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読み進める中で、内容に引き込まれていくような感覚になった。
また胸くそが悪くなるような終結はとてもリアルだった。
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未成年とはいえ、やることは立派な犯罪で、
だんだんエスカレートしていく様子は
遊びか調子に乗ってるだけなのか?
ちょっとした好奇心で脱法ハーブにまで手を出して…
いろんな誘惑がある中で、普通に高校生することもなかなか難しい…。
でも子どもは勝手に大きくなれるわけじゃないので、
子どもの体と心がきちんと成長していけるように
親や大人がしっかりと関わっていく必要があると思いました。
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#読了。岡山(?)県警生活安全部に勤務する小松原雪野は女性と子供を守る特別チーム「JWAT」に所属。都市から流れる、脱法ハーブ、薬物から少年少女を守ることが出来るのか?高嶋さんの警察小説ということで、そのような切り口から攻めるのかと思ったが、割とあっさり。
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悲壮感漂う作品です。
日本社会の閉塞感からなのか、少年・少女の犯罪や
薬物乱用が毎日ニュースになる現在。
そんな今の日本の少年・少女を描いた作品です。
脱法ハーブの問題、DVの問題を取り上げていますが、
読了時には、悲壮感しか残っていませんでした。
この作品のような事件や状況にならない・させないためには
どういったことをするべきなのか、
自分には何ができるのか・しなければならないのか、
考えさせられた作品です。
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この作家は、元々原子力技術者。
文章を読んでいると、その片鱗を感じることもある。
この作品もそう。
キッチリと、筋が通った書き方で、
もし違う人が書いていたら、もう少し違う感じに
なっていたのかもしれないけど、この作品はこの作品で、
素直に読み進むことが出来て、読みやすかったです。
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高嶋哲夫氏の本は、「メルトダウン」、「つなみ」とか、図書館でみたことはあるのに、読んだことが無かった。
たまたま、「JWAT」って、どんなチームなのか?と思って、手にした本です。
女性と子供を守る特別なチーム。
3人の少年が、話の中心となる。
真面目だったのに、いつも殴られた傷跡が、あったりしたのに、それは、子供思いの父親が、アルコール依存症で、わが子に、傷つけていた。
もう一人は、母に、暴力をしたり、別の件で、刑務所に入れられ出所し来た父親に、お金を渡して、母への面会を阻止しようとする少年。
そして、もう一人の病院長の息子が、親の愛情を一つも受けないで、過ごしたことがねじれた性格になったのか、成績優秀なのに、薬物を売ったりしてしまう。
何とも、なんか、読み終えて、重たい気持ちになってしまった。
題名の「FLY TRAP」って、この本の最後に書かれてある「甘い蜜の匂いで、虫を誘いこんで餌にしてしまう 食虫植物、、、、で、意味が、やっとわかった。
大人で無く、少年の犯罪が、段々悪質になって来ている昨今、この小説を読んで、余計に、やりきれない気持ちになってしまった。
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【期待の高嶋哲夫書き下ろし警察小説!】地方都市で消えた女子高生。その背後には、脱法ドラッグが蔓延する荒んだ闇が広がっていた。若き女性警官雪野は少女を救いだせるか。
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O県警生活安全部「JWAT」は女性と子供を守る特別チーム。一員である小松原雪野は、夜の公園で保護した高校生・隼人の証言に不信感を抱く。サラリーマンを襲う少年や、蔓延りだした脱法ハーブを追ううち、彼女は少年たちのなかに潜んだ闇の存在に気がつく。だが、それは悪夢のはじまりにすぎなかった。