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ウィルとジェシカのかつての仲間に〈封書〉を届けに行くという話で、並行してウィルとジェシカが出会ってからジェシカが翅を失うまでの過去のことが書かれています。
今までの巻よりも戦う場面や翼舟での空中戦の場面は少なかったです。しかし、今までの巻で少しずつ触れられてきた話題を扱っていましたし、いろいろな場面がうまい具合に出てきていて退屈に思うことはありませんでした。
今巻も面白かったのですが、いくつか誤字があったり言葉がおかしいように感じるところがありました。特に「群島最南端」と書かれていたところは、多分「群島最北端」が正しかったのだと思うのですが、しばらく、北に向かっているのになんで南の果てにいるんだ、と悩んでしまいました。
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今回はウィルとジェシカの過去に迫るお話。
あの約束に繋がる物語ですね。
というわけで過去の回想がメインなわけですが。
やはり1巻と比べるとどうしてもワクワク感が…。
隠すつもりの無い伏線というか、
ちょっとしたギミックも、
もうすこし判りづらくカモフラージュしてくれれば、
もっと楽しめたのになとは思います。
ウィルとジェシカの空に対する思いと拘りよりも、
鍵に重きが置かれてる感じは少し残念。
そんなつもりはないのかもしれませんが、
ワクワク感の半減はそこに原因があるのかも。
次巻で話が大きく動きそうなのでそちらに期待。
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第3巻を読破。
新しく仲間になったレンや相変わらずなウィルやジェシカの面々。
レンはどうやらまだ独り立ちできないようで。
今回のお仕事ではお留守番のようです。
でもお世話になっているのがヒルダの屋敷だもんなあ。
ウィルたちとは違った命の危険に遭っています。
笑
というか、ヒルダすごいなww
彼女を起こすのも命がけだわwww
さて、この巻はウィルとジェシカが出会い、どうやって〈渡り鳥〉の仕事をするようになったのかが判明しました。
なんと、二人はバディを組んで8ヶ月ほどだった、という事実にびっくり。
1年経っていなかったのか……。
だとしたら、短期間でいろんな経験を積んできたんだなあ。
ジェシカが翅を失ったのもそのころなのか。
彼女は元々雲界の中にいたのか。
飛行船の墜落事故。
実はつながっていた二人と、もう一組の〈渡り鳥〉の縁。
第一巻の冒頭が今回からんでくるとは思わなかったなあ。
ヘイムダル、という巨漢の正体は――たぶん“あの人”なんだろうけれど。
わかってないから、知らせていないから。
んー今後どうなってしまうのか。
「敵」の目的もまだ不可解だしなあ。
ヒルダの行方も気になりますね(>_<)
次の巻では新たな国が舞台になるのかな?
まさか他の「国」があるとは思ってもみなかったです。
そういえば「島」って言っていたもんな。
軍がある、ということは他国があるってことだもんな。
うっかり失念していました。
ストーリーが進むごとに設定が開いていく。
こういう手法もいいな、と思いました。
すごいです。
次の巻ももう出ているので、積読減らして読まないと!
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霧の上を島が浮遊する世界で、霧妖という魔物が棲む空の海を飛び、想いを封じ込めた「封書」を運ぶ武装郵便屋の少年と相方ジェシカの物語。
しかし、二人はある欠点があり1人では空を飛べない。
お互いの欠点を補いながら霧に挑む冒険ファンタジー。
今回はたゆたう島の郵便局編の完結編。
過去にジェシカから空を奪った男への配達以来。
今回の構成がシリアスというか自分の苦手な過去の回想と現代の行動を平行にやっているのでいつもより頭に入ってこなかった。
相変わらずジェシカはいいキャラなんで次の最果て編に期待といったところかな。