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先日、美容院で読んだ雑誌に三浦雄一郎さんのことが掲載されていて、そこで、実は三浦さん、60代にメタボ体型となってしまい、肥満、糖尿病、狭心症になっていたということを知り、とても驚いた。三浦さんのようにプロスキーヤーとして数々の輝かしい実績をあげ、80歳になってもなおエベレストに挑戦するような方は、ケガはあるかもしれないけど、私のような運動不足の人間こそ心配しなくてはいけないような病気とは全く無縁なんだろうと思い込んでいたからだ。
そんな驚き冷めやらぬ中、本屋で偶然この本を発見し、60代にそのような状態だった三浦さんがどうやってまたエベレストに挑戦しようと・・・しかも今は80歳という年齢にもかかわらず・・・思うようになったのか、詳しく知りたいと思った。
読んでみて、三浦さんは、今まで数々の試練をその都度乗り越えて、自分が自分に課した目標をクリアしていることを知った。決して順風満帆なわけではなかったのだ。成功している有名人の方々に対して、ついつい、最初から順風満帆な人生を送っていらっしゃるのではとステレオタイプ的に考えてしまうのだが、全くそんなことはなかった。結局、私のような凡人と、成功している人たちとの違いは、挫折に対する姿勢、向き合い方の違いなのかもしれない、と思った。
書かれていること、それ自体には目新しいことはないかもしれない。他の自己啓発本でも言われているようなことだとは思う。だが、80歳にしてなおエベレストに挑戦しようとする三浦さんがおっしゃっているので、言葉に実感がこもっていると感じられた。すごく説得力があり、一気に読むことができた。
5月のGWが終わるころに、エベレストの山頂を目指す予定とのこと。ぜひ、成功していただきたい。そして私も、自分の目標を持って生きることを楽しんでいきたい。
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「なぜ80歳でエベレストを目指すのか」。この問いへのシンプルかつ明快な答えにはっとさせられた。華々しい記録の陰での、紆余曲折な人生。きっと普通の人なら諦め、挫折するであろう「谷」を乗り越えまた「山」を目指す三浦さんは、80歳にして飽くなき探求心を持っていた。そこから説かれる目標を持つことの大切さ、そして誰かと比較しない、自己記録更新の意義。この本は決して偉大な功績が書き連ねられている自伝ではない。アンチエイジング、家族と子育て…登山の枠を超えた、人生の教科書だ。三浦さんの栄光の経歴を知る目的で読み始めたが、失敗も挫折も包み隠さず語る姿に、三浦さんの人間味があふれていて、とても身近に感じられた。最近何となく単調な毎日を送っている、物事がうまくいかなくて苦しい。そんな、山に興味がない人にも、読んでほしい。
いよいよ今日はアタック開始。三浦さんが、かけがえのない家族と仲間とともに、またひとつ人生の目標を達成できますように。
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世界最高齢でのエベレスト登頂を前に書かれた母校の大先輩・三浦雄一郎さんの人生論。
世界新より自己記録更新が大事、自分にとってのエベレストをみつけよう、メンタル・ドーピングなどなど、私の生き方の大先達です。
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目標を持つ事の大切さを、三浦雄一郎ならではの体験と例で教えてくれる。とくに「健康な状態」を目標では無く、「健康で何をやりたいのか」が大事とは、シルバーやゴールドの人々が参考にできると思う。
80歳エベレストを成功した三浦雄一郎を今後もチェックですね!
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昨今テレビを賑わしていた三浦さんのエベレスト登頂。
この書籍は登頂時のことは書かれていませんが、何故エベレストを目指すのかと言う理由が書いてありまして。
やっぱり高い目標を継続して持ち続けることは大事。
歳を重ねてもその気持ちは忘れないようにしたいです。
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「目標を立てる!!」
本書を読んで、すっごくそのことが伝わってきた。
世界一や世界初を成し遂げた人の人生観に触れたくて、ほとんど知らない方だったけど読書にチャレンジしてみた。
難しい表現はなくって、誰でもできるような生き方。
人によっては、「えっ?そんな程度?」と思うかもしれないけど、僕は「やっぱりですか!」という感じだった。だからこの本を読めてよかった!
最近、「人生の真理」というとカッコつけすぎだけど、生きるうえで大事なことって「シンプル」なんじゃないかと考える。
冒頭の「目標を立てる」もそうで、やっぱり目標を持っているときって毎日が張り合いがある。
三浦さんはその目標も「何のため」っていう視点でも書かれていたけど、「何のためっていうのも大事だな~」と感心した。
改めて「目標立てよう」と思ったし、僕も三浦さんのうように80過ぎでも元気で山とかを歩きまわれる人になりたい!だって自分の体で自由に動き回れるって楽しそう!
自分で体験することが一番感動すると思う。大自然を感じて感動したり、人と共同して何かを成し遂げたり。
一回の人生で、どう感動を植え付けるのか。坐して受け身の人生では何も生まれないと思う。三浦さんのように「目標を立てて」自分で動いていくぞ!と思った。
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若々しく元気溌剌に生きるコツは夢(目標)をもつこと!。それも自分がワクワクして魅力にとりこになるような夢を。
それさえあれば、どんな困難があっても乗り越えられる。
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目標を設定してそれに向かって進むことが心身の健康を保ち、人生を豊かにする。というような話。
目標は人それぞれでいいという。確かに70代後半の人間が80歳でエベレスト登山という目標を立て、それにワクワクしている姿は輝いて見えるが、こんな目標は誰にでも目指せるものではない。
人それぞれ、目標は違っていい。どんな小さな目標でもいい、というのは本書で何度も書かれている。大事なのは目標をもつこと、挑戦することで、傍から見てそれが立派なものである必要はない。
この本はエベレスト登山の出発前に書かれたもので、結果が成功であったことは皆さんご存知の通り。
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80過ぎにしてエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎の自伝的な一冊。
心臓手術を何度もしながら、それを乗り越えて登山するのは、その冒険心や体力の強さもさることながら、底抜けの明るさと前向きさがあるのだと感じた。
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年齢も環境も関係なく、自分で目標定めて挑戦する。そこに生き甲斐があるじゃないですか、と。
自分も次の(わくわくするような)目標決めれるように。
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言わずと知れた山の神様。本自体はそんなに面白いものでもないけれど80歳が命を賭けて挑戦をする姿には、否が応でも刺激を受ける。引退後、不摂生な生活を続けていたら自宅の二階に登るのでさえも息切れするようになり、改善のリハビリを続けていく内にエベレストへ、は最高だった。友人を励ます時なんか、よく使うエピソードとなった。あの三浦さんだって、自宅の二階に登る所からスタートしたのよ。