紙の本
切ない。
2017/11/27 20:14
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幸せそうな二人の生活から話が始まり。
初めは、事故をきっかけに、大成が記憶を失ったパターンなのかなと思いましたが…少しの違和感を抱えつつ、ようやく、「大成」が何者なのかが判明します。
ちょっとファンタジーなところもあるお話に、小椋ムクさんのイラストがピッタリでした。
紙の本
もやっとしたまま終了…
2016/07/31 20:02
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大成が不憫でもやっとしました。
この結末がベストで、こうなるしかないだろうと理屈ではわかるんだけど、どこか納得いかない気持ちが残ってしまった。
事故後の受けを取り巻く謎と、その真相が明らかになる過程は、ミステリアスで良かったです。
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絶対せつない!って思って購入したんだけどなぁ。 切なさに関してはちょっと肩透かしをくらった感じだけれど、かなりミステリチックになってるので、 一気に読みました。 まぁなんて気長な攻めなんでしょうね。 でも元彼である大成のあの事故の原因っていうのはちょっと悲しかったですよね。ウルっときちゃいました。
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冒頭がすごくわかりにくくて、入り込めなかった。
そのわかりにくさは、主人公が置かれた状況が後から謎解きされるにつれて仕方のないものであると理解できるんだけど、そこに辿り着くまでが結構「??」という感じで、読みにくかったかな……。
そして、設定としては切ないけし、好みだけど、何となく腑に落ちないというか、感動するところまで行かなかった。
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表紙買い。まあまあかな。。。ちょっと設定が無理矢理っぽいね。まぁ、面白く無くは無い。巻末の短編が良かった。わずか数ページだけど攻めの心情がこちらの心に染みる。
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好きなネタだったし、キャラも攻受ともに魅力的で好み。だからこそ、辛口の評価になってしまったんですけどね…
成瀬センセは、いつも目のつけどころが上手い、わりとファンタジーよりの設定が多い作家さんです。
なので、今回もいっそ最後までブラックなファンタジーのまま押し通してくれても良かった気がします。
こういうストーリーは、さじ加減がすごく難しいかもしれないけれど、別作家さんの同系の話では上手い具合に読者を納得させているケースもあったりするので…
後半でふと我に返ってしまいました。
前半は大成と天木のたまらなく甘い場面があって、その後事故をはさんで、どうなるんだろうとドキドキさせるようなミステリアスな仕掛けがあります。
そこから勘がよければ早期に真相がわかってしまいます。
さらに、その後の始末のつけ方がちょっと疑問でした。
天木の大成への罪悪感はもちろん必要だけど、そこばかりだとどうも居心地が悪くなってどっぷり切なさに浸りきれなくなってしまったんです。
3年もの月日を、彼らは一体どんな風に過ごしていたのか?
説明不足です。
さらっと流されているけど、長すぎる月日だけに気になります。
すべてが明らかになった後の、二人にもっと重点を置いてほしかったです。
特に攻の気持ちですね。すごく好みのキャラだったんですが、すべてがわかって天木からあんなに拒絶されたのに何年間もふつうに会い続けていたの?とか、ちょっと彼の行動一つ一つを理解できずに苦しみました。
指輪を探すベタなシーンも悪くないのに、なぜか引いてしまった。
などと、ツッコミどころが多かったんです。うっとりしているひまがなかった。
都合主義な無理矢理設定が、見えすぎていた気がします。もう少しうまく読み手を騙して欲しかったかな。
前半がものすごくよかっただけに、後半の展開があともうひとつに思えてしまったんです。途中で醒めてしまった自分が残念。
小椋ムクセンセのイラストがよかった。いつもすてきな絵師さんが挿絵を描かれています。
表紙のあの手は、大成ですよね、きっと。
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面白くなかったわけじゃないんだけど、イマイチ胸にせまるものがなかったかなあ。
切ない設定なんだけど、もひとつ、受けの心情も、攻めの心情も伝わらず、もったいないっ感じ。
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これは…ジャンル”高遠琉加”でwww
せつねーよ………(;w;)
結構冒頭からからくり(?)はわかった気がしたけど、それより一段深かった…それが面白いってことなんだけど、とにかく切ない。
あーあとネタバレだけど、一穂先生のアイズオンリーと……
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あらすじ読んで何となく予想していたので、ど・・どどどどうなってるのーーー!ってそわそわしてたんだけど、ちょっと自分の予想とは斜め上方向に行って「おぉ・・・・・。」となりました(笑)
切ない話に変わりはないんですが、これまた攻が一途・・・というかなんというか。
ラストに救いがありますので、ハッピーエンドではあります。
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よそよそしくなっていた恋人と久々の逢瀬。
しかし二人の乗る車は事故を起こし、主人公が病院で目覚めると違和感につつまれていた。
目の前にいるのは確かに恋人なのに。
淡々とつづられる物語で、かつ途中からストーリーは察しがつくんですね。
ただ、それをどうやってエンドマークまでもっていくんだろう、
二人はどうなっていくんだろうってハラハラしながら読んでました。
というか、そこにいない人の目線になって、登場人物を見守っている感じですね。
こうなったか、とおもう結末でした。
残念だなぁとおもったのは直近で同じネタを扱った作品があること。
BLファンにしたらこちらが後発になるので、ちょっと不利なのかもしれないなぁ。
ですが、しっかりとボリュームをつかって読ませてくれる作品だったと思います。
エロ度は低め。
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とにかくもやもやしました。
“違和感”の正体はいったい何なのか?
タイトルも不穏さを醸し出してるので、まさに作中の受と同じ感情で、不可解な違和感にもやもやしながら、先を知りたくて読み続けました。
読みながらあぁじゃないか、もしかしたらこうじゃないかと考え、でもそれだとこの説明がつかないな…とか延々推理めいたことを考えながら読んでいましたが、それは予想を超えるものでした。
登場人物全員の気持ちが切なくて苦しくて悲しくて、号泣というより涙がツーっと流れるような、胸がギュッとなるような切なさがありました。