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クロプラがアニメ化が決まったと聞いて再読です。
ノゲノラと同じように、爽快な作品ですね。
高校生の主人公(男)の見浦ナオトと天才時計技師の主人公(女)のマリー・ベル・ブレゲが、政治とか社会のしがらみとかなにやらを全力でぶっとばして、自分の望むものを手にいれます。
そしてこれからも突っ走っていくのでしょうか。
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ホント合作で良くここまで綺麗に纏め上げられたものだと感心しました。若干厨二成分が薄いとは思うけど、しっかりと榎宮成分を受け継ぎ、壮大に広げられた世界観と言う名の風呂敷でしっかりと設定を生かし且つ滲み出る榎宮臭を殺さないように作られていて良かったかと。勢い任せのハッタリ攻めな部分はノゲノラと同じだけど、ノゲノラとは違った爽快感があって楽しかった。特に中盤以降の牽引力は高いです。また、あとがきも十分にお二方+αのやり取りも面白かったです。主人公像はやっぱり榎宮さんが描いた方がっぽいかと。とにかく次巻以降も期待
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物語の雰囲気が好きだな。『ノーゲーム』の方も好きだから榎宮さん合うのかしら。リューズは自動人形でセメントなあたりCVがやや固定されたけど(笑)こっちの方は感情があるのが違いか。他のメインさんたちもいいキャラしてました。あとがきであったように違った形の「天才」が絡み合っていくのは面白かったです。次も楽しみ。「妹」たちはみんな毒舌だったりするんかしら。
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若干展開が急なところもあるが
読みやすく、世界観もしっかりとしており非常によい作品
キャラクターもそれぞれが引き立っている
また2人の天才の対比がまたおもしろい
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死んだ星のすべてが時計仕掛けで再現された世界、クロックワークプラネット。
落ちこぼれの高校生の主人公の家に突然黒い箱が墜落する。
中にいたのは自動少女(オートマタ)
破錠と延命の繰り返し。作り変えられた世界と変われない人類。
理想と現実が悲鳴をあげる時、二つの出会いが運命の歯車を廻す!
コ・レ・は・ヤ・バ・い!
キャラ、シナリオ、世界観、完成度すべて素晴らしい出来です!
ラノベのテイスト失わず、ギャグとシリアスパート最後まで続くのが最大の魅力ですね。
主要キャラは4人だけど、それに絡むモブキャラがしっかり脇を固めているので全体的に読んでいて飽きがきません。
あぁ、オイラもリューズに罵られてぇなぁ~(笑)
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これは面白かった!
率直な感想としては、完成度がめちゃめちゃ高い。
キャラクター、ストーリー、展開、会話…
どれをとっても一級品。
しかもこのまとまりを、二人の作者による合作で作ってるっていうんだからすごいよね。
特にいいなと思ったのが、わかりやすい伏線とその回収。
ナオトがとある才能を見せ、その直後に別の場所でマリーがその才能があれば事態を打開できるのに…と歯がゆく思う。
見え見えの伏線とも呼べないような予告だけど、だからこそいつ回収されるのかなとワクワクしながら読める。
しかも書き方が上手いからあざとさは全くないのね。
伏線回収と言えば後になってから「あれはこういう意味だったのか!」というのが大体だけど、こういう安心して読める伏線もイイよね。
キャラクターではマリーがお気に入り。
この手のしっかりとした実力に裏付けされた自信とプライドをもったキャラって大好きです。
そしてそんなマリーがもうどうしようもない…と絶望に陥ったところに現れる、主人公のナオト。
ビバ王道。
とにかく安心して楽しめる作品。
時計仕掛けの世界という奇抜な舞台設定もさることながら、この安定感がこの作品の最大の売りだと思う。
自信をもってお勧めできる1冊です。
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ノリと勢いだけで話を転がしていくタイプの作家であるようだが、設定までただのノリである
まずあらすじにもある要素。「歯車だけで構成された世界」ということだが、これがホントにただの『そういう設定』なのだ
地球からありとあらゆるエネルギーが急速に失われ、それを歯車で代替した……と、聞こえはいい。いかにもSFで好まれそうな設定だ
しかし、それは設定上だけであり、実際に歯車で構成されているような気にさせてくれる文は一つもない
地面から何から何まで歯車で構成しているという触れ込みなのに、ヘリを壊されれば爆発するし(歯車であるはずなのに)、路上で寝っ転がったら髪が歯車に巻き込まれるだとか、そういった細部に気を配った一文がまるで無いのだ
ただ単に、作者の都合がいい時だけ、「歯車だから」が使われるだけ。あとは本当に何も現実世界と変わらないばかりか、百年単位で時間が経っているはずなのに現代日本とあまり変わらない光景が描かれている
創造力の欠片もない風景描写に、SFを好む人間からすればげんなりすることうけあいだ
