紙の本
これまでの伏線が結実したストーリー
2010/09/11 19:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
マコトにとって青春ポイントの大量獲得を目指す文化祭が始まる。前野さんを手伝い、リュウシさんと校内を巡り、噂で聞いていた人を目撃し、という感じで過ごしている間に、こっそりと文化祭を訪れていたエリオは、過去の自分が残したものを感じたり、嬉しい想いをして、青春女への道を歩んでいた。
そして、とある人物が準備したメインイベント、エリオのための文化祭が始まる。
前巻以前の登場したキャラが再登場したり、MW文庫作品とのコラボがこっそり行われているようだったり、連続刊行中ゆえのテンションの継続が見られる気がする。
ここで最終巻と言われても不思議ではない様な、これまでの伏線が結実したストーリーになっている。でも、そうやってエリオに注目が集まった分だけ、マコト周辺のドタバタはいつもよりおとなしい。
紙の本
青春女を目指すエリオ
2018/12/04 22:35
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投稿者:necot - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリオが可愛らしい。今回は文化祭なのです。そして、四巻のそれぞれの過去編に登場した人物が、ラストに集まるのには笑わせていただいた。吉野とかジェフだって挿絵出るまで気付かなかったもんなぁ。あとエリオットさんはカッコイイんだけどダメ過ぎるんじゃあるまいか。
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スマキンかわいいよスマキン。
短編やら他の本の人物やら、今まで関係を匂わせてた人達総出演なわりにじゃうまくまとまってたのが不思議だ。でも女々さんはもっとデレるかと思ったんだが、まぁいいや。
まだ続く。
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個人的に爽やかな読了感が残った。最終巻と言われても不思議じゃないくらい。まぁまだまだ青春ポイントは稼ぐんでしょうけど。いろんな人が出てきたけど、やっぱりエリオとリュウシさんの絡みが好きだな。むーいむーい。これを読んでてバカップルの話を買いに走ってしまった自分はきっと作者の思う壺。
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“そして、改まった前川さんの口もとが緩やかに、美しい曲線の伴った微小を形作った。
「今日はこうして付き合ってくれてありがとう、十分満足してる」
ぐわ。面と向かって素直にお礼を言う前川さんにやたら、目が白黒と落ち着かなくなった。どうしたんだ、今日の前川さんは。普段よりずっと青春ポイントの変動を……って、ああそうか。着ぐるみ姿じゃないからだ。いや、女子高生のコスプレが実に似合っていらっしゃる。
周囲の人たちの視線を気にしながら、前川さんと向き合う。各所の肌がこそばゆい。
「いや、俺付き合うっていうかホントなにもしてないけど、いいのかな?」
「それがいいのさ。『なにもしていない転校生』が、ここにいることがね」
それで十分、私は引力に満足しているよ。前川さんは俯きがちに笑いながら、そう言った。
引力文化祭は始まったばかりなのに、そんなあっさりと。
だけど時を経たからって熟すわけでもないだろうしな、引力。”
これはやばい。めっちゃ良かった。
ちょこちょこ細々と出ていた伏線らしき描写が一気に解消される。
大勢を動かすのが得意なのかな?
四章の終わりと五章の始めが好きすぐる。
前川さんかわいーよー。
そして、せーしゅん女への第一歩、大きな一歩。
“……だから。
一瞬の幸福に酔いしれるように、気の緩んだ俺は。
導かれるように訪れた体育館で待ち受けるものに、なんの心構えも出来ていなかった。
オッサンに引き続き、再び俺の心の剥き出しな箇所が猫だましを喰らう。
毒の沼を越えて辿り着いた体育館前には、希望とも絶望とも判別のつかない原石の出会いが転がっていたのだから。俺はそれに気づかないまま、『そいつら』と鉢合わせる。
それぞれの顔が、各自の驚嘆に準じた蒼白を迎える。
「げ」
「うひ」
「わ!」
「おやぁ」
「ん、ん?どうした若者たち」
「あー!」
「なぬー!」
「もふ?」
『八者八様』の反応が花火のように咲き誇り。
そしてようやく、『今日』を強く照らす日が昇り始める。”
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色々と物語が展開し始めた第6巻?短編で出てきた面々や出てきた・・・のはいいけど、短編のことほとんど覚えてない・・・「星中可愛い」ということは覚えてるんだけどね。
・・・ってことで過去に自分が書いたレビューを見返してみる。
http://booklog.jp/users/310u3098/archives/4048683950
短編集でエリオは「だけど今の私と向き合ってくれるから、イトコは良い。 なんか、すごく良い。」って言ってたのか。今回は他の人にも「今の私と向き合う」っていうのを求めた、ってことかな。エリオは電波女からせーしゅんおんなに着実に近づいてる。それに伴って真の争奪戦も激化するのか?エリオ、リューシさん、前川さん、星中、星宮(?)、・・・そして女々さんw今回は女々さんの真面目な思いが吐露さるてる部分もあったし、本当にいっそのこと女々さんルートでいいんじゃないですかね?
今回はパロネタ少なかった気がするけど、ダイヤの9という「ダイの大冒険」ネタが出ていたのはニヤリとした。前巻のFF5ネタ同様、今の若い人には分からないんじゃないかと思ったりするけど。
多摩湖さんと黄鶏くんは「多摩湖さんと黄鶏くん」を読んでないと完全にただの変な人だなwいや、変な人だけどww
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ついにアニメ化☆
最近のラノベのアニメ化は早いなと思いつつ、この作品なら問題ないという気持ちもいっぱいです♪
まさかの「多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん」が参加!
ますます気になる入間ワールド第6巻です!1
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2011 4/16読了。くまざわ書店で購入。
文化祭、エリオが色々と成長する回。
リュウシさんに「友達」って言ってもらえて「せーしゅん女に一歩近づいた」ともふもふ踊るエリオがとても可愛い。
エリオットが帰ってきても拗ねている女々さんもかわい・・・が、騙されてはいけない・・・。
前川さん、リュウシさんそれぞれともイベントがあって(リュウシさんのはえろすぎだろ!)良かった・・・のだけど、ラストのライブにて、各キャラそれぞれが昔の因縁のある相手と遭遇する展開は、とても良かったのにそこから先のエピソードがなかったのがちょっと残念、かも。
いや、そこから先なんてない、ってことなのか。
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いままでの話がこの一冊のためにあったといっても大げさじゃない一冊かな。集結による盛り上がりは異常で実験的なこともしつつまとまってるという印象。
史上最大の青春ポイントが今動く。
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頑張った、頑張ったねエリオ…!エリオが着実に前へ歩んでいるのが嬉しくて仕方ないです。真くんが保護者の心境になってしまうのもわかるなあ…。ここから周りがどうなっていくかはわからないけれど、エリオに味方してくれる人たちがちゃんといるのだからそれを忘れないでほしいな。それから相変わらず前川さんが可愛いです。彼女にも良かったねと言ってあげたい…!
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文化祭でのエピソード
エリオの父親が出てきたり、青春ポイントが0になったりたった一日の出来事なのに色々と話が進んだような気がする。
久々のシリアス女々さんが新鮮だった。
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出来すぎ感満載の文化祭。まあそれも狙ってやったお話なんだけれど。
濃い長い話っていうのは、1巻から通して、素直にスゴい。
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文化祭各キャラ合流とか、もっと上手くできたろう!
ラストの女々さんと親父さんのやりとりがプラス。
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文化祭だっていつもの調子さ。ほんと、いい。人間先生の筆致がすてき。実は僕のトークスキルは人間先生の9割いただいております。うん、日本語おかしいぞ。英語はしゃべれませんけどね。エリオットだって!?いやあ、前川さんでしょ。ほんと。てか、「人間先生」って何も知らない人なら「?」ってなるわw
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小さくて強力な引力の話
いや~綺麗ですね
最初は、全然関係ない人とペアになっとるやん!
と思っていたのですが、(特にマコト)
そこは入間さんの凄さですね
綺麗にまとまってます
今までで最大の青春ポイント変動にも注目!
(青春ポイントの換算してるページ毎回面白い)
今さら気づいたんだが、俺は前川さん派らしい