブラブしてて欲しい。
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神話というのは美しく儚く優しく残酷で脆いものだと。
せっかくささみさんと情雨ちゃんと、それに玉藻前といい感じになってきたっていうのにラスボス登場。もちろん目的は世界征服。
あーもうどうなっちゃうんだよぉ。気になるよーもどかしいよぉ。
そんな感じ。
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今まででもっとも良いと思える巻だった。密度が高い。特に第一部(シヴァ)で、神々の抗争へ人が立ち向かう構図はこのシリーズにもっとあって良かった構図だと思う。
良い巻なだけに、日留女についての浅さが残念だったかな。最後の展開で、彼女への驚きのようなものが生まれてこない。それだけが足かせだったと思う。
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希美ちゃんの啖呵が気持ちいい。
ささみさんと情雨ちゃんが主人公的な感じですよね。代わりに邪神三姉妹はだいぶ影が薄くなってますけど。
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前巻の終盤で日本で行われていた「現代のトロイア戦争」を終わらせるために協力し、その後姿を消してしまった保護者達(神臣、みっちゃん、淡島様、玉藻前)を探す旅に出たささみと情雨が辿り着いたのは印度。彼女らは印度神話の最高神 ヴィシュヌの力を借りて保護者達を探そうと考える。そのために彼女らは護法少女となって「徳」と集め始めるのだったが、トロイア戦争の影響で世界は均衡が崩れ様々な問題が生じており、「徳」集めは一筋縄ではいかないのであった。
果たしてささみと情雨は保護者達を取り戻すことはできるのか…というか護法少女って何なのか、二人の掛け合いにも注目です。
今回は色々な人たちの思惑が複雑に絡み合っていて「混沌」としており、その中を今まで守られる存在であったささみたちが様々な困難の壁に遭遇しながら成長していく話でした。個人的には情雨と玉藻前親子の掛け合い、月読一族の歴史についての記述が興味深かったです。また今までは話に出てきただけだった人物たちも続々登場してきてこれからどのように展開していくのか楽しみです…特に終盤で登場したあの人はイメージと大きく違っており色々とやばいなと感じました。
次巻にも期待したいと思います。
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鎖々美と情雨のインド旅行。
インドの神ヴィシュヌ様に姿を変えられ、
徳を積むように言い渡された。
小学5年に姿を変えた二人。
それぞれの願いを叶えるために。
情雨は母親と再会したい。
鎖々美はお兄ちゃんと会いたい。
玉藻前(情雨母)は水中から復活するも、可愛らしい姿で。
復活する際に全ての得を使い切ったために再度集める二人。
が。
鎖々美がすべての人に忘れられているという状態で。
鎖々美が日留女(ひるめ)と入れ変わる。
全てを日留女に差し出して。
本当に、コレで鎖々美はいいのだろうか?
平凡で大好きな毎日。
大好きな人との些細な出来事。
でも。
それって、物凄い我慢じゃないのかな?
アラハバキも復活し、さてこの語の展開はどうなることやら…
人の意志は、運命を変更する。
この台詞はパクりたい、パクらせてもらう。
自分が強く願う時、きっと叶うと信じているから。