作品の根幹とも言うべき部分がないがしろにされ、寒いノリとかけ合い劇が延々と続く
それだけなら凡百のつまらないラノベだったのだが、壮大な(だけの)設定により、頭が悪い人間が知ったかぶりをする姿をずっと見せつけられているような気分にさせられる
これはつまらないどころか「不快」なラノベである
頭を空っぽにして読む本、ではなく、頭が空っぽな人間だけが楽しめる本とも言うべき一冊だった
さっさと消えて欲しい
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地球が死に、それを補うために星のシステム全てを時計仕掛けに置き換えた世界でのファンタジSF
中々ぶっ飛んだ設定で、うまく料理すれば、本格SFにもできそうな題材。ラノベとしてかいてしまうには勿体無いくらい。シリーズとして書くからには、世界設定を小出しにしてそれに絡めてストーリーを進めてくんだろうけど、圧倒的な世界観で押しつぶされるような感じのSFで読んで見たいという気持ちもあります。
この設定以外は綺麗に纏まったラノベ。中盤から主人公の才能が生かされる場面が続き、読んでて痛快でした。
主人公のビジュアルが可愛らしすぎで男に見えないのが玉に瑕ですが、まあよしでしょう。
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史上最強に面白かった。歯車で維持されている惑星という設定、毒舌な美少女自動機械、テンポの良い会話、夢と希望を忘れない子供、悪と正義と絶体絶命のピンチとボーイミーツガール。これでつまらない訳がない。最後まで一気読みだった。キャラ萌えでもなく設定厨でもなく、そこにあるのはただ純粋な、この物語は面白いという感情。榎宮 祐が考える異能な天才と暇奈椿の考える憧れの天才、と二人の異なる作家のもつ味がうまくブレンドされ、決して単独作家では味わえない妙になっている。作者も楽しんで書いたことが分かる。もっと読まれるべき。完成度の高い作品。最高!
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とにかく面白かった
歯車で世界をまるごと再現したという設定だからこその戦う舞台のスケール感の大きさからくるワクワク感も素晴らしい
キャラの配置も良い塩梅で、最後の二人の天才が奏でるハーモニーは圧倒的心地良さ
あととにかくマリーちゃん可愛いです
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想像以上の面白さがあった。ナオトの過去や能力を持った経緯などが今後語られるのだと思うと、期待せざるを得ない。キャラも強すぎず弱すぎず、心地いい。ヒロイン・マリーはいい感じに「天才」ってキャラを演じていた。今後、彼女が壁に直面するかと思うとゾクゾクする。
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【図書館本】面白かった。脳内ボイスで本物の声優さんが出てきたのは初めてかも。ナオト→福山潤さんだった、完全に。黒執事(3期)デュラ(2期)HoLic戻を観た(読んだ)直後だったのも影響あるんだろうけど。
イラストで興味を持ったけど、読んでいく程にイメージが違う。イラストは入口に過ぎなかった……。
突拍子もない世界だけど、分かりやすく、コミカルで、楽しかった。リューズの毒舌も心地よかった(Mじゃないよ!)。
ただ、導入部である秋葉原の話が完全放置なのは気に入らない。気になる。
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えっと、ノゲノラの人。ノゲノラも止まってるような気がするけど、こっちはもっと止まってる。でもツイッター見る限り病が再発した様子はない。コミカライズだけがどんどん発行される。そしてアニメ化。なんだこれ。登場人物だけを見ればよくあるような設定だが、その舞台装置、そう文字通り装置がすごい。1000年前に滅びるはずだった地球が月の斥力を利用したゼンマイ仕掛けという人外とも言える所業で延命しているのを二人の才能で救うという爽快なストーリー。挿絵に文句は無いが、リューズはアニメ版の方がクールだった。こちらは少し幼い。
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時計、歯車。その二つがこの物語を構成している。キャラ設定、ストーリー、すべてがこの二つになぞらえるようなものになっており、純度の高い世界観と濃厚なストーリーを楽しむことができた。若干気になるところもあったが心地好い勢いと展開で見事にカバーされているのではないだろうか。
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落ちてきたロボ娘を修理して世界を救うバトルに巻き込まれる話
『ノーゲームノーライフ』の作者との共著だけあって
少年少女の活躍する娯楽作品として文句なく高品質
少年向けバトルものライトノベルにおいて
『ソードアートオンライン』『アクセルワールド』の作者以来の実力者と相応しい
ロボ娘ヒロインでも『ビートレス』が売れないでこれが売れるのは良くわかる
毒舌回路でノイズキャンセラーや電波塔があるのに歯車世界の舞台設定も
大仕掛けで面白い
主人公たちのキャラクタにもうひとつ感情移入しがたいところが難かもしれないが
それは作品作者の個性か