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金子氏はTVで観ているだけだが、彼の思考は非常に楽しく好きであったため、亡くなったことはショックだった。
その奥さんが書いたのが本著である。
タイトルを見ると「プレゼン」にも思えるが、内容は「引き継ぎ」「死生観」。
死を人生の通過点として捉える死生観、引き継ぎは以降も関係が続くものと書かれていたことが印象的であった。
また、引き継ぎは自己満足ではなく、相手の立場にたって行う重要さを学べた。今春の異動により引き継ぎを経験したが、改善すべき点が多々あるので、本著で学んだことを役立てたい。
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金子哲雄さんの「僕の死に方」をもう一度読み返したくなった。ただ、この夫婦の絆の強さには圧倒されまくりで、付いていけない部分も多々あった。また口調が柔らかな割に自分の気に入らない考え方や風潮に攻撃的で、読むのがつらくなった(特に後半)。
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生きてることの延長線上に死がある。
今を大切に、家族を大切に、出会いを大切にしたいと改めて考えさせられた1冊。
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41歳の若さで亡くなった金子哲雄さんの奥様の著書
生きることと死ぬ事は同じ
引き継ぎ
死後も身近にいて いつでも交信しあえる
おひとり様なので死後の始末の為にも「エンディングノート」をそろそろ視野に入れた方がいいのかな なんて思ったりしてたけど・・・引き継ぎさえしっかりしていればエンディングノートはかえって不要とは
引き継ぐ人がいないんですけど^_^;
人はいつ死ぬか分からないしね
病気であと余命何日 なんて言ってる人より元気な人が事故で突然・・・なんて事もある訳だし
「僕の死に方」と対で読んだ方がいいのかな
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【死の悲しみを和らげる方法論を教えます!】
41歳という若さで亡くなった、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が生前から行っていた奥さんとの「死の引き継ぎ」。この引き継ぎこそが、大切な人の死の悲しみを和らげる唯一の方法なのである。
引き継ぎを行うことは決して難しいことではない。
・日常的な報・連・相の実施
・どんなことでも感謝の気持ちを伝える
・横にいて、同じものを見つめ、相手を理解しようとする
これらを常に実行することで、相手が何を考えているのか、相手の反応がどのようなものかが理解できるようになる。
この関係を継続させていくことで、
死後、相手が常に側にいる感覚が生まれてくる。
どんな時でも、
「あの人だったらこうしているな」
「あの人だったらこう言うだろうな」
という感覚が働き、死者を身近に感じられるのである。
一見スピリチュアル的な内容にも見えるが、
スピリチュアル嫌いの私自身も、この方法論には納得する。
死を無理に受け入れるのではなく、
死者と新しい関係を構築することで、必要以上に悲しみ過ぎないようになれる。そうすることで、前を向いて生きられるのである。
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40代で夫に先立たれてしまった著者の悲しみがヒシヒシと伝わってきたが、それ以上に芯が強くて素敵な女性だなと思った。
彼女の夫が病魔に蝕まれる前までは毎日とても楽しい生活を送っていたんだろうと思う。
夫にしろ妻にしろ若くして先だたれてしまうと本当に切ないですね。
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お客さんがこの方のセミナーを開いたというご縁で出会った本。
死をどのようにとらえるか。
パートナーとはどんな関係でありたいか。
そんなことを考えさせられました。
手を差し出すだけの人が多いけれど、手を差し出されたものをつなぎ合うこと、相手の気持ちを理解することが大切だという言葉を読んで
貴方の気持ちを分かってあげたいと言って断られたあの時の私は、その人についていかなくてよかったんだ、と腑に落ちました。
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不思議な気持ちになった。
死に行く人との感覚を感情をこめて、でも客観的に綴った本。こんな本ってあったんですね。
全部は理解しきれません。やはり夫の死を経験しないとわからないのかもしれない。
金子さんの感覚、わかるところもあるし、難しいなと思うところもある。
こんなにポジティブに死を考えられるお二人はすごいと思います。スピリチュアルペインも伝えながら、死をポジティブに考える。
いくつかピンときた言葉。
・死は「終わり」ではない。死は生も含めた大きな流れの中のひとつの通過点であり、死ぬことと生きる事は同じ。
・「引き継ぎ」:生前からの関係が死後も続く。自分の目の前にきた人と心を開いた関係を築こうとする事。亡くなった人が、一体何を見て、何を思っていたのか。自分の立ち位置を変えて、その人の視点を獲得できた時、たとえ相手が亡くなっていても、新しく引き継ぎをする関係を結ぶ事ができる可能性を感じます。
・死という点、一時にだけ意味を持たせすぎるのはおかしい。
・医療については引き継ぎというよりも、今すぐにでも家族で話し合っておくべき。(延命治療、死にたい場所、献体など)
・死は恐ろしいことばかりではない。
一番ありがとうございますって思った事。
・医療現場がとかく責められやすい環境にある事を、私は今、残念に思います。確定診断後、その際の医師とのやりとりについていかりを覚えた事はありますが、その後、こうした医療者との交流を通して、「医師が悪いわけではない」ということを理解するようになった。
・闘病を通じて私たちが見た素の医療者は、心も感情もある一人の人間であり、1つ1つのケースに傷ついたり悩んだりしていました。しかし、専門家であるがゆえに、自分たちよりも辛い状況に置かれている患者や家族のために、自分の感情はさておき、プロフェッショナルとして対応しているのです。
この本、勉強になったし、癒されました!!
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故・金子哲雄氏の未亡人の金子稚子氏による、亡き夫の死のプロデュースと、死を受け止める側について綴った一冊。
金子哲雄の死のプロデュースも見事だけど、それも支える彼女あってのこと。
そして、死を悲しみつつも「悲しみすぎずに」受け止める彼女の姿勢に心打たれた。
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葬儀 プロデュース
マスコミネタ不足だから「メロンパンを棺へ」
葬儀時の食事を考える
NHKスペシャルのドキュメンタリ 余計な治療不要、本人の意思→弟「何で何もしないんだ!」
別れた妻に会いたい→「苦しめられてきた。臨終の一時に謝罪すれば良いと考えるのは虫が良すぎる」
死と生の境は線一本
生活とストレス ライフイベント
1968年米穀精神科医Holmes and Rahe stress scale 藤元メディカルシステムHPで紹介
配偶者死別100 、結婚50・・・クリスマス12
医療業界について
忘れ去られる事が怖い