0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の周りの国は、常識が通用しない国が多すぎる。国際的な法律も一切関係なしだし、領土も早く解決してほしい。
投稿元:
レビューを見る
論の中心は領土問題をめぐる最近の動き、及び二国間における政治的・文化的考えに関して述べられている。尖閣の歴史的経緯について深く触れられていないが、日中双方の学者の対談というのは非常に勉強になる。領土問題に関しては、ナショナリズムによって過激な発言をしがちになるが、双方とも現実的な解決策を探っているように思われ、非常に有意義な本である。新書で値段を考えても、誰もが読むべき本であろう。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
尖閣諸島領有をめぐって、激しく対立する日本と中国。
この問題には、米国や台湾の動向、日中間の歴史的経緯、海洋資源とシーレーン確保、経済や文化など、さまざまな要因が複雑に絡んでいる。
中国は超格差社会となり、習近平体制の中国共産党はその正統性の問題に直面している。
日本は長らく経済が低滞し、政治的にも揺れ動いている。
果たして、両国の領土問題を解決する糸口はあるのか。
日本と中国の専門家が、日中領土問題の真因と展望について、総合的に議論する。
[ 目次 ]
第1部 国際情勢からみた尖閣諸島問題(尖閣諸島領有問題の背景;国有化をめぐって;漁船衝突事件;海洋資源の問題;覇権主義;棚上げ問題;台湾について;国際社会への発信 ほか)
第2部 国内情勢からみた尖閣諸島問題(デモの光景;反日デモの歴史;孫文について;権力システムとしての中華思想;拡大する中国の課題;領土問題に対する日本の姿勢 ほか)
第3部 グローバル経済と日中の課題(日本企業と中国市場;政治的思惑と日本企業;経済とイデオロギー;超格差社会;難しい貧富の差の是正;貧富の差と国民性 ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